心療内科やめました

前回の記事で、心療内科に行き、うつと診断されたと書きました。

2回目の受診では、経過を聞かれ、特に変化はなしと答えました。

今後については、

自分が楽しめることを少しずつやる、ということに。

しかしながら、ずっと、楽しいこと、自分のことを後回しにしてきて、

それをやることはお金と時間がもったいない、

今は母のことという暮らしをしていたので、

楽しいと思うことはなんですか、と問われても、もやもやとしか思い浮かばない。

以前の趣味のようなことをいくつか挙げると、

より具体的に目標をと言われました。

例えば、読書なら誰のどんな本を、というように。

私は元々自分のことを話すのが苦手。

その上、医師は私が挙げたことを

強めに否定したり笑ったり。

答えを待つ様子からも圧を感じました。

なんだか私の意向ではなく医師の気にいるような回答が求められているような。

考えていたら、頭の中がさーーっと冷たくなり、泣けてきました。

次回の予約も入りましたが、後でキャンセルしました。

もうひとつの候補だった心療内科に…とも思いましたが、

もう話す気力がない。

また同じような感じだったら嫌ですし。

それに、病院としての方針もわかったので。



この前、メガネを作ろうと店をのぞいていると、

男性の店員さんにあれこれ聞かれて、心療内科で質問（私には詰問）された

ことがよみがえり、ざわざわしました。

ここで負けては（?）いけないと、フレームの好みや値段のことを

ばーーっと話して検討しますと言い、店を出ました。


そんなこともありますが、受診してみたのはよかったです。

どういうものなのかわかったし、自分はうつとはっきりしたので。


ふと目にした本やSNSの一文に気持ちが落ち着いたりします。

コロナ禍でずっと会ってなかった友人に会ったり、

少し遠出もしたりしています。

もっと気持ちの上で自由になれたらいいのですが。

荷下ろしうつ

昨年からの自律神経失調症の症状が続くのと、

介護中からのもやもやをはっきりさせようと、

心療内科に行くことにしました。

どの病院に行けばいいのか、HPなどを見て迷っていると、

新しくできたクリニックの広告が目に留まり、

割と近かったこともあり、予約の電話を入れると、1ヶ月待ちでした。

心療内科は混んでいると聞きましたが、本当にどこもそのようです。

数ヶ月から半年待ちのところもあるようです。

その後、出先で偶然見つけた別のクリニックの看板に、HPを見て連絡を入れると、

前出の所より早く予約が取れたので、まずそこに行ってみることに。

今ひとつだったら、前出の所に行けばいいと。

本や漫画、テレビでよく見聞きしていた光景で、

医師に、「よく頑張りましたね」と言われて泣く、というのがあり、

それは嫌だなあ、そんなこと言わない医師ならいいなあと思いました。

当日は、まず看護師さんなのか、係の方の問診、聞き取りがあり、

介護のことになると、思い出してぐっときましたが、

あくまで事務的な調査ということもあり、淡々と答えられました。

医師の診察になり、

よく頑張りましたね、とは言われなかったので、ほっとしました。

でも、体調のことは普通に伝えられたのですが、

介護中につらかったことを話しているうち、泣けてきました。

話しやすい医師ではありましたが、上手く伝えられなかったかもしれません。

結果として、

まず『荷下ろしうつ』であると。

長く続いた介護などから解放された後、うつ状態になることです。

最近では、コロナの自粛後になる人もいるようです。

そして、疼痛、気持ちが上向かないなどの症状により、

薬が一種類、処方されました。

私としては、よくある状態として様子見になり、通院もないだろうと思っていました。

まあ服薬の経過を見るためですが、次回の予約も入りました。


荷下ろしうつと診断されましたが、

荷を下ろせているかはわからないのです。

介護中、うつだろうなと思う時はありましたが、

そうなってはいられない、自分でなんとかするんだ、という一念でした。

診察の予約日を待つ間に、

やっぱり行かなくてもいいかな、自分でなんとかできるだろう、時間が経てばなんとかなるだろう、

などと思いました。

でも、行ってよかったなと思います。

やっぱりうつなんだな、とわかりましたし。

少しはもやもやが薄れた気がします。

そしてもう1ヶ所予約していた方は、キャンセルしました。

なにしろ、今までのことや現状などを話し、伝えるのが疲れてしんどい。

もういいと思いました。

医師に、希望するならカウンセリングも受けられると言われましたが、

おっくうで断りました。