母の初盆

今年のお盆は、母の初盆でした。

昔から母に、法事関係は一切やらなくていいと言われていましたので、

いつもよりお供えと花を増やし、

市販の簡単な盆飾りを。

お盆やお彼岸には、

父は自分の実家に帰っているのだろうな、と思います。

うちでは何の気配もないので。

母の実家はもうありません。よく行っていた親戚の家ももうないので、

母が帰るとすればうちだし、

初盆だから何かあるかなと思いましたが、こちらも気配なし。

盆の入りに、夢を見ました。

玄関の前で誰かがチャイムの操作がわからずにおろおろしている夢。

先日チャイムが故障したため交換しているので、

母がわからなくて家に入れない？　とも思いましたが、

いや今となってはそんなことないでしょう。

もう認知症でもないし、するすると入って来れるはず。

そして盆送りの朝にも夢を見ました。

最初は怖くて嫌な内容でしたが、私が家に…1番最初に家族で住んだ、

今はない借家に帰ると、

若くて明るい母が、「おかえり」と迎えてくれて、ほっとしたという夢でした。

夢であれ、どちらかというと、私がおかえりと言いたかったですがね。

そんなお盆も明けて、まだまだ暑いながら、

ふと風に涼しさを感じると、これから秋だなあと思います。

これから、母が亡くなった秋に向かうのですが、

それに耐えられるだろうかと。

母の一周忌を終えたら、切り替えて旅行しようと思い、

計画を立ててはみますが、まだ気力体力集中力が続かず、調べたり選んだりが苦痛。

なるべく低予算で抑えたいけれど、比較が面倒。

予定地は決まりましたが、他は未定です。