ユーロな日々

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クーペルはわかってない。バルサは守って守り通せる相手ではない 〔リーガ24節〕

2005年02月20日 | 欧州2010-2003
クーペルの失敗だったろう。守りに入って守り通せる相手ではない。なによりバルサ
がイヤなのは、激しいプレーだ。前線からのすばやい、強いプレスだ。それをしなけ
れば、自由に、やりたい放題やられるだけだ。事実そうだった。マジョルカは8人で
守っていた。前線にでガルシアが1人孤立して、その後ろのアランゴとも距離が離
れ、バルサにはまったく脅威を与えていなかった。これでは駄目だ。それでもガルシ
アが前半PKを勝ち取るなど幸運がめぐってきたのに、ガルシアがそれを決められず
ツキを逃してしまう。
1点ビハインドで迎えた後半、マジョルカは少しオフェンシブになった。が、選手交
代するまえに、デコに2点目を決められてしまった。そこからやっとコリアをいれて
より攻撃的にいこうとした。25分にはガルシアを大久保に換えた。しかし得点できな
かった。
クーペルはわかっていない。レバンテがバルサと戦ったビデオを見なかったのだろう
か。バルサは守って守り通せる相手ではない。これではモチベーションもあがらな
い。また降格がちらつく。
大久保は裏に飛び出してオフサイドをとられた場面と、終了間際にPA内に切り込場
面と、見せ場を二度作った。はたしてクーペルの心を動かしただろうか。もし次節先
発に選ばれれば、アピールできたということだ。

レアルはホームでビルバオに負けたようだ。レアルが負けているという情報がアナウンスされると、カンプノーはゲームそっちのけで湧き上がり、ウェーブまで起こった。サッカーが文化として人々に深く根付いていることを感じさせる、非常に印象的な光景だった。

【リーガ24節 バルサ-マジョルカ 2-0 】