白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

マネジメントは人がやるものです・・(中小企業のマネジメント改革)

2018-10-22 09:00:36 | 組織マネジメント改革の実践


人が動かない、組織が働かない、目標が達成できない・・

効果的な組織運営を行い、より精度をあげて目標達成に取り組まなければならない。
高度で洗練された管理手法を導入し、より精緻に管理する必要がある。

それでもなかなか人は動かない、組織が働かない、目標が達成できない・・

鳴り物入りで導入された管理手法が機能不全に陥っている。

そんななか、またぞろ出てくる、お決まりの精神論。

やればできる! 集中せよ! 気合を入れろ! 
ますます現場は戸惑うばかり、ますます現場はしらけてしまう。

目標を達成するためには、管理をする必要がある。
管理なしで組織運営をすすめるのは危険であり、成功はおぼつかない。

しかし、管理を行いさえすれば目標が達成できるかというと、どうも不十分な気がする。
管理は目標を達成するための必要条件であるけれど、十分条件ではないのだから。

高度で洗練された理論や手法で目標が達成できるものではない。
過剰な管理や精神論に、現場は益々やる気をなくしてしまう。

管理は人がやるものです。
それも特別の人ではなく、やるのは普通の人です。

手法に管理されるのではなく、人に焦点を当てた管理することが大切です

松蔭 夢や理想は単なる絵空事ではない・・

2018-10-08 09:03:46 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”



吉田松陰(幕末の志士・思想家・学者)の教えです。

夢や理想は単なる空想や絵空事ではない。

確かな設計図とそれに基づく実行が伴ってこその、夢や理想だ。


・・・・・・・・・・・・・

吉田松陰 他の名言を集めてみました。

「賢者は議論よりも、行動を重んじる」

「大器をつくるには、急ぐべからずこと」

「過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ」



クールヘッドにウォームハート、そしてアナタらしさを・・(中小企業の人材育成と活用)

2018-10-06 09:05:24 | 中小企業“人づくり”応援プロジェクト


チームリーダーに指名されました。
やっていけるか心配です。特に気をつける点は何でしょうか。

中堅リーダー研修のヒトコマです。

これまでの実績や経験、確実なスキルが高く評価されて、指名されたことは間違いありません。

まずは、「自分で動く・個人で動く」から、
「人を動かす・チームを動かす」立場になったという、その違いを自覚することが大切です。

そのうえで、一つは、クールヘッド・・!
冷静な頭で、チームとして何に取り組むかを、責任を持ってメンバーに示すことです。

さらに、ウォームハート・・!
熱い心で、その実現にむけて、メンバー一人ひとりをその気にさせることです。

ただし、指示や命令だけではメンバーは動きません。
あなたの想いがいつもメンバーに受け入れられるとは限りません。

そんなときに、「自分ならば・・」「自分でやってしまえ・・」的な志向はしないでください。

リーダーとしてあなたに寄せられている期待は、
一人で黙々とその力を発揮し、ことを成し遂げることではありません。

現場を回り、チームの現状を、クールヘッドで、メンバーと共有してみてください。
精一杯、あなたの考えを、ウォームハートで、メンバーに伝えてください。

リーダーに指名されたからといって、何も心配することはありません。

仕事を通してリーダーシップは磨かれます。

こうすれば絶対にうまくいくという答なんかはありませんが、
その時の基軸になるのが、このクールヘッドとウォームハートです。

そして、あなたらしさを大切にしてください。

みんながあなたに期待しています。

こんな話をさせていただきました


組織・技術革新の進展のなか、足元の組織の中に依然として潜んでいないか・・

2018-10-01 07:51:44 | 組織マネジメント改革の実践


カマスを入れた水槽を透明なガラス板で区切り、カマスのいない方にエサの小魚を入れる。

カマスはエサを取ろうと、小魚に近づくが、ガラス板にはばまれ、食べることが出来ない。
何度か小魚を取ろうと挑戦してみるが、やはりガラス板にはばまれ、取れない。

何度かやるうちに、この小魚は食べられないとあきらめて、やがて取るのをやめてしまう。

その後、ガラス板を取り外しても、このカマスは、もうエサに近づこうとしない。
このカマスは「この小魚を食べようとしても、どうせ取れはしない・・」無力感を学んでしまった。

この無気力状態を脱却させるには・・

ガラス板の存在を学習していない、別のカマスを水槽に入れればよい・・とう逸話。

ところで、ガラス板の存在を学習してしまったカマスは、当初から無気力であったわけではない。
何度か挑戦しているうちに、ガラス板の存在に気づき、無気力になってしまったのだ。

働き方改革だ、いや遊び方改革も必要だ・・
AIだ、ビッグデータだ、IOTだ・・・

組織改革・技術革新がすざましい勢いで進んでいるなか、
こんなアナログチックな話は間尺にあわないかもしれないが、

がんじがらめの規則や制度、トップや管理者の言動や姿勢・・・

現場の意見が上がってこない、言わないと動かない・・と長く前に、

このガラス板に相当するものが足元の組織のなかに、依然として潜んでいないか・・
点検してみる必要がありそうです。