木曜日・・・・
今日の東京地方は5月らしい気持のよい一日でした。今日一日 デスクワークに勤しんでいましたが休憩の際 外に出てみると 吹き抜ける風の 何とも心地良いこと・・・・ 梅雨入り前の好天というのに 一体何をしているのでしょう・・・私は(笑)。
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さて・・・・
鉄道友の会が選出した2021年度のブルーリボン賞・ローレル賞の発表がありました。
ブルーリボン賞は 京急電鉄の1000形 1890番台車、ローレル賞は東京メトロの17000系・18000系電車と京阪電鉄3850形プレミアムカーが同時選出となったようです。
私個人の正直な印象からしますと 今回ばかりはブルーリボン賞、ローレル賞とも 何ともマニアックな車両だな・・・・、という感じ。
コロナ禍中で 概ね各鉄道会社の輸送力が減少に向かっていた事もあって 昨年度に誕生した新形式が非常に少なかった、という事も一因なのでしょうか?
時代が時代であれば 2021年度は ブルーリボン賞は該当なし、ローレル賞には 京急の1890となったような気がします。
京急さんには申し訳無いけれど 1890番台車って ブルーリボン賞の器にあらず、といった印象。 かつての特急車 2000形のブルーリボン受賞時には 私自身も納得の受賞だった記憶があるけれど それに比較したら 1890がブルーリボンなんて・・・・ 京急にとっては 1890の製造が相当なチャレンジである事は否定しませんが、日本の鉄道界を代表する その年の代表車両の名誉と考えると さすがに格落ち感は否めません。
一方、ローレル賞で考えると過去には「該当なし」といった年もあったほど・・・・。そもそもローレル賞の定義を踏まえると 通勤型車両としても運用可能な1890なら 順当に受賞といったところでしょうか? メトロの17000・18000に関しては 「何を今さら・・・・」といった感想しかありません。(メトロの車両は銀座線用の1000系が受賞したものの 日比谷線用13000系、千代田線用16000系などは 他のライバル車が強豪だっただけに 賞レースには網にも引っ掛かからなかったんです・・・・) 京阪のプレミアムカーは 編成中、僅かに1両組み込まれた車両だけに 受賞を聞いた京阪電鉄自身が驚いているのではないでしょうか・・・?(笑)。
もっとも京急には熱狂的なファンがついていますから ある意味 「組織票」なんてものがあったりして・・・・鉄道車両メーカーも 友の会の 協賛企業として名を連ねていますから 選考に影響があったのかはわかりませんけど・・・・(笑)。 ※1890の車体は Sustinaなんですよね。って事は、総合車両所か・・・・。
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私は以前 鉄道友の会に所属していましたが 個人的な鉄道趣味活動にとってメリットを感じなかった事から 数年で退会してしまいました。実際のところ 年会費を払ってまで 所属するものでは無かった訳です。 そんな鉄道友の会の活動が世間的に知られるのは ブルーリボン賞の発表の時ぐらいでしょうか?
ともあれ 今年のブルーリボン&ローレル賞は 何ともピンと来ないものでした・・・・あくまでも個人の感想です(笑)。