むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

会社には出てきたものの・・・・やっぱり・・・

2009-06-30 17:54:41 | インポート

今日は・・・会社に出社しました。

自宅からマスクを付けての通勤です・・・・

「ああ・・・声が出ない・・・」

そんな事を言っていたのは仕事が始まってから15分ぐらいの間・・・・

昨日の休暇のせいでしょうか・・・・

こちらの意とは裏腹にどんどんと電話が鳴って・・・・

本当に辛いのですが・・・・会社に来たのでは仕方がない事・・・・・

言い訳無用の世界です・・・・

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午後になり・・・

飲み薬が効いてきているのも実感できるようになったし・・・

気がつけば・・・いつもと同じように働いていたのでした・・・・

好きで病気になった訳じゃ無いけど・・・・

ほんと・・・・ご都合主義の会社だこと・・・・・

そんな事を実感した 今日一日でした・・・・

あ~あ・・・・・、明日も会社に来なくっちゃ・・・・。


風邪がこじれてエライ事になりました・・・・

2009-06-29 20:51:00 | 工場長の独り言

週末も・・・体調が思わしくなく、やむを得ず 今日は休暇をとって耳鼻咽喉科に行って来ました。 結果、風邪をこじらせて気管支炎が発症したようで・・・声帯のほうにも影響があって 医者から 「しばらく大きな発声はしないほうが良いでしょう・・・」とのこと。 

喘息治療に用いる抗生物質を貰って帰って来ました・・・。

おかげさまで熱は下がってきたけれど 声が出せない・・・・・

日常生活には何かと不自由なこと極まりない・・・・・

そんな訳で 明日、また会社に行っても 喋れないんだ・・・・。

喋らなくても良い職場・・・・・だったはずなのだが・・・・・・・。


九州出張 「裏」レポート・・・その3(最終回)

2009-06-28 11:32:00 | 工場長の独り言

6月20日土曜日・・・

下関で朝を迎えた出張3日目の朝・・・・

午前8時半 ホテルをチェックアウトし下関駅へ・・・

下関から電車に乗って・・・一旦門司駅へと戻ります・・・・

ホーム上には既に同業者?と思われる輩が10名ほど見受けられました。

この門司駅で・・・何があるのか?・・・・・それは・・・これです。

De10001

De10002

JR九州 門司車掌区が企画した 懐かしのブルートレイン・・・・団体列車を撮影するためです。 いや、この手のイベント列車が走ると 都会では結構混雑するのですが さすがに地方ともなるとファンの数も少なくて 自由に撮影できたのが幸いでした・・・それに「にわかファン」が居ないのも良い事!です・・・。

Pc14001

これから先も・・・鉄道ファンが大挙して待ち受けています・・・安全運行を願いつつ列車を見送りました。

イベント列車が去った後・・・門司駅には再び静寂が訪れましたが・・・私にはここで もう一つの目的がありました。 それは・・・金太郎・・・。

Eh50046

関門を走る金太郎ことEH500を撮影したかったのです・・・

昨日は貨物が無い時間帯に門司に到着してしまったので本日改めての撮影となりました。

Eh50001

Eh50002

こうして都合3本の貨物列車を捕まえたので 次のポイントへ向います・・・・

この旅3回目となる関門トンネルを通過して 下関駅へ、さらに山陽本線に乗り換え 新山口駅に向います。 新山口駅・・・以前は小郡駅と呼ばれていましたが 何か無機質な名前に改名されてしまったようで 個人的には残念です・・・。 ちなみに新山口からは山口線のSLが運行されていますが 今回の訪問はSLとは無関係・・・時間帯が悪かったかな?

