ユーロな日々

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何がマジョルカに起こったか 〔マジョルカ:ベティス リーガ38節〕

2005年05月30日 | 欧州2010-2003
CLの出場権のかかったベティスも十分に気合が入っていたが、ゲームが始まるとホームのマジョルカが圧倒した。とても17位のチームとは思えない。いったい何がマジョルカに起こったのだろう。
しかし得点できなかった。今日の大久保は、ビクトルとのコンビネーションがイマイチで、ベティスにさほどの脅威を与えていなかった。とはいっても、PAのすぐ外でボールを受けて持ち込んでのシュートは、枠にはいかなかったがいい感じだった。他にもいくつかいいプレーもあった。
が、結局得点を演出できなかった。
前半20分を過ぎると徐々にベティスのペースになってしまった。
アスンソンの蹴るCK、FKでひやひやした場面が続き、ついにPAの少し外、真正面という絶好の位置から先制点を決められてしまった。
しかしビジャレアルがレバンテを相手に得点するたびに、スタジアムは大歓声に沸いた。
これが選手達のモチベーションを高めたのは間違いない。
そしてマジョルカは後半30分過ぎから猛攻をかけ、ついにペレイラが同点ヘッドを決めた。
ベティスはCL出場が確実になったので攻めるのをやめた。
こうしてマジョルカの残留が決まった。
大久保は最後の3節でいい仕事をしたから、次のシーズンも一部でプレーできるだろう。ただ毎試合先発できるわけではない。
だが結果を出していけば、もっと大きく成長できる可能性がある。
なにしろエトー、ルケ、バレロンの育ったチームなのだから。
大久保、頑張れ!

〔リーガ38節 マジョルカ:ベティス 1-1〕