へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

母、ショートへ

2020年09月13日 | 日記
退院後の事は退院してみなければわかりませんね。

こんなに動くとは!

こんなにしゃべり続けるとは!

「誰か来て下さいーーー」

と呼んでおいて、何?と行くと、キョトンとした顔で「何?」

認知症が進んだし、耳も遠くなったのでこちらの言う事が分からず、聞き取れず、

怒り出す。

テレビのニュースなど真面目に読んでいる人を見て

「あの人、私をにらんでる」

鏡の中の自分に話しかける。

なかなか寝ない。

夜中の2時にやっと寝ついて5時に起きる。

私が昼間うとうとすると足で蹴って起こす。

玄関のドアのカギをかけてチェーンを掛けてヒモでぐるぐる巻いて固定しても

ほどいて出て行く。

私がトイレ、お風呂に入っている時、カチャッと鳴るとあわてます。

先日も大雨の中出て行きました。

1人になるのが嫌でとにかくかまって欲しい。

私の後をついて歩く。

ああ大変だ。

在宅と決めたのは私。

あまり動けない、そんなに長くない、そう思ったから。

ヘルパーさんに来てもらってますが、在宅介護の希望はデイサービスでした。

ところが直前になり諸事情により行けなくなってしまい、

心底がっかり。

お風呂も入れてもらうはずだったのに。

でもショートスティには行ける事になりました。

2泊3日くらいで月2、3回取って。

それで様子を見ます。

母にとって家にいるより良さそうなら、施設入所も進めたい。

家にいて「帰りたい」「どこかに行きたい」と退屈しているより。


昨日は、よりによって私が思い切って買った高値の辞典を選んでケースを壊し、

辞典の中身をビリビリに破いていました。

テープで貼れば大丈夫かな、と思いましたが、

その後、おむつを替えていたヘルパーさんが

「お尻に辞書のような紙がはさまってましたよ」と。

足りないページがあるようです。