新山口駅に到着し、再び撮影開始です・・・・

まずは・・・山陽路ではおなじみの115系電車から・・・

Ec115001

Ec115002

続いて・・・山口線の車両たち・・・こちらもおなじみキハ40系・・・

Dc40001

Dc47002

こんなのも撮れました・・・キハ120形・・・

Dc120001

さらには・・・山口線のエース・・・特急「スーパーおき」号 キハ187系

Dc187001

Dc187002

特急用車両ではありますが飾り気など全く無いデザインで・・・昨日見たJR九州の車両たちと見比べてみると面白いと思います・・・・そうそう・・・この列車は特急なのに車内販売もありません! これが地方亜幹線を走る優等列車の実情なのです・・・・。

Dc187003

「スーパーおき」の発車を見送った後、駅構内の端にある宇部線ホームにこんなのも来てました。

Ec12301

クモハ123系電車・・・・元を正せば国鉄末期に郵便・荷物用電車として登場した車両・・・。1両でも走れる事が功を奏し、何と「旅客用」に改造され現在に至ります・・・・。趣味的には大好きな類なのですが あえてこの車両を撮影するためだけに遠征したりはしないでしょう・・・・出逢えてラッキーでした!

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このあと・・・・駅構内をぶらぶらしておりましたが・・・・

悲しいかな・・・ここは地方都市、列車の本数も少ないし、撮影対象も単調になりがちで・・・・そうは言っても もうこの地から動けない事情があったのです・・・。

実は・・・・帰りの飛行機・・・山口宇部空港からの東京行き最終便・・・・!

だって・・・チケットが安かったんだもん!

15時過ぎ・・・空港行きの連絡バスに乗り、約30分で空港に到着・・・。

その後は・・・ただ時間を潰すのみ・・・・

旅人には全く関係ない事ですが 空港内に地元のコミュニティーFM局があって、16時から約1時間・・・空港ロビー内でフラダンス中継なんぞしてましたよ・・・・。 危うく「一緒に踊りません?」と、舞台に引きずり出されそうになる始末・・・・。

そんなことをしているうちに ようやく搭乗時刻となって出発ロビーへ向います・・・

使用機材は120人乗りのボーイング737-800・・・・それでもあんなに空いていたとは・・・

あまりの空き具合というか飛行機の空調のせいなのか・・・・

今現在 体調が悪いのは このせいだと思うのです・・・・。

これで・・・・一連の「裏」報告は終わりますよ・・・!


九州出張 「裏」レポート・・・・・その2

2009-06-26 21:08:00 | 工場長の独り言

6月19日金曜日・・・・

いつものように 朝5時に目を覚ましました・・・・

今日の仕事は・・・午前中、昨日訪問した工場へ確認の電話を1本入れるだけ・・・・

それさえ済んでしまえば 当地における今回の業務は全て終了するのです・・・・

午前9時半・・・・やや緊張の下、約束の電話を入れました・・・・

すると・・・見事、当方の予想通り 万事がうまく行っている様子・・・・先方さん共々、安堵しました。

これで・・・本当に仕事のほうは終了です・・・。

あとは道中 無事で自宅へ帰るのみ・・・・

これからが 本来の「裏」出張の始まりです・・・・。

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午前10時前・・・・ホテルをチェックアウトして まずは鳥栖駅に向かいます・・・・。

鳥栖駅から博多方面行きの普通列車に乗車・・・・

約10分ほどで「原田」という駅に到着します。「原田」と書いて「はるた」と読みます。

何故 この駅に降り立ったのかというと・・・・ズバリ、列車の撮影に適している駅だから・・・。

ここから先・・・自分のための「本来の」?仕事が始まります・・・・

鹿児島本線の博多-鳥栖間は 鹿児島本線や鳥栖から分岐する長崎・佐世保方面への特急列車街道となっており 頻度に特急列車が行き交う路線なのです・・・・

当然ながら せっかくの遠路出張の機会を無駄にしないよう 極めて効率的な撮影プランを練っておきました。 その結果、最適と思われたのが ここ 「原田駅」なのです・・・・

それでは 原田駅での成果?をご覧にいれましょう・・・・・

まず始めに・・・昨日乗車した特急「リレーつばめ」 787系電車から・・・・

Ec787rtsubame01

JR九州で有名なのは 水戸岡鋭治氏主宰・ドーンデザイン研究所により手掛けられた 様々な特急電車たち。 そのバラエティーさも魅力です・・・・

同じ787系でも こちらは「ありあけ」運用で使用されるもの・・・・

Ec787ariake

次に紹介するのは長崎行きの「特急かもめ」885系電車・・・・

Ec885kamome02

同じ885系でも「白いソニック」と呼ばれている青帯編成も見る事が出来ました・・・・

Ec885sonic

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続きまして・・・・九大本線 湯布院方面への観光列車3本立て・・・・!

