夢で

夢の話です。


横に母がいて、

私はちょっと上を向いて、気持ちを吐き出すように言いました。


「私、もう疲れちゃったーー」




そこで目が覚めて、

ああ…

言ってしまったか…

母はなんて思うか…


そう思いました。



たいした介護もしていないのに、どうしてこうも疲れているのか。

年のせいもありましょう。

家の事、母の事を、

ため息なしにはできない。


来週は3月。

気持ちも春めくといいなあ。

自販機その後

買い物が終わって車に戻る時、

自販機を見つけると、

「買おうかな」

と言う事が増えました。

「何があるの」

コーヒー、コーンスープ、ココア、お茶、レモネード、紅茶…

「レモネード」


お金を入れる所に迷う他は、

欲しい飲料のボタンを的確に押し、取り出すなどスムーズに。


ちょっとした、機器の操作。

いつまでできるかなぁ。

自販機に達成感

母と買い物に出た時に、

自販機で飲み物を買う事があります。

たいてい母が、さっとサイフを出して、

「ジャラジャラ(小銭)いっぱいあるから使って」と言います。

母の支払いは札出しなので、おつりの小銭がたまるのです。

遠慮なく、130円くらいもらって、飲み物を買います。

そして母に、自分のも買いなよ、と促すと、

「どれにしようかな」

と、赤(あたたかい)い表示の中から決めます。

「いくら入れればいいの?」

130円

「…これは使えるの?」(自販機で使えるかではなく、お金として)

50円玉使えるよ。

「…これでいい?」

いいよ。

「どこに入れるの?　ここ?」

そう。

「1、2、3、4…5!」



50円玉2枚と10円玉3枚入れた。50、100、110…じゃなくて、

1、2、3…な事に笑いを誘われる。



「えーと…」

と言いながら人差指を出しているので、押して、と言うと、

飲料本体の部分を押す。

下のボタンだよ、と言うと、その下の、値段と“あったか～い”と書いてある所を押す。

笑いをこらえつつ、その下、と言うと、

「ああこれか」

と押し、ゴトンと出て来ました。

「あ～!!　出た!　…どうやって取るの?　引っ掛かってる」

と、背中を丸めてちょっと格闘し、なんとか取り出し、車へ。


母は上機嫌。

達成感があったようです。


あ～面白かった。