へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

家庭内徘徊

2018年03月20日 | 日記
暖かくなってきて、母の始動も早くなりました。

6時に起き出して、うろうろ。

私は起きていますが、先に自分の身支度や仏前の事を済ませてから

母の食事の用意をするので、

母はテーブルにご飯が出されるまで何度も自室と茶の間を行き来して確かめる。

ストーブのタイマーも母が起きる…7時頃に部屋が暖まっているようにセットしてありますが、

その前に起きてしまう。

デイサービスのない日は午前中たっぷりと車であちこち周りながら買い物に。

私としては、これでもか、というくらいなのですが、

母は帰宅しても動きを止めません。

家の中から庭先を行ったり来たり、ぐるぐる回る。

時々冷蔵庫を開ける。

ちょっと静かになったかと思えば、またドタドタうろうろ。



家の中をうろうろするのも徘徊なのだそうですね。

門扉から外に出ないだけ安心ではありますが、うるさい。うるさ過ぎる。

同時期にインフルエンザになって、母はすっかり回復。

私はまだ咳と痰があるというのに。

ものすごく元気。


午後に

「今日は買い物に行かないの?」

「食べる物あるの?」

などと言われることも。




日も長くなり、家庭内徘徊時間も長くなりつつあります。






挑む?! 母

2018年03月16日 | 日記
買い物などで外にいて、母が、自分の周りに気に入らない人がいると、

態度に出るようになりました。

通路にいる人…商品を見ているのですが、ジャマだと思うのでしょう。

手を叩いたり、足音をたてたり、咳払いをしたり。

ああ嫌だなあ、失礼だなあとゆううつになります。


先日、セルフのコーヒー屋で、先に空いている席に母を座らせ、

私は注文に。

順番を待っている間、母を見ると、ちゃんと座っていない。

テーブルに向かわず、隣の席を向いて、足をバタつかせていました。

隣のテーブルは無人で、そのまた隣のテーブルに青年がいて、

音楽を聴いているのか、テーブルでリズムをとっていました。

音はせず、テーブルのふちを指で押す感じでしたが。


母はそれが気に入らなかったのでしょう。

青年の方に前のめりになっていました。

青年も、なんだろう、と言う顔。


なので、あっちに座って、と少し離れた席に移動させました。


誰もが自分の指摘にはっとし、すまながると思っているのでしょう。

いずれ反撃にあわないとも限らないのに。






スカーフを何枚も

2018年03月12日 | 日記
母の着替えを手伝っていたら、

首元がもこもこしていました。

これ取ってもいいね、とスカーフをはずしました。

スカーフといっても、それをぎゅうぎゅうに細く、ヒモ状にして、

固く結んでいました。

それを取ると、その下にまたスカーフ。ヒモ状の。

それも取ると、その下にまたスカーフ。ヒモ状の。


母は首元が開いていると、ものすごく気にするので、

スカーフを巻きたがります。

それはいいのですが、ふわっと巻くのではなく、細くたたんでしぼってヒモにするので、

1つでは足りず、何枚も重ねるのでしょう。


なんとかふわっとさせたいです。

回復が早い母

2018年03月10日 | 日記
元気になった母、買い物もデイサービスも行くようになりました。

以前から、よく近所の人達に

「お母さん、元気だねぇ」

と驚かれ、親戚などに母の体調をきかれて、こうだったけど治った、などと言うと

「お母さん、回復早いよねぇ」

と驚かれていましたが、本当にその通りです。

2人でかかったインフルエンザも、

私は少しずつ熱が下がったのですが、

母は大汗をダーッとかいた後、スッと平熱に。

ちゃんとはかれてなかったのではと、何度も体温計を確かめましたが、

そこからみるみる回復しました。

私の方がまだ本調子ではなく、老いを感じています。


インフルエンザ ②

2018年03月06日 | 日記
幸い熱はその日のうちに37℃台まで下がりました。

翌日、母をなんとかデイに行かせ、身体を休めていると、

午後に電話が。

体調が悪いようです、熱もあるようです、とスタッフさん。

私がインフルエンザなので迎えに行けません、誰かあたってみて都合がついたら

かかりつけの病院に行きますと伝えました。

土曜日の午後だったのですが、かかりつけの病院は急患を受け付けてくれるので。


しかし。

病院に電話したら、現在急患の受付はストップしているとの事。

重篤な急患がいたのかもしれません。

仕方ないけど困った困った。

他の病院に電話を入れるも、整形外科の先生しかいないとか…。


デイに電話をして訳を話し、デイ近くの病院はどうかと聞くと、時間外診察の折り合いを

つけてくれて、連れて行ってくれることに。

そこに迎えに行ってくれる人も都合がつき、ほっとしたのもつかの間。

「インフルエンザA型でした」

と帰宅。

デイにお礼とお詫びとお休みの電話を入れ、

薬を飲ませ、寝かせる。



その辺りから記憶があいまいです。

私はふらつくものの平熱になり、

母も37℃台で上がったり下がったりでしたが、

大汗をかいた後、平熱に。

2人とも重症化せず、数日で回復しました。


母は自分の身体が楽になると、動き始めます。

安静に、も、うつる、もわかりません。

熱が下がってから2日間の外出制限も、出掛けられなくて不穏に。

母のためであっても、制限は意地悪をされていると思うのです。



常日頃、自他共に、

「あなたが倒れたら」「私が倒れたら」

と言われ、思っていましたが、なんとかやって来ました。

でも今後、

今回より私が重篤になった時の事を考えなければと思いました。

ショートしかないのですが。