まずは有名なキハ72系を使用した「特急 ゆふいんの森」・・・

Dc72yufuin

悲運の高性能気動車  黄色いボディとなったキハ183系 「特急ゆふDX」号・・・

Dc183yufudx

最期はJR九州のコーポレートカラーを纏った キハ185系「特急ゆふ」号・・・

Dc185yufu

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次に登場するのは783系電車のカラーバリエーション・・・

まずは「特急ありあけ」号塗装から・・・

Ec783ariake02

「特急ハウステンボス」号塗装・・・・顔が赤くなりました・・・

Ec783htb

最後に「特急みどり」塗装・・・

「特急ハウステンボス」と併結運用なので同じアングルでは撮れませんでした・・・

Ec783midori02

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続いて・・・九州を走る普通列車の面々を・・・・

まずは811系電車から・・・

Ec811001

カラーバリエーションとして全面帯があるものも居ます・・・

Ec811002

現在におけるJR九州 普通列車の主力・・・813系電車です・・・

コーポレートカラーの赤が眼に沁みます・・・・

Ec813003

最近の増備車では 方向幕が大型化されたものも出てきました・・・

「オデコ」が広いのですね・・・・頭でっかち?とでも言うのかな・・・

Ec813001

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最後に・・・事前の準備不足のせいで 本命にはなりませんでしたが 鹿児島本線を走る貨物列車も3本程撮影出来ました・・・今となっては 貴重な、貴重な 交流型電気機関車の記録です・・・

ED76 1011

Ed761011

ED76 1019

Ed761019

ED76 1020

Ed761020

今回撮影出来たのは 何れも1000番台の更新機・・・それでも贅沢は言えません。

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と・・・ざっと3時間ほど原田駅で撮影しておりましたが・・・

いや、ホント・・・列車頻度が高いので撮影に飽きる事はありませんでした・・・良いポイントだわね!

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こうして 一通りの列車撮影で十分な「鉄分」を補給した後、原田駅を後にしました・・・・

門司港行きの快速列車に乗車し、座席を確保・・・・このまま博多を通り過ぎ、一気に門司港へと向かいます。

冷房の効いた快適な車内で 今更ながら気が付きました・・・

「そういえば・・・昼食がまだだったんだ・・・!」

昨夜コンビニで仕入れておいたおにぎりが2個、カバンの中に入っていたので これを食べ、足りなければ門司港に着いてから考えよう・・・ということに。

おにぎりを食べた後・・・いつしか良い気分になって すこしだけ睡眠・・・・再び目が覚めると 列車は既に八幡界隈を走っておりました・・・・・九州最大の都市 博多は 夢の中で通り過ぎてしまったみたい。

こうして・・・ようやく終点である門司港駅に到着しました。

平日の金曜日ということもありましたが それでも意外に観光客の多い事・・・・

しかし・・・自分的には門司港駅にしか興味が無かったので 駅周辺を一周・・・散策時間は約15分・・・

歴史ある門司港駅舎を撮影してしまえば 何故か この地における興味は失われてしまいました。

Mojikoust

Zeromile

再び駅改札を抜け、ホーム上にある「0哩記念碑」を写真に収めて 今度は一路、列車で関門海峡を越え、下関に向かいました・・・。

途中、門司駅で下関行きの電車に乗り換えます・・・。門司駅には数年前にも立ち寄った事がありますが 今では駅舎も建て替えられて綺麗になりました。 但し、乗車ホームは昔のまま・・・情緒漂う昭和の風景を保っています。 今年3月の九州夜行列車全廃のニュース・・・・今となっては このホーム上から東京へと向かう列車はありません。 本当に淋しいものです・・・・。

乗り換えのための僅かな時間ではありましたが 門司駅のホーム上で 感慨深い思い出に浸っておりました。

門司駅から隣の下関駅まで・・・関門トンネルで一気に走り抜けてしまいます。

もっとも・・・関門間の海底トンネルは太平洋戦争中、既に開通しているものですから 今となっては珍しいものではありません。 けれど・・・この関門トンネルは鉄道ファンにとって 今でも極めて魅力的な区間なのです・・・・。

東京を起点とした鉄道網は神戸を経て山陽本線となり本州最西端の下関へ到達・・・そして海底トンネルを抜け、九州の入口である門司へと繋がりました。 昭和30年代・・・九州における鉄道の無煙化のため 鹿児島本線が電化される事になりますが、この際、九州内の主要幹線は全て交流20000V/60Hzで電化される事になったのです。 東京から西へ、西へと辿り着いた鉄道は この時、既に直流1500Vで電化されており、九州内の電化方式とは異なるものでした。 これは当時の背景として 地方における幹線鉄道電化の方法は 変電所等の地上設備が省略出来る交流電化方式を推進した事によるものです。ただ、交流電化の場合、地上設備の省略は可能となりますが 反面、車両側での対応が必要となるため 結果的に車両価格が高価となってしまうのです。地方の場合、所定の車両数が少なくて済む事もあり、このような方向に進んだと言えるでしょう。参考までに 日本の新幹線は全て交流電化とされています。

さて・・・前置きが長くなりましたが この電化方式の違いによる分岐駅・・・それが門司駅なのです。 門司駅構内で交流・直流を分ける分岐点(デットセクション)が今でも存在しています。 実際に門司駅から下関行きの電車に乗ってみると良く理解出来るのです・・・・

電車が門司駅を出発すると・・・ちょうどホーム先端を出たあたりで 電車は一旦加速を中止、電車内の車内蛍光灯や冷房装置等、電装品が一旦OFFされます(ここまでが交流区間)・・・電車はこのまま無電区間(デットセクション)に進入し、運転手は交流から直流への切替操作を実施・・・・暫くすると再び電装品が動き出し、電車も再度加速を始めます・・・これで直流区間に入った事が判ります・・・・この間、約5秒・・・。

このような電化路線における直流・交流の分岐点は全国に数箇所存在します。 しかしながら 運転時の特殊性もあり 最近では珍しくなったようにも思えます。 例をあげると 北陸本線の西側の分岐点・・・以前は米原-田村間に存在していましたが 沿線の宅地開発や列車ダイヤの構成上、問題となり、結果的に 今では米原-敦賀間 を一気に直流電化に変更・・・結果的に 京阪神と敦賀地区が運行ダイヤ上、一括で括られる、といったメリットも生まれてきました。 このようにかつての地方の花形であったはずの交流電化方式も 新幹線を除けば 地方に分散されてしまった・・・という感は否めません。 それと、交流・直流のどちらも走行可能な車両は相変わらず高価であり、ここ関門間を走る車両も 車齢約30年を迎えようとしている415系電車が未だ古今奮闘しているのです。 車両老朽化による代替は全て新造により賄わなければならない事も重要なポイントです。 これから先・・・ここ関門間を走る電車はどうなっていくのだろう・・・? 415系はそこまで引っ張れないだろうし・・・・今になっても代替車両開発の話題も聞かないし・・・・関門における鉄道の話題は 今しばらく興味を引きそうです・・・・。

いつまで現役・・・? 注目の415系電車・・・

Ec415001

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関門トンネルを抜け、電車は下関駅に到着・・・・いよいよ本州上陸です!

それと同時にJR九州ともお別れ・・・当地からはJR西日本の管轄となります・・・・

下関駅・・・・昔見た 三角屋根の木造駅舎は 放火という悪質な犯罪のため 失われてしまいました。

今現在・・・駅の復旧に追われている部分もありますが・・・・本当に残念な事です。

今夜の宿泊地は ここ下関・・・・

昨日同様・・・当地も西国・・・・夕暮れまでには未だ時間が掛かります・・・・

ホテルにチェックインの後、再び駅に向かってみました・・・・

平日金曜日の夕刻という事でしたが・・・いや、想像以上に混雑しておりました。

意外だったのは下関から九州方面に帰宅する人々の多い事・・・・

とても4両編成の415系だけでは さばききれないような・・・・

そんな事を思いつつ、今日最後の撮影を始めました・・・・

まずは 意外?な出会い・・・117系電車

Ec117001

京阪神から福知山・・・そして関西を追われて辿り着いたのが下関・・・・

まるで平家の落武者のようですが 当地で見た117系は 何故か凛としたものを感じます。工場を出たばかりなのか 足回りが綺麗な状態・・・しかも、な、なんと尾燈がLED化されているではありませんか!

レンズは白く見えるけど・・・後尾に回ると眩しいぐらいの赤色を発光してました。

次に・・・宇部線直通の105系と並ぶ415系電車・・・・

※415系は前項掲示の車両と同じです・・・

Ec415_105

その他、山陰線のキハ40系等を数枚撮影しました。

Dc47001

これにて本日の行動は終了・・・・明日は何処へ向かうやら・・・?

続きはまた明日・・・・。


九州出張 「裏」レポート・・・・・その1

2009-06-25 21:00:00 | 工場長の独り言

今日は木曜日・・・・

話題の新鮮味が失われないうちに 鹿児島出張時の裏話でも書いてみる事にしましょう。

えっ? 体調のほうは未だ回復しておりません・・・・

もっとも この体調不良も 今回の出張が原因とも言えるのですが・・・・

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今回の出張・・・・あまりに突発的であったため スケジュールの立案に苦心しました。 もっとも先方が週末を希望してくれたおかげで こちらも動きやすくなったのは言うまでもありませんが・・・・。

まず・・・18日木曜日の話題から・・・・

これは後日知った事ですが 朝から大変な事が起こっていたのです・・・・

裏を返せば 「知らぬが仏」・・・という事だったのかもしれません・・・・

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自分が予約した鹿児島空港行きの飛行機はJALの○×△便・・・

JALには「クラスJ」という ちょっとだけサイズに余裕のある席が限定で用意されています。 通常運賃プラス1,000円で利用出来る、という事で こちらを事前購入しておきました・・・・。

天気のほうは 梅雨時という事もあり ハッキリしない空模様・・・それでも何とか雨は落ちてこないみたい。

鹿児島の天気も 東京と同じような事を言っておりました・・・・

自宅を朝一番で出発し、羽田に着いたのは出発の1時間以上前・・・・

早々にカウンターに向かい チェックインの手続きを・・・希望通り、窓側の座席を確保する事ができました・・・・

出発ロビーへ向かってはみたものの・・・季節柄なのか 高校生の修学旅行の一団と一緒になりました。

まるで連休中の空港のように 賑やか過ぎる?出発ロビーの中・・・・

一人 今日の仕事の段取りを復習しておりました。

やがて搭乗時間となり 真っ直ぐに自分の席へと向います・・・・

持ち込み荷物を頭上のハッチに納めた後・・・席に着きました・・・・

席に着くやいなや サービスで貰った日経新聞を読みふけておりました・・・・

やがて離陸・・・・地上がどんどん小さくなっていくのを見届けると やがて視界は雲の上・・・地上の様子を拝む事は出来なくなりました・・・・。そうしているうちに 朝が早かったこともあり眠くなってしまって・・・・少々ウトウトとしていたのでしょうが そこは国内便・・・あっという間に鹿児島空港に到着・・・・。

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そして・・・・事件は起こりました・・・・

自分は 何の前触れもなく ある事に 気付いてしまったのです・・・・・。

飛行機を降りる際、頭上の荷物を取り出そう・・・とした時のことでした・・・・

自分の席より前部に座っている人の姿に 何故か見覚えが・・・・・

そう感じた瞬間・・・「えっ?、まさかっ!」と思いました・・・・

そうです・・・うちの会社の中で 一番厄介な人物に似ていたのです・・・・

向こうはこちらに全く気付いていない様子・・・・ ましてや人違いかもしれないし・・・・

そう思いながら 飛行機を離れ 空港ロビーへと 距離を取りながら その人物の後方を歩いていきました・・・。 自分は空港から路線バスに乗り換えるため バス乗り場の案内板を探しながら進みましたが いつしかその人物の姿は消えてしまいました・・・。

「まあ、気のせいだろ・・・? 居るわけ無いじゃん・・・」

バスを待っている間・・・自分に言い聞かせるように自問自答していました。

やがて・・・バスが到着・・・乗車してしまうと 気分は既に切り替わり、仕事モードへ突入していました。

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こうして 以下、鹿児島での仕事は万事上手くいったのですが・・・出張から戻ってからこの話しを同僚にしてみると、 やはりあの人物は 本人だったようで・・・・。

そんな事実を事後報告で聞いてしまうと・・・・本当に鳥肌モノです・・・・・

自分は本当に気付かれていないのだろうか・・・・?

怖い・・・本当に怖い話しでしたよ・・・・

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さて・・・・本来の「裏」レポートに戻りましょう・・・・

鹿児島空港で待つこと約50分・・・鹿屋行きの路線バスに乗り換えて 約30分、今回の仕事の目的地に到着しました・・・時刻は12時20分・・・ 仕事先の大きな工場の周辺には これといって何も無いところでした・・・・。

出発前から心配していた「帰り」のバスの時刻を確かめると・・・やっぱり事前調査のとおり 1時間に1本程度しかありません。 まあ、仕事が早く片付けられれば バスの時刻など気にする事も無いのです。

ちょうど昼時ということもあり、朝から何も食べていなかった自分は とりあえず時間調整も含め 食べ物屋探しのため 付近を散策してみましたが・・・案の定、ファミレスはおろか 定食屋さえ見つからず・・・本当の田舎に来てしまったようです。 500m程歩いて行くと 知らない?ブランドのコンビニが1件 目に留まりました。 「このコンビニで弁当でも買って 何処かで食べればいいや! どうせ雨も降っていない事だし・・・」

そして目当てのコンビニに入店・・・ここのコンビニ・・・ちょっと珍しく 自店でパンを焼いていたり 調理したお弁当を売っていたり、と 私好みのお店だったのが幸いでした・・・。

とりあえず会計を済ませ、「さて・・・どこで食べようか?」という事になりましたが この店の周辺は まさに畑の中といった感じ・・・仕方がないので意を決し、この店の駐車場の隅で弁当を平らげる事にしました・・・。

田舎に来た!という開放感と これから向かう仕事先での困難な業務とが複雑に混じり合って、何とも複雑な心境でしたが、まあ、なんとか一休みする事が出来ました。

店先という地の利を活かし? ゴミはすべてコンビニのゴミ箱へ・・・・、そして約束した時間にキッチリ客先を訪問する事になりました・・・・

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当初 自分が予想していた時刻を大幅に過ぎてしまいましたが 16時過ぎ、なんとか業務終了となりました。

明日の午前中、 再度 状況結果を電話で確認すれば 当地における仕事は全て終わるのです・・・

自分的には かなりの自信があったので 楽観的な気持でいられましたけど・・・・

最後に 事前に送っておいた工具類を箱詰めし、この箱を片手に工場を後にしました・・・・

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さて・・・これからどうするか?

先程調べておいた帰りのバスも行ってしまったばかりだし・・・・

まあ、こんな事もあろうかと 帰りのオプションも豊富に調べておいたのが幸いしました。

ちょうど、工場の門を出たところで地元のタクシーに遭遇・・・

この車は すでに予約が入っていたようでしたが、運転手さんが無線を使って すぐに代わりを手配してくれました・・・感謝です!

工場の門外で待つこと 約5分・・・迎えのタクシーがやって来ました。

自分は とりあえず このタクシーで国分駅へと向かいます・・・・。

距離にして約3キロ程度・・・田舎道ということもあり 約10分で到着しました。

国分駅からは・・・・特急「きりしま」に乗って 鹿児島中央駅へ・・・さらにそこから九州新幹線「つばめ」で九州を北上することにします・・・・。

列車が来るまでの約20分・・・電車での移動には 極めて邪魔な工具の入ったダンボール箱を 宅配で送るつもりで駅周辺を散策・・・駅前から少し離れたところにコンビニがあるのを発見し、荷物の発送を依頼しておきました。 「ゆうぱっく」の着払い便・・・・お店の人には 只々 発送伝票の記票等の事務処理をしてもらって 着払い、という事で このお店で お金を一銭も使わない・・・というのも悪い気がしたので 帰り際に タバコを2箱購入してきました・・・こうゆう気配りも結構必要だと思うのですよ・・・私の場合は。

荷物も預けた事だし、これで万事OK!これから先は 鉄路の旅を満喫出来ます・・・!

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こうして再び国分駅へ戻り 時刻通り 特急「きりしま」が入線してきました・・・

Ec485kirishima

JR九州における485系最後の牙城・・・・日豊本線。 特急とは言え3両編成のミニ編成の列車です。 ここから鹿児島中央駅までの33.7km、時間にして40分・・・この列車に身を委ねます。

この区間に乗車するのは 初めての事・・・空は相変わらず曇天ではありますが ここは南国・・・しかも日没が一番遅い季節ですから 未だ夕暮れという感じではありません。 国分駅を出たこの列車・・・・乗車率は30%前後といったところでしょうか? 日豊本線は 単線なので 速度もそれほど速くはありません・・・。隼人・・・加治木・・・とまるで普通列車のように各駅に停車していきます。 これが特急? と疑いたくもなりますが この区間の閑散期自由席特急料金は わずか300円也・・・・これでは文句の言いようも無いのかもしれません。

やがて・・・車窓左手に雄大な桜島が見えてきて 列車は鹿児島湾沿いを走行・・・・・過去の忌まわしい水害の記憶も冷めやらぬ竜ヶ水駅を通過・・・・自分はこの水害の記録を NHKのプロジェクトXで観ましたが 改めて あの惨状が頭を過り・・・車中 で一人 黙祷を捧げました・・・・。それにしても この区間・・・乗車してみて良く判りましたが片方は崖・・・・そしてもう片方は海・・・と 困難な地形の上に路線を引いたものです・・・・。

こうしているうちに ようやく鹿児島中央駅に到着しました。

今夜は鹿児島で一泊・・・と いきたいところではありましたが、今回はそのままスルーして 即 九州新幹線ホームへと向かいます・・・・。前回訪問時・・・鹿児島周辺の鉄道は満喫した?からね・・・・。

「九州新幹線つばめ」に乗り換え、新八代までは約40分・・・・こちらも乗車率は50%を下回っているような感じでした。 新幹線の車中は・・・毎度のことながら退屈なので・・・・あまり憶えてはおりません。

新八代から再び在来線へ・・・とは言うものの新幹線博多開業までの接続列車である「リレーつばめ」に乗車します。 再び在来線の旅となりますが そこはJR九州の看板列車・・・・結構なスピードで走行して行きます・・・・。 熊本・・・荒尾・・・大牟田・・・久留米・・・と九州を北上し、20時過ぎに 今日の宿泊地である鳥栖駅に到着しました。

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駅前にあるビジネスホテル・・・・以前1回 宿泊した事があったので 鳥栖駅周辺には土地勘があります。 ホテルにチェックインを済ませた後、早速近所のコンビニへ買い出しに向かいます・・・・。

こうして21時過ぎ・・・今日一日の慰労と業務終了を祝って? ビジネスホテルの一室で一人淋しく祝宴?を始めました・・・・。

そして23時半・・・・明日に備えてベットに入りました・・・・。

いや・・・長い一日でした。

この続きは・・・・また明日。