ユーロな日々

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Rマドリード カンプノーで勝利 [バルサ×Rマドリード 0-1 リーガ第17節]

2007年12月24日 | 欧州2010-2003

慎重に守備に気をつかいながら立ち上がったRマドリード。
 これが正解だった。そして何度か得点できそうな展開もつくった。
 バルサはゴンザレス主審が公平な笛を吹くので、いつもにようにファウルをもらえない。
 とくにロナウジーニョは再三シミュレーション気味のプレーをやるにで、ゴンザレスはまったく笛を吹かなくなった。

それでもバルサは後半30分に怒涛の攻撃。
 決定的なボールがロナウジーニョにPA内で渡ったのに、彼はカシージャスの正面にしかボールを蹴れなかった。 これが彼の力を物語っている。

 そしてその直後、Rマドリードのカウンター攻撃。
 センターバックの2人に対して、バティスタからファンイスティロイ、そしてまたバティスタへワンタッチでのパス交換。
 そしてバティスタは柔らかいボールをゴール右隅に沈めた。
 なんと美しいゴールなんだろう。 バティスタはやっと報われた。

後半もバルサは大したプレーができずに時間が過ぎていく。
 デコ、プジョルを交代のカードを切るとは、なんと悲しい選択だろう。

 しかしシェスターは78分、ガゴを入れた。
 大丈夫かな。しかしアウトはスナイデルだから、まあいいいか。

ついに81分、ついにシャビまで下げた。
 もうあの強いバルサは存在しない、とライカールトは思ってるんだな。

後半80分からバルサは怒涛の攻撃。
 しかしフィニッシュが決まらない。
 怖さがない。
やはりメッシがいないとダメなのかね。

そしてゲームセット。
 今日素晴らしかったのは、カンナバーロとぺぺのCB二人にエインセ。 それからディアラとバティスタの二人のビボーテ。
Rマドリードにとって会心の勝利だが、バルサの力量不足を感じさせるゲームでもあった。
 プジョルもデコもシャビも面白くないだろう。

 ロナウジーニョが頼りにならないこともみんが感じたことだろう。
もはや相手選手から敬意も払われない選手に成り下がっている。
カンナバーロに、シュミュレーションまがいのプレーをした直後、激しく罵られていたシーンは象徴的だった。
ゴンザレスはあのあと、二度とロナウジーニョが倒れても笛を吹かなくなった。

ライカールトの采配にも疑問を感じる。
プジョルをCBで、マルケスを二列目で、ザンブロッタを右SBで使うべきだ。ロナウジーニョを早めに下げていれば、こういう展開にはならなかったのではないか。
ドスサントス、ボージャン、ロナウジーニョがを並ても、あのバルサのトータルフットボールはできないだろう。

 [バルサ×Rマドリード 0-1 リーガ第17節]