拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

あれから3年

2011-05-29 00:55:39 | L'Arc-en-Ciel
2008年、アジアとフランスを巡る世界ツアー中に、「2011年までライブを休止します宣言」をし、沢山のファンを落胆させたラルク。休止前最後の京セラドームライブは、お預けをくらった寂しさ、選曲の豪華さ、パフォーマンスの凄さなどが入り交じり、ラルク本人達含むその場に居た多くの人々が涙してしまった感動的なものだった。ライブ終了後、京セラドーム付近でファン達がざわついていた。視線の先を追うと、虹のようにカラフルにライトアップされたドーム。感動がさらに増した。hydeの「待ってる人が居る限り何処へでも行く」「大きな船になってまた帰ってくる」というMCが、新大阪から新幹線で帰る私の心にずっとずっと残った。

あれから3年。

「3年も待てないよ…」と嘆いてたし、多分過去の日記にもそう書いてあると思うけど、振り返ってみれば本当あっという間だった。自分が就職して多忙になってしまったからそう思うんだろうな。そしてHYDEのソロワークVAMPSを楽しめたから。「ラルクとVAMPSじゃ、グランパスとFC刈谷ぐらい違う…」なんて、とんでもなく失礼な発言を当時は周囲にしてた事もあったが、本当さーせんっしたっ!VAMPSめっちゃ良かったっす。ラルクの居ない寂しさを、しっかり埋めてくれたどころか、逆に今、VAMPS休止がちょいと寂しいぜぐらいになってる。まさか大阪と博多に遠征までしてライブ行くことになるぐらいハマるとは思ってもみなかった。
ソロの合間に出たラルク関連のリリースも盛り上がった。テレビではペプシのCMが大量に流れた。オリンピックタイアップの「BLESS」では、何故か母までラルクにハマった。そいえば近年、ラルクものまね芸人が脚光を浴びる機会も増えたなー。今年は初っ端から幕張でニューイヤーライブ(その前に10年ぶり紅白)、そのライブ終演直後に発表された20周年ラニバーサリー@味の素スタジアム。無事チケットを取り、それを直前に控え、ワクワクしまくっている。それが今の状況であります。
ただ、3月の東日本大震災直後は、正直ラニバの事などすっかり忘れていた。しばらくして震災による節電、自粛ムードが蔓延してきてから、「ラルクのライブも無くなるかな?でも仕方ないのかな…」なんて心配してたら、収益全額寄付という男前過ぎる情報をサラっとアナウンス。これは凄く嬉しい知らせだったな。
きっと、沢山の濃~いファン達が、この3年間で膨らんだりこじらせたりしたラルク愛を胸に抱いている。みんな尋常じゃないぐらい期待している。それを受け止めるプレッシャーを匂わせず(少なくとも幕張では)、いつもナチュラルな態度で人前に出てくる。必要以上に力まないけど芯は激熱。そんなラルクが大好きなんだよー。
私が行くのは二日目。初日は、初期ラルク中心の、まるで1996年頃にタイムスリップしたかのような神選曲だったようで、正直「ずっりぃ~なぁ(苦笑)」って感じだが、行けるだけでも喜ばないとね。どーでも良いが、「風にきえないで」をやらない理由って何かあんのかね。一応シングルなのに頑なにやんないね。封印?たまたま?
天気は生憎の雨。アリーナだからずぶ濡れね。サッカー場だから下は芝生?足場悪そうねぇ。しかしhyde氏曰く「雨は演出」だそうだから仕方ない。レインコートで対応してやらぁ。でもその演出、控えめで頼みますよ?