へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

疲れる疲れた

2017年02月25日 | 日記
元気で動ける母は、思いついた事をあわててやる。

それが、やり直さなければならない二度手間な事だと、

母がやる前にやってしまおう、

母がやる前に片付けておこう、

などと、気が急く。

買い物中、私が財布を出すと、自分も出して、お札を出したり

帰宅して、私が玄関のカギを開けると同時にノブに手をかけてドアを開けたり。

悪気はないし、

思いやりと言えなくもない。

でも、

疲れる。

財布出さなくていいよ、とレジ前で何度も言う。

バッグにしまってもまた出すので、

それじゃあと小銭をもらったり。

母の財布から出した分は後で補充するのですが。


帰宅して私が車から買い物の荷物を下ろして持つと、

そこから自分も持ちたがる。

腕に掛けたいくつかの袋のひとつを、やみくもに引っ張ったりする。

自分ができる事をやろうとしているだけなのですが、

でも、

面倒。




あの人は忙しいのに、大変なのに、疲れたと言うのを聞いた事がない、

などと、美徳として語られますが、

私はどんどん言います。

でも、

これくらいやればいいじゃない、

これくらい大目に見ればいいじゃない、

私もそう思うし、

他の人もそう思うだろう…

という呪縛があるので、

疲れる疲れたは、いつもひとりごと。









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