視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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中近東文化センター付属博物館で

2010-01-13 13:25:11 | 西アジア・中央アジア
企画展

三笠宮記念図書館を掘る
発掘と解読の物語ー古代オリエントを読甦らせた人々ー
第二部 アナトリアとエーゲ海・聖地とシリア
2010年1月9日(土)~2月28日(日)

がはじまりました。 http://www.meccj.or.jp/Pages/hakkutsu.html

ヒッタイト王国の発掘、シュリーマンとトロイ関係、クレタ島のミノア文明発掘関係、パレスチナ関係、そしてアラビアのロレンスの著書などが展示されています。

展示されている書籍、革装丁の背表紙に金文字で題名などが刻印してあり、眺めているだけで惹かれます。
稀覯書という奴ですかね!?

下はA.エヴァンス「ミノスの王宮」1921-1935年
Arthur Evans,The Palace of Minos,4.Vols.,London 1921-1935
です。
挿絵がとても綺麗です。


"The Palace of Minos"
手にとって読めないものかと思っていたら、WEB上で読むことが出来るのですね!凄い時代になったものです。
上写真の右に展示してある"The Palace of Minos Vol.1"を下記サイトで読むことができます。
http://www.archive.org/stream/cu31924081667796#page/n7/mode/2up

The palace of Minos : a comparative account of the successive stages of the early Cretan civilization as illustrated by the discoveries at Knossos (1921)

下右はT.E.ロレンス(アラビアのロレンス)のオックスフォード大学卒業論文で、彼の死後1936年に公刊されたものです。
ロレンスの卒業論文まで日本で見られるとは思いませんでした。


中近東文化センターホームページ http://www.meccj.or.jp/
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