ユーロな日々

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レアル悪夢の日  デポルティーボに完敗 [リーガ25節]

2005年02月28日 | 欧州2010-2003
ここにきてルシャンブルゴのツキが消えたか、最悪の結果となった。サルガド、グティ、ロナウドが負傷。エルゲラがイエロー累積。ラウルが風邪。おまけにジダンは前半26分で負傷して交替。まさに悪夢。しかも死んだはずのデポルティーボが最高のモチベーションで挑んできて、前半8分でゴールを割られた。セルフィオが右サイドからいいところに早いボールを入れ、ルケが走りこんですばらしいヘッディングを決めた。サムエル、ファボン、ラウルブラボ、ロベカルとういう布陣はもろい。その4分後にもビクトルが右をえぐって、いいボールを放り込んだ。ファボンがヘッドで跳ね返そうとしたがクリアーできず、ボールは後方の枠に飛んだ。カシージャスも前目にでていて手が届かず。痛い、痛い、オウンゴールだ。だいたい今期のファボンはでれば失点しているという印象がある。疫病神だ。
オーウェンとポルティージョは消えていた。ジダンの25分間も動きはよくなかった。ユーべ戦の影響だ。ベッカムはあいかわらずふかしてばかり。切れていたのはフィーゴだけ。
それにひきかえデポルティーボは、今期最高のプレーをしたのではないか。中盤から激しいプレスをかけ続けて、レアルはまったくビルドアップができなかった。
これだけ主力がそろって欠場とはひどい失態だが、致命傷になってしまったかもしれない。バルサがヌマンシア相手に引き分けてくれたから点差は8に留まったのが、まだしも幸いだった。もし10に広がっていれば間違いなく追っかける気力が減退しただろう。
しかし痛い敗北だ。あと13節で勝点差8。正直なところ、バルサが崩れない限り逆転はむつかしくなりつつある。他力本願。
こんなことになったのは、ロナウドのせいだ。
こんな大切な時期に結婚式を挙げるなどという愚かな行為が、すべてを台無しにした。

【リーガ25節 デポルティーボ ー レアル 2-0】