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むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

??? ネットのニュースにて・・・・。

2011-12-18 16:57:00 | 工場長の独り言

ネットのニュースを眺めていたら こんな記事が出てました・・・・

「2012年3月・・・小田急ダイヤ改正  Hi-SE 、RSE車が消えてゆく・・・・」

一般人には「なんのこっちゃ?」とも思えるタイトルでしたが 要は一部のロマンスカーが消えてゆく・・・という記事なのです。 それにしても 今やネットのニュースにもこんな記事が掲載されるようになりました・・・・Web管理者の中に鉄道ファンが居るのかな・・・・?

Hi-SE車ってのは10000系車両の名称で 既に一部が廃車となって 信州は長野電鉄で第二の人生(車生?)を送っています・・・。 バブル期に登場した車両らしく 全席ハイデッカー仕様の車内で展望が良い・・・というのが売り文句。 さらにこのHi-SE車から車体のカラーリングも一新されました・・・。

一方・・・RSE車のほうは小田急の伝統である御殿場線への乗り入れ特急「あさぎり」用として開発された車両・・・、こちらも当時の流行に倣って全車ハイデッカー構造・・・、さらに編成中間部には2階建車両を組み込まれています・・・。デビュー後は「あさぎり」以外に 箱根行き特急など 他のロマンスカー同様に活躍しております・・・・。

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今回の両車が消えるというニュース・・・・、まあ以前より言われてきた事ではありますが 車両の老朽化というよりも むしろ その車内設備にあるといっても良いでしょう・・・・。展望の良いハイデッカー構造の車体ですが その構造上、車内に階段状の段差が出来る・・・・、特に2階建て車両の場合には 本当の?階段が出来てしまう・・・。 バブル期のトレンドだったこの設備・・・・今でも十分に通用するものですが 反面・・・、近年 要望が増幅しているバリアフリー対応が困難なようで 車椅子スペースや段差の無い車内設備といった対応に困難を極めたのでしょう。 鉄道会社としては 公共交通機関という位置付け上、このような車両を今後とも使用していく事に理解が得られないのでは?という判断が働いたのかもしれません・・・・。

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何れにせよ 両車とも 小田急ロマンスカーの伝統のなか 一時代を築いた名車である事は確かな事実。 未だ消えていくには本当に惜しいものですが 地方私鉄で第二の奉公を・・・・といった希望が叶えば 小田急ファンのみならずとも大歓迎すると思うのですが・・・・・。

昔の写真を眺めていたらHiSE車の画像がありました・・・・

専門学校生時代のポジフィルム・・・・1988年6月の撮影・・・・

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