へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

自分の今後

2020年01月19日 | 日記
図書館で借りた『親の介護をしないとダメですか?』著・吉田潮、を読みました。

離れて暮らす父親に介護が必要になる。

母親が、施設はかわいそうと言う中、著者本人と姉は、在宅介護は断固拒否であり、

金銭面、人手面など現実的に考えて特養入所へ。

そこまでと、入所してからのエピソードが綴られています。

介護はしないとは言え、実家には駆けつけるし、施設選びをし、入所してからも通い、

父親の下の世話などもかいがいしくしています。

家族の仲も良く、団結している感じ。

帰りたがる父親、かわいそうと言う母親に対し、初志貫徹。

一時帰宅をさせた母親が、夜中の下の世話などで疲弊しても、

在宅介護は無理だと納得させるためにあえて助けない。

そのきっぱりさがいいなと思いました。




ふと自分の今後を思い、どんよりします。

これからも長いであろう在宅介護に専念できる程の貯蓄もない。

私のあれやこれやをまかなえる額の母の年金でもない。

介護が終わった時に、私の暮らしを支える母の遺産もない。

バリバリ何でも働ける体力も気力もなく、持病も悪化しているだろうし、

新たな不調も出ているでしょう。

ならばそろそろ母を施設に預けて、仕事を再開、という事も。

そんな考えに、勇気をもらえる本でした。




























元気に新年

2020年01月12日 | 日記
朝トイレで座ったら、母が汚したであろう便座カバーでひゃっ!となる、

今年を占うような元旦でした。

昨秋、体調を崩しましたがすっかり元気になった母。

よく、明るくていいねと言われますが、明るい、陽気を通り越してハイテンション。

先月の要介護度認定調査では、ほとんどの質問に踊ってごまかしていました。

最近は自分の名前もあやふやな時があり、

病院の検査の前に本人確認のため名前を聞かれると、私の名前を言っていました。

言葉も出にくくなり、ずっと調子良く長電話していた自分の妹とも話が続かず、

すぐ私に受話器を渡してきます。

ここ数年、心臓の検査で、気になるところも出てきました。

治療や入院という程ではなく、ちょっと数値が…というくらいですが、弱ってきている事は確かなようです。

とりあえず、ものすごく早寝早起き。

食欲もあり、歯磨き後、寝る前のつまみ食いもあり、元気な母です。