回復

母は熱も下がり、回復しました。

今日は買い物にも一緒に行きました。

疲れたら言ってよ、と念を押すと

「外に出ると気分がいいから大丈夫」

と、腕をぐるんぐるん回す。



久々に高熱が出て、体力も消耗したでしょうに。

暖かかったこともあり、家で横になっているより

出掛けた方が気が晴れたようです。


もう熱が出た事も病院に行った事も、デイサービスを休んだ事も

忘れている母。

もしかしたら忘れる事が回復につながっているのかも、とも思えるような。


帰宅して横になって休ませました。

このまま全快して落ち着くといいのですが。

38.5℃

先日、母がデイサービスに行き、しばらくして電話が。

検温で37℃台あり、少し時間をおいて計ったら38℃台になったと。

迎えに行きました。

朝はまるでいつもと同じ。

元気に行きました。

デイの送迎スタッフさんも、全然気づかなかったと。


病院に行こうと思いましたが、かかりつけの午前の受付時間に間に合わず、

本人も大丈夫、具合悪くないと言うので、とりあえず帰宅。

熱は37℃台になったので、様子を見る事に。

夕方には36℃台になりました。


翌朝も36℃台。

母の平熱は35℃台～36℃なので、まあまあか…。

と思ったら、午後になってまた38℃台に。

数回計っても同じなので、病院へ。

検査の結果、インフルエンザではなく、レントゲンも異常なし。

血液検査で少し炎症反応が見られるので、風邪でしょうとのこと。

薬をもらって帰宅しました。


次の日には35℃台になりました。

少し咳が出るので、まだ様子見ですが、


「ああ気分が良くなった」

と言ってました。

38℃の時、具合をきくと、悪くない、いつもと同じと言っていたのに、

やはりしんどかったのです。

熱が出ていたのも、デイの検温があったからわかったので、

家では普段計りません。

動きもまあいつもと変わらなかったので、気づかなかったでしょう。


母は、熱がある事がわからず、熱がある、高いと言っても忘れ、

病院に行った事も忘れ。

認知症だから、自分の症状もわかりにくいし伝えられないのかもしれません。


熱が出て病院に行ったので安静に、と張り紙をしましたが、庭に出たり、

買い物に行くと言ったり。



それにしても、母が高熱を出したのは久し振り。

なのにあの大丈夫感はすごい。

私ならへろへろでしょう。



これからは検温もしないとなぁ。

昭和何年?!

先日、病院にて年に1度の、母の脳MRIと長谷川式テストがありました。

説明の時、看護師さんが、

「後でいろいろ質問しますからね～。今日は何年何月ですか、とか」

と言いました。

看護師さんが去ると、母は私に

「ちょっと!　今日、昭和何年?」


えっ。

「昭和何年?!」




先に診察に呼ばれました。

すると、

「え～嫌だ。わかんない」

まだ質問じゃないから。


その後、母は検査へ。

脳画像に大きな変化はなし。

長谷川式は14点。

去年より2点減りました。


でもまあ先生の見立てでは、要介護度は変わらないだろうと。

私もそう思います。



それにしても。

昭和かぁ。



日めくりによると




91年のようです。

なにがなんでも

デイサービスで禁止されているお菓子やお金を持ちたがる母。

なので、デイサービスの朝には

お菓子を隠し、母の財布からお札を抜き取ります。

小銭は持って行った事がないので、お札だけ。


それでしばらく何も持たずに行けてるな…と思っていたのですが。

先日、デイサービスから帰宅した際、バッグにこれが



インスタントの甘酒。

母が好きに飲めるように、お茶コーナーに、各種ティーバッグやインスタントの飲み物を

置いてあるのですが、

お菓子がないのでそこから持ち出したようです。

袋が切ってあったので、帰りの送迎車の中でこっそりなめたのでしょうか。


もう。

なにがなんでも何か持ちたい。

ケンケンパ

母と舗道を歩いていて、

母が

「思い出した」


何かと思えば、

舗道の正方形の敷石を見ていたら、

「ケンケンってやった」

と。

子供の頃にやった、ケンケンパを思い出したようです。



昔の事は覚えてるし、思い出すのですね。

そういえば私もやったなあ。

ケンケンパという名称じゃなかったけど。

なんだったかなあ。



忘れた。