会議やミーティング、研修などの際にパソコンやスマホを持ちこむ人が多い。
分厚い資料などを持ち込まなくて済むため、情報の収集に便利なことは確かです。
他責と自責の違いとそれへの対応は・・
マネジャーとリーダーの行動の本質な違いは・・
クローズドループマーケティングの実施に当たっては・・
プロジェクト・マネジメントの人的な側面での考慮事項は・・
私は会議や研修の場面で、その場面のテーマに応じてメンバーに問いかけをします。
そんなとき、彼らの様子を見ていると、
すぐさまキーボードを叩いて、検索情報で、その情報に接し、その意味を知ってしまう。
だがそれらが彼らの記憶に残るかというと、多くはその場でケロリと忘れてしまう。
検索すれは何時でも知ることができる事柄を、
いちいち覚えておくことは、それほど必要ではないかもしれないが、
しかし私たちにとって“知る”ことは、単にそれを記憶しておくことだけではない。
“知る”ということは、他の知識といろいろ組み合わせ、
新しい価値や行動基準を生み出したり、現実に行動したりすることにある。
検索情報に接し、あ!ここに書かれていると情報収集することとは、根本的に違う。
いつでも検索すれば情報が得られるという便利さはあるが、
そこから得た情報をもとに、自ら考え、どのように活かしていくかに繋がらなければならない。
なんでもかんでも検索するメンバーに、少々心配している昨今です。