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中近東文化センターで開催されている「中近東の植物と生活展(11/5まで) 」の催し物として表題のレクチャーを聴きにいった。
勿論小生の目的は古代ビールの試飲。
講師の高宮いづみ氏は岩波新書「古代エジプトを発掘する 1999年刊」の著者で現在は近畿大学におられるとのこと。
古代のビールの製法では、原料はおもに大麦だが、現在ではまったく使われなくなった、皮がむきにくいエルマー小麦もつかわれていたとのこと。
風味付けとしては、現代では苦味のホップだが、当時はナツメヤシ、ドムヤシ、イチジク、コリアンダー等が使われていたとのこと。
製造過程としては
1)現在ヌビアのブーサ製法のようなパンからビールを作る方法
2)現代のビール製法と同じ麦芽を使用する方法
があるとのこと
肝心の古代ビール試飲だが、
試飲したのは黄桜酒造が京大、早稲田大と共同開発、製品化した「ホワイトナイル」。
京大に保存してあったエルマー小麦を栽培して作ったビールで、麦芽を使用して作ったビール。
常温保存が出来ないとのことで、クール便で送られてきたとの話。
さて肝心の味、風味だが小生の鈍感な感覚としては、結構フルーティな味覚だった。ベルギービールのような感じか?
結構度数は高い(5度)
高宮氏は現在先王朝時代から初期王朝時代(前3500~3000年頃)のヒエラコンポリス遺跡で発掘調査をおこなっているそうで、そこでビール醸造址が検出された報告は大変興味深かった。
勿論小生の目的は古代ビールの試飲。
講師の高宮いづみ氏は岩波新書「古代エジプトを発掘する 1999年刊」の著者で現在は近畿大学におられるとのこと。
古代のビールの製法では、原料はおもに大麦だが、現在ではまったく使われなくなった、皮がむきにくいエルマー小麦もつかわれていたとのこと。
風味付けとしては、現代では苦味のホップだが、当時はナツメヤシ、ドムヤシ、イチジク、コリアンダー等が使われていたとのこと。
製造過程としては
1)現在ヌビアのブーサ製法のようなパンからビールを作る方法
2)現代のビール製法と同じ麦芽を使用する方法
があるとのこと
肝心の古代ビール試飲だが、
試飲したのは黄桜酒造が京大、早稲田大と共同開発、製品化した「ホワイトナイル」。
京大に保存してあったエルマー小麦を栽培して作ったビールで、麦芽を使用して作ったビール。
常温保存が出来ないとのことで、クール便で送られてきたとの話。
さて肝心の味、風味だが小生の鈍感な感覚としては、結構フルーティな味覚だった。ベルギービールのような感じか?
結構度数は高い(5度)
高宮氏は現在先王朝時代から初期王朝時代(前3500~3000年頃)のヒエラコンポリス遺跡で発掘調査をおこなっているそうで、そこでビール醸造址が検出された報告は大変興味深かった。
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