ユーロな日々

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レアル6連勝 ルシェンブルゴがもたらした勝利だ 〔リーガ23節〕

2005年02月15日 | 欧州2010-2003
ゲームを支配したのはオサスナだった。それも後半30分まで、オサスナはレアルを圧倒していた。しかしそれでも、勝ったのはレアルだった。勝因は何か。やはり、ルシェンブルゴの采配、と言うべきだろう。後半15分ソラリを入れたが、下げたのがグラベセン。もし追加点を入れられるような事態が起これば、どんな非難を受けるかわからない、勇気のいる決断だった。そして後半28分にはオーウェンを投入したが、ロナウド、ラウルを残したまま、グティを下げた。
そしてレアルは、後半31分、そして後半34分、2得点を上げた。いずれもフリーキックからで、ルシェンブルゴの采配が絵に書いたようにはまったモノではない。しかし誰もが思いつくような、”妥当な”選手交替によっては、生まれなかった逆転劇ではないか。
ルシェンンブルゴがレアルにもたらしたものは、マンネリズムからの脱却、それによるモチベーションの飛躍的な高揚だ。
これまでは正直夢物語だったが、バルサを逆転する日が、本当に来るかもしれない。

【リーガ23節 オサスナーレアル 1-2】