白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

ケネディ 成功には1000人の父親がいるが、失敗すると・・

2019-10-26 16:51:10 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”


ジョン・F・ケネディ(米国35代大統領)の教えです。

成功すると、その分け前にあずかろうと多くの人が集まってくる。

こうした、ああした、手伝った、アイデア出した、意見した・・
誰がその本当の生みの親か分からなくなってしまう。

ところが失敗すると、責任のなすり合いばかりで、誰もその責任をとろうとしない。
誰かを悪者にして、その場を収めることすらある。

これは人間の悲しい性である。

これでは新しいものは生まれないし、なんの解決にもならない。

少なくとも失敗したときは、一人にしない。
これがリーダーの責任である。

・・・・・・・・・

ジョン・F・ケネディ 他の名言を集めてみました。

「私たちは、今までになかったものを、夢見ることができる人々を必要としている」

「我々の問題は人間によって作られたものだ。それゆえ、人間によって解決できる」

「国があなたのために何ができるかではなく、
 あなたが国のために何ができるか、問いかけてください」




一人ひとりの「取り柄」を探せ、活かせ・・(中小企業の人材育成と活用)

2019-10-16 09:57:29 | 中小企業“人づくり”応援プロジェクト


将棋で一番大切なことは「死に駒」をつくらないことである。

将棋の駒はそれぞれ働きが違う。

不思議なことに、それぞれの駒がその能力を十分に発揮できているときには、
駒の間で自然にチームワークが生まれて、非常に強い力がうまれる。

しかしその中に一つでも動きのにぶい、死んだ駒ができると、
その駒は自分の動きがにぶいだけでなく、周囲の駒の働きをとめてしまう。

それで専門の棋士は、試合中に一つでも「死に駒」ができると、
非常にそれに心をいため、一時も早くそれを戦線に復帰させようと努力する。

第14世名人、木村義男氏の言葉である。

それぞれのメンバーの能力が十分に活かされているときには、
メンバー同士の間に自然にチームワークが生まれて、一人ひとりのメンバーの合計以上の力が職場に生まれる。

一人ひとりのメンバーの能力を100%活かすには、まずメンバーの能力をつかまなければならない。

「取り得」三つさがせ。

5人のメンバーを持っていれば、活用できる15の能力を持っていることになる。
その15の能力をどう活かすか、それがマネジャーの勝負どころである。

職場を活性化するには、働きの悪いメンバーの仕事をじっくり観察し、その問題点をとらえ、個別にコーチすることが必要である。

ただ大声でメンバーを叱咤激励するといった大雑把なやり方は通用しない。



時にはメンバーに思いっきり話をさせる・・(中小企業のマネジメント改革)

2019-10-06 09:19:11 | 組織マネジメント改革の実践


社員をヤル気にさせる方法をアドバイスください・・
今度、名古屋に出向きますから、一杯やりながら、教えてください・・

半年に一度くらいの割合で、ある経営者から連絡があります。

「いや~久しぶりですね」「元気そうですね」
一通りの挨拶が終わると、さっそく本題に入ります。

「ウチの社員、実は、こうなんですよ」
「今度、こんなルールを作りまして」
「いやー、こんなこともありましてね、それがなかなか大変なんですよ」

それにしても、よくしゃべり、よく食べ、よく飲む・・圧倒されます。

その間、私は、ジィーと、聴いているだけでした。

「本当に、ありがとうございます」
「何が先が見えてきた感じがします」

「そうですね、いっぺん、この方向でやってみます」
「こうやって話をしていると、何か、ヤル気になってきますね」

しゃべるだけしゃべって、飲むだけ飲んで、一人で元気になって、ヤル気になって・・

そーなんです、社長。

相手の話を途中でさえぎらす、黙って聞いたやることが、
社員をヤル気にさせる一番の方法なんですよ。

時には社員に思いっきり、話をさせる機会をつくってやることです。

分かってくれたのか少々心配ですが、とても元気に帰っていかれました。