へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

半年

2022年04月23日 | 日記
母が亡くなって、半年になりました。

相変わらず、まだ半年なのか、もう半年なのかわからないまま。

落ち着いてはいるし、母が亡くなったこともわかっている。

でももしかして、

表面でそう思っていただけで、

本当は母の死を受け入れていないのでは…

本当のところでは、わかっていないのでは…

と思いました。

拒否している訳ではないのですが。

何もかもの現実はわかっているのですが。

母は自分の死をわかっているのだろうか、とか、

もやもや、不思議な感覚は続いたまま、半年経って、今ここ、です。

でも、それはそれとすることを、今は受け入れようと思います。


買い物などしていて、ふと母の姿が現れないかなと思ったりします。

でも直後、

実際に母が現れて、また一緒に暮らして介護…と浮かんだ非現実に

勝手に暗くなります。

この前、母の夢を見ました。

母とバスに乗ろうとして苦戦していたら、ケアマネさんが来て手伝ってくれました。

私はそのケアマネさんに、

「これからよろしくお願いします」

と言っていました。

目が覚めて、母の介護が始まる!と寝ぼけました。

起床してしばらくして、

今、母がいたら少し余裕を持って介護できるのかなあ、と思いました。

そう思えたのは、半年経ったからで。

でも思っただけで。

介護が終わってのあるあるで、

もっとちゃんとしてあげたかった、とか

今なら上手くできる気がする、がありますが、

私はどちらもなしなし。