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人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

役割意識が問題解決には欠かせない・・(中小企業の人材育成と活用)

2017-02-24 09:23:36 | 中小企業“人づくり”応援プロジェクト



職場の問題解決を進めるためには、
問題解決の手順やスキルに磨きをかけることは欠かせないが、
残念ながら現実には、これだけでは、職場の問題は解決できません。

問題の多くは、「何とかしなければ」「もっと良くしたい」という、
心の底から出てくる問題意識があるからこそ、創り出されてくるものです。

「うまくいっている」「特に問題はない」という人がいますが、
「うちの職場は問題がない」と想うことこそが、そもそも問題なのです。

正確な現状認識に加え、職場の「あるべき姿」を描き、
問題は創り出すものだというくらいの発想が必要となります。

また、「あれが問題、これも問題」と問題をあげつらうだけで、
「出来ない」「難しい」と問題から逃げ、いつまでも解決に取り組まない人もいます。

これなんかは、「何としても解決するぞ」という意思の欠落の典型ですね。

このように考えると職場の問題解決の根底には、
何とかしなければ・・、もっと良くしたい・・といった問題意識と、
何としてやり抜くぞ・・といった意志の力が必要であることが分かります。

これらの問題意識や意志の力はどこから出てくるのでしょうか。

それはやはり・・・

「役割を果たさなければ・・」「迷惑をかけられない・・」といった、
あなたの心の底からの湧き出てくる役割意識があるからこそじゃないんでしょうか。



良い問題解決は、知識やスキル、ステップを身につけただけでは、実現できません。
やはり、みなさんの役割意識に基づいた問題意識と意志力が必要になります。

マネジャー研修「職場の問題解決」導入部分のヒトコマです。




リアルに合わないと関係は深まらない・・(中小企業のマネジメント改革)

2017-02-12 08:42:38 | 組織マネジメント改革の実践


バーチャルネットワークには、良いところと悪いところがあります。

空間を瞬時に超えられるのは非常に効率がよいのですが、
パソコン画面上の会話だけでは、伝わらないこともたくさんあります。

Eメール、SNS、TV/Web会議など、
コミュニケーションツールは便利でコストもかからないものが増えてきましたが
バーチャルネットワークでは、例えば表情や仕草は伝わりません。

人のコミュニケーションは言葉だけで成り立っているわけではありません。
むしろ表情や仕草といった言葉以外の部分にこそ、真の感情、意向が込められていることが多い。

隣に人に座っている人にすらEメールを送るという話も良く聞きますが、

大事な話をしたり、信頼関係を深めたいときには、
バーチャルネットワークではなく実際に顔を合わせて確認しあった方がいい。

相手の表情を確かめながら、腹を割って話すことが重要です。

それが相互の信頼関係につながるのです。

少々時間とコストはかかりますが、リアルに合わないと関係は深くならない。

人のコミュニケーションには、これが重要なファクターになります。