ユーロな日々

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中田はまだまだ。俊輔はまずまず。

2004年10月29日 | 欧州2010-2003
ともにここまで1勝2敗4分、14位と低迷している。両チームとも、リーガではまったく見られない3バック。先日ホームでブーイングを浴びたと報道された中田がどの程度やるのか注目した。序盤から悪くはなかった。ミッコリ、ヨンデルセンとのコンビネーションでチャンスも何度か作った。しかし先に結果を出したのは俊輔だった。後半、右のいい位置からのFKを、絶妙なところに蹴ってゴールを生んだ。中田は後半20分過ぎに代えられた。その直後にフィオレンティーナは追いついた。中田はついていない。後半30分、今度は俊輔が代えられた。わずかに拍手が沸いた。40分を過ぎたところで、ヨルデンセンが絶妙なパスを出し、ミッコリが決めて逆転。レッジーナはホームでつらい敗戦となった。
日本人にとっては、中田はまずまずと言いたいところだが、あの程度のプレーではホームで拍手はもらえないだろう。マーケティングの観点で使われているだけと見られれば、サポータからのブーイングは避けられない。
俊輔は使われ続けるだろうが、チームが低迷したままだと何が起こるかわからない。

【セリエ8節 レッジーナ-フィオレンティーナ 1-2】