拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

煌いた瑠璃色/引き金

2007-04-27 19:10:57 | L'Arc-en-Ciel
●先日ラジオでラルクの「SEVENTH HEAVEN」がオンエア解禁されたので、早速録音してipodで聴きまくっている。約2年振りの新曲ということでテンションがかなり上がっていることを差し引いて考えても、この曲の名曲ぶりは凄まじいものがある……。盲目的になっているわけでは断じてない。だってBSのアニメの主題歌になっているというもう一つの新曲「SHINE」の方は正直あんまりピンとこないもんな(ラルクの新曲で「あんまりピンとこない」と感じるのは実はかなり稀なことだが)。
でも「SEVENTH HEAVEN」は、もうバッチリだ。ハマりまくりだ。着うたでAメロをダウンロードして聴いた瞬間からこの熱は冷めるどころか上がりっぱなし。『True』というアルバムの二曲目で、マンチェスター風打ち込みロックとジプシー風のギターが絡み合ってひたすら快楽のツボを押しまくる「Caress of venus」が大好きな自分は「ずっと待ってたぜこういう曲!」とたまに発狂したくなるほどだ。やっぱねぇ、メジャーなロックバンドには珍しい、ライブで打ち込みのビートを素手で正確に叩けるyukihiroがいるんだからこういう曲も作らないともったいないよねぇ。生で聴くのが本当に楽しみ。はしゃぎまくるぞ、多分。
この曲は構成がちょっと変わっている。わかりやすいサビが見当たらないのだ。強いて言えば、バックの音が突如きらびやかになる「