高い成果を上げるためには、
組織メンバーの一人ひとりの強み引き出すことが大切と云われます。
それでは組織の中で、その人なりの強みというものは、
いつ頃から発揮されるものなのでしょうか。
ある種の天才のように、若い時から強みを発揮する人もいるが、
多くの人はいろいろな経験を積み、
試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ自分の強み引き出していくのではないでしょうか。
本当の強みの発揮には、それなりの時間がかかるもの。
そう簡単に出来るものではありません。
ところが多くの組織では、どうしても性急に弱点の克服に走りがちとなる。
メンバー個々人も、弱みを克服しようと懸命に努力をする。
それはそれで大切なことですが、これとても簡単にできるものではない。
メンバー個々人の力を発揮させ、高いパフォーマンスを引き出すためには、
それなりの時間と労力ががかると覚悟しておいたほうがいい。