へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

認知症12年目・10月中〜下旬

2023年06月19日 | 日記
《認知症12年目・87歳》

〈10月中〜下旬〉
精神科への入院日。母は穏やかだったが、座っててと言っても「お母さんのそばにいたい」

兄の車で病院へ。駐車場でコロナの抗原検査を受け、陰性だったので入院可能。鼻での検査が
痛かったようで、係の人に「あなたがやりなさいよ」と言っていた。
院内に移動して、医師の診察や説明。以前からの担当医。入院は3ヶ月の予定。母、医師に
「おじいちゃん」と言ったり、説明を一緒に聞いて「雪かきをすればいいんですね?」

母が内科等の検査を受けている間、病棟での説明。兄は仕事で途中離席。部屋には入れず、別室へ。
廊下から共有スペースを少しのぞいたが、明るくきれいな印象。
主任、療法士、看護師、師長さんのお話、聞き取り。相談員さんの話、契約。母が戻って来て会えたが、
楽しそうにスタッフさんと共用スペースに。他の方の服をほめたり、話しかけたり、昼食にも
楽しそうな様子とのこと。

ショートスティ先から連絡。ケアマネさんから入所検討と聞いたので、申込書を渡したいとのこと。
後日申し込んだ。特養。

翌日、不眠のため薬変更の連絡。

服、顔の手入れをすると落ち着くのでクリームとちょっとした化粧品を届ける。受付に預けるのみ。
面会が自由なら、個室だし細かな手入れもできるのだが。

初のリモート面会。病院の小部屋と病室をつないで。母には看護師さんの付き添い。患者1人につき
週1回。30分間隔だが、前後の準備、消毒などあり、リモートは10分ほど。その時に母の様子、
リハビリ担当からの説明など。
兄、私のことはわからないようだった。すぐに席を立とうとする。元気そうだったのでよしとする。

病院からは様子の知らせや、何かあった時に電話が来る。体調変わりなく、食欲もあるようだ。
昼間はおおむね穏やかだが、じっとしていられない。夕方から夜には不穏になり他の人にきつく
当たったり。

昼間は服に着替えて過ごす。スボンを追加で2、3本必要と連絡があり、汚すのだなと思う。

左足の親指の腫れ、痛み。発熱あり。投薬で様子を見るが、院内の形成外科を受診予定とのこと。

見学したグループホームより、空きができたと連絡。

申請していた身体障害者手帳届く。心臓での申請。


⭐︎入院して、入院と言っても昼間は着替えてそれぞれリハビリや活動をするので、母が退屈せず、
 行動や衛生の見守りをしてもらえることにほっとした。
 3ヶ月は結構長いなと思うが、退院後の事で考える事が多く、ずっともやもやした。
 母が入院し、私1人で帰る時、駅までタクシーに乗ったが(普段は公共交通機関)、
 降りる時運転手さんに「忘れ物ない? よく見た? もう1度確かめて。携帯、財布は?」と
 何度も念を押された。よほどぼーっとしていたのだろう。


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