ユーロな日々

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R・マドリードは生まれ変わるはずだ

2006年07月20日 | 欧州2010-2003
落ちていくばかりだろうと思っていたR・マドリードを、イタリアの無残な事件が救うとは、皮肉な運命だ。
ユベントスが降格しなかったら、カペッロはどんなに大金を詰まれても、落ち目のR・マドリードに来ることはなかったろう。

エメルソンは絶対についてくるだろうと思っていたが、カンナバロまで来るとは驚いた。
そしてファンニスティロイも決まりらしい。
イブラモビッチは早くから名前が上がっていたが、どうなったのだろう。

この一連の移籍劇は、カペッロが監督がいかに優れた監督であるかを物語る証だ。
いくら大金をつもうが、カペッロが監督でなければ、こういう人材は集まらなかったろう。

カッペロがどういうチームを作り上げていくのか、そのプロセスを見れることに興奮を覚える。
それというのも、カマーチョ、サッキ、レモン、ルシェンブルゴ、ロペスカロらのチャレンジが、あまりにも惨めな結果に終わってしまったからだ。
こんなにボロボロになってしまったR・マドリードが、いったいどうやって復活していくのか。どうやってバルサに立ち向かっていくのか。
本当に楽しみだ。

生き残れるのは誰だろう。
カシージャス、グティ、セルヒオラモス、バティスタ、シシーニョぐらいか。
デルピエロへの扱いを思い出せば、ラウルがベンチを暖めるのは間違いないだろう。
そして愚かな二人のブラジル人、ロナウドとロベカルに居場所はないはずだ。
ロビーニョは使われるだろう。

4バックはザンブロッタ、セルヒオラモス、カンナバロ、シシーニョ。
ビボーテはエメルソン、グティ。
FWはファンニスティロイ、イブラモビッチ、ラウル、カッサーノ、ロビーニョとメンツオーバー。
問題は前めの中盤だが、誰を考えているのだろう。
在籍メンバーならバティスタ、グティということになるが、誰かを取るのだろうか。
わからないが、確かなことは、まるで違うチームに生まれ変わるということだ。

06-07シーズンは、この2年のようにつまらないリーガではないはずだ。
復活するR・マドリードに、バルサ。しかしそれだけではない。
ビジャレアルはすごい補強をしたし、アンダルシアの2チームやバレンシアも侮れない。
バルサは、躓くような気もする。
メンツオーバーで、メンバーにストレスや不満がたまり、ギクシャクする恐れがある。
これはチェルシーにも言えることだ。
勝てば官軍で、みんなが群がってくるが、それがチームを崩壊させるかもしれない。
とにかく、今シーズンのリーガはのっけから目が離せない。