白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

メンバー個々人の力を発揮させるには、それなりの・・(中小企業の人材育成と活用)

2018-08-29 08:38:51 | 中小企業“人づくり”応援プロジェクト


高い成果を上げるためには、
組織メンバーの一人ひとりの強み引き出すことが大切と云われます。

それでは組織の中で、その人なりの強みというものは、
いつ頃から発揮されるものなのでしょうか。

ある種の天才のように、若い時から強みを発揮する人もいるが、

多くの人はいろいろな経験を積み、
試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ自分の強み引き出していくのではないでしょうか。

本当の強みの発揮には、それなりの時間がかかるもの。
そう簡単に出来るものではありません。

ところが多くの組織では、どうしても性急に弱点の克服に走りがちとなる。
メンバー個々人も、弱みを克服しようと懸命に努力をする。

それはそれで大切なことですが、これとても簡単にできるものではない。

メンバー個々人の力を発揮させ、高いパフォーマンスを引き出すためには、
それなりの時間と労力ががかると覚悟しておいたほうがいい。




社員の健康管理はコストではなく投資・・(中小企業のマネジメント改革)

2018-08-23 08:29:08 | 組織マネジメント改革の実践


社員の健康に配慮した健康管理が広がる中、
社員の健康管理を積極的に後押しする企業が増えている。

社員が病欠休んだり、体調不良で仕事の効率が落ちたりした場合の損失は、
企業にとっては無視できないものだ。

ある大学の研究では、
血圧や血糖値、喫煙や飲酒の習慣といった健康関連リスクが高い層は、
低い層より損失コストが1.4倍増えるという。

米国J&Jは健康経営への投資額1ドルに対して、
生産性向上や医療費削減などへの恩恵が3ドルになるという調査結果も公表している。

科学的な知見が見えてきたこともあって、
社員の心身の健康と生産性の関係が注目されるよになってきた。
(日経新聞18.8.18より抜粋)

人手不足、人材不足が企業成長の足かせとなる中、
成長志向の中小企業こそ、社員の健康づくりは社内からと捉えることが重要だ。




寺山修司 ふりむくな・・後ろには・・

2018-08-15 08:46:44 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”


寺山修司(詩人・劇作家)の教えです。

いくら誇らしいことでも・・
いくら悔しいことでも・・

どんなに楽しいことでも・・
どんなに悲しいことでも・・

過ぎ去ってしまったことは、過去完了形。

そこに夢はない。

それよりは、意識は前に。目線も前に。

過去に想いを残さず、先を見つめて進め。

どんな時でも、いくつになっても、
前をむいての挑戦が、自分らしく活きる源なのだ。

・・・・・・・・・・・・・・

寺山修司 他の名言を集めてみました。

「しあわせとは何だろう。しあわせというのも年老いるのだろうか?」

「お芝居と同じように、人生にも上手な人と下手な人がいるものよ」

「作り直しのきかない過去なんて、どこにもないんだよ」



タイムマネジメントはいくら「知って」いても、実践しなければ・・(中小企業の人材育成と活用)

2018-08-13 10:22:33 | 中小企業“人づくり”応援プロジェクト


多くのビジネススキルでは、「知っている」ことと「知らない」ことの間には大きな差があます。

例えばプレゼンテーションスキルは、特別の場合や仕事を除いて、
通常は毎日、使用するというわけではありません。

プレゼンテーションをすることになったら、
その知識やスキルを想い起こして役立てることができます。

しかし、タイムマネジメントは違います。

考え方やスキルを研修などに参加して身につけたとしても、

日常的に使用せず、
仕事の期限が迫ってきたところであわててそれを思い出して、実践しようとしても、
時すでに遅しで、十分な成果は得られません。

冷静に考えて「もっと早めにやっておくべきだった」と気付いても、
時間が過ぎてしまってはあとでは、すでに遅いのです。

また、張り切ってタイムマネジメントを始めたとしても、
それが一週間しか続かなければ、結局効果は得られず、元通りになってしまいます、

タイムマネジメントで特徴的なことは、
それをいくら知っていても、継続して実践しなければ効果がないということです。




人手不足! 本当のところは人材の不足では・・(中小企業のマネジメント改革)

2018-08-04 08:53:21 | 組織マネジメント改革の実践


ここにきて、人手不足で苦労している企業が多い。
確かに深刻な問題ではある。

しかし、いままでにどのような対策を打ってきただろうか。
例えば、経営が苦しいとき、どのコストから手をつけるか、そこに経営者の思想が端的に表れる。

1年単位でものを考えるならば、穀を植えよ。
10年単位で考えるならば、木を植えよ。
100年単位で考えるならば、人を育てよ。

中国の故事にあります。

企業の1年先を診るには資金繰りを・・
3年先の姿を診るには扱い商品を・・
5年先の姿を診るには人材育成を・・

といわれた時代もある。

現在はもう少しスピード感をもってみていかなければならないが、

たとえ苦しくとも、人材育成費用はカットはしないと宣言している経営者の話を聞きますと、
おそらくこの会社は、優れた経営者の下で優れた人材が育っているに違いないと、私は考えます。

人手不足というけれど、本当は人材不足ではないのだろうか。

人は貴重な資産。人材育成は将来への投資。

過去の歴史を見ても、優れた経営者は、間違っても人を道具として扱ったりはしない。