大事の義は人に談合せず、一心に究めるがよし・・
伊達政宗(陸奥仙台藩初代藩主)の教えです。
困難なこと、難しいこと、どうしてよいかわからない時、
一人で悩んでいるよりも、人に相談した方がよい知恵が出るもの。
しかし相談することによって、
ますます迷ってしまい結論がぶれ、なかなか決断できな場合もある。
時には、誤った結論を出してしまうこともある。
このような後悔をしたくなかったら、
自分の人生を懸けるような大事なことは、独断したほうがよい・・と教えてくれます。
「独眼竜」政宗の面目躍如ですね。
自分で結論を出したことならば、
たとえ失敗したとしても、納得がいくはずだ・・ということでしょうか。
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伊達政宗:名言
「仁に過ぎれば弱くなる。義に過ぎれば固くなる。
礼に過ぎれば諂い(へつらい)となる。智に過ぎれば嘘をつく。信に過ぎれば損をする」
「物事、小事より大事は発するものなり、油断すべからず」
「勇をたのみにがむしゃらに相手を選ばす戦っている。これは弱冠の者の行為である。
強い相手を避け、弱い者を選んで戦い、進退のツボを心得る。これは壮年にならなければ出来ぬことだ」