ユーロな日々

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オシムではダメ 新しい監督で再出発を [日本-サウジ 2-3 Asian Cup 2007]

2007年07月25日 | Asian Cup
序盤、日本は攻め立てたが、あいかわらずシュートをうたない。
ポゼッションは高いのかもしれないが、自信がないのか、気が弱いのか、これではどうしようもない。
と、思っていると、しだいにサウジが攻勢になってくる。
嫌な予感は的中し、35分、失点した。
CBとしての阿部の弱さ、未熟さが目に付いたシーンだった。
がっかりした。力が抜けた。
そのムードを吹き飛ばしたのは中澤。
ありがたいが、他のメンバーはどうしたのだ、と不満が募る。
中澤と鈴木、それに加地しか、いい仕事をしていない。
やる気あるのかね、こいつら?
そういう感じだ。

後半、2分で失点。また阿部だろう。
そして直後、その阿部が同点打。
なんという展開だろう。
しかし、やはりこのチームのディフェンス力はいただけない。
くずされての3失点目には言葉がでない。
いったいどういう準備をしてきたのか。
阿部、中村憲、駒野にこだわった結果がこれだ。

それでもまだ30分近く時間はあったが、得点できなかった。
運動量もスピードも足らない。
テクニックもサウジを上回ってはいなかった。
組織力では劣っていた。
選手交代も遅かった。
羽生は惜しいシュートをうち、少しリズムをかえたが、あとの二人はダメだった。
ロスタイムに選手交代して自ら時間を浪費したのは驚いた。
ロスタイム1分をきったところで、川口がでしゃばってきて、時間を浪費したのはあきれた。
俊輔が何もしないのなら、早めにかえればよかったのではないか。
もともと、ずっと召集しなかった選手なのだから。
ここにきて、俊輔や遠藤ばかりにすがるような采配しか見られなかったのは、オシムの失態だろう。

今大会、最低のゲームだった。
これが実力だろう。
オシムチルドレンを中心にしたこの2年弱のチームづくりの限界がはっきりした。
新しい監督を選ばなければならない。

[日本-サウジ 2-3  Asian Cup 2007]