むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

博多近郊の鉄分補給・・・・

2011-12-10 14:51:00 | 工場長の独り言

博多での小時間を利用して暫しの「鉄分補給」をしてきました・・・・。

何れも今回初訪問となるところばかり・・・・正直なところ 今まであまり食指が動かなかったというか せっかくの遠征なので 優先順位が後回しになっていた・・・・というのが本音かな?

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博多から福岡空港へ向かう時に利用するのが地下鉄・・・・。当地の地下鉄は福岡市交通局が運行する公営の地下鉄線・・・・、地下鉄が空港へダイレクトに乗り入れるのは狭い我国でも ここ福岡市のみ・・・。その利便性は使ってみると良~く判ります。 そしてもう一つの特徴はJR九州との相互直通運転の実施・・・・。 JR筑肥線に乗り入れて唐津方面への直通列車が存在します・・・。

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で・・・、博多から地下鉄線に乗車・・・一路 唐津方面へと向かいます・・・・。 地下鉄線は途中 姪浜駅から地上に出て筑肥線へと走ります。 この姪浜駅は地下鉄線とJR線の境界駅なので 車両の撮影は筑肥線内のほうが好ましい・・・・ロケーションも兼ねながら車窓を眺めて まずはその姪浜駅へ到着・・・・、しかしながら当駅はホームドアが設置されており車両全景の撮影には適さない様子・・・・、直通電車は当駅で2分ほど停車していたので 再び乗車して一駅先の下山門駅で下車・・・・、 ここで地下鉄線車両の撮影を開始・・・・。 天候はうす曇り・・・、時折日差しが差し込んできたかと思えば 霧雨にも見舞われる・・・・といった海岸沿い特有の空模様というのかしら・・・・? まあ、列車撮影にはまずまずといった天候でした。

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まず最初は福岡市交通局の1000系電車から・・・・地下鉄線開業当時から走っている地下鉄線の主力電車。 ステンレスボディーではありますが 流線形状の先頭部分にセンスの良さがを感じます・・・・。

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1000系電車の後継として登場した2000系電車。1000系電車をフェイスリフトした感じですが こちらも無難な表情をしています。運転台部分 屋上にある2個の円筒形のアンテナが特徴的・・・。

Fukuoka202001

そして・・・・JR九州から乗り入れてくるのは103系1500番台電車・・・。JR九州の主要線区は交流電化されており この筑肥線が唯一の直流電化区間・・・。実車の登場時、九州に103系というのも何か変だな?と思ったものですが 今となってはそんな違和感は感じません。 デビュー当時には水色ボディーにクリーム帯を巻いていましたが 現在はJR九州のコーポレートカラーである赤色の顔となりました。 

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屋上部の赤いアンテナはJR線内の防護無線アンテナ、さらに地下鉄線内用のアンテナが設置されており 他の103系とは異なる点も興味深いものです・・・。また、登場時は全車6両固定編成での運行がなされていましたが 後年になって 中間電動車に運転台を設置した3両+3両の分割編成も登場しました。 何はともあれ 久しぶりに体感した103系電車・・・・、関東の人間からすれば 床下の抵抗器といい、DT33台車の乗り心地といい 非常に懐かしい?感じがしました。 103系一族の中では一番若いグループですが 今となってはさすがに経年による老朽化が進行しているようで 車体外板部分を中心に哀れな状態をさらしている車も散見されました・・・・。

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「赤い顔」が衝撃的だった?ので縦位置構図でアップしておきます・・・・。

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103系の後継として登場したのが303系電車・・・・。ステンレス車体にインバーター制御という現代の電車らしい車両・・・。103系とは一変してブラックフェイスの顔となりました・・・。 こちらのほうは時間の都合上、縦構図の写真しか撮れなかったのが残念・・・・。次回?のリベンジに期待しましょう。

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余談となりますが・・・・今回撮影で降り立ったのは「下山門駅」・・・・・。この読み方は「しもやまとえき」というのが正解なのです。 ちなみに工場長の最寄り駅は西武狭山線の「下山口駅」で、こちらは「しもやまぐちえき」と読むのが正解・・・。 駅名票を見て なんだか親しみを憶えた駅でもありました・・・・。考えてみたら 「駅すぱあと」等の鉄道経路ソフトにて 駅名の文字入力をはじめると「shimoyama・・・・」とローマ字入力してやると 候補に出てくるのがこの駅だったりするのです・・・・。この親しみも 知らず知らずのうちに洗脳されていたのかもしれません・・・・。

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下山門駅での撮影は約30分ほどで終了して 再び博多方面の電車に乗車・・・、先程の姪浜駅まで戻りました。 ここでは先のとおり列車の撮影には不向きな反面、当駅を始発・終点とする列車が多い事から 車両観察には絶好でした。 ここでは運転台等を中心に観察・・・・・、ちなみに ここでは地下鉄線内はワンマン運転が実施されているため 列車ホーム先端部には巨大な鏡が設置されていました・・・・。 

1000系と2000系の並び・・・こうしてみると意外と似ているようで似てなかったりするかな?

Fukuoka100000

2000系電車側面にあったシンボルマーク・・・・

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本当・・・・ここは撮影しにくい駅でありました・・・・

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姪浜駅で暫く車両観察を行った後、再び地下鉄線に乗車して天神へ向かいました・・・・。天神での鉄分補給といえば・・・・いわずと知れた西鉄電車! こちらも今まで訪問した事が無かった路線ということで 今回 ついでに寄り道する事にしたのです・・・・・(続く)