へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

一周忌

2022年10月23日 | 日記
母の命日、一周忌が過ぎました。

日が経つのは早く、以前の自分も遠くなった気がしますが、

実感がないのは変わらず。

何の気配もない日々なので、せめて命日、一周忌には姿が見える、

夢で言葉が聞ける、何か合図があるのではないかと

期待していましたが一切なく。

そうか、もうきれいさっぱりか、それもいいね、と思いました。

命日の前日から、

お母さんは今頃から具合悪かったのかな、と思い、

当日には、今頃病院から連絡が来たんだな、病院に着いたな、

臨終の時刻を聞いたな、と後追いしました。

翌日には火葬、去年の今頃お母さんの身体がなくなったんだな、と。

秋はまだ半分ですが、母のいない季節をひと通り過ごしました。


一周忌をひとつの区切りにしていたので、

過ぎたら気が抜けるだろうと、夏に旅行の予定を立てました。

数日後に2泊3日、国内で、旅行支援は使えませんでしたが、

ホテルは早割で少し安かったようです。


介護中は、介護が終わったらすぐ旅に出て一日中歩く、と思っていましたが、

現実はコロナ禍でしたし、

数年前から、庭仕事で足腰を痛める事が多くなりました。

今年も庭木の剪定で足を痛め、草取りでヒザを痛め、加齢で体力もなくなり、

うつになって気力もなくなり、ちょっとの外出でも疲れるように。

グルメでもなく、観光地もそれほど興味のない地味旅ですが、

ぽつぽつと歩いたり、ホテルでぐだぐだして非日常やそこの空気を味わいたいです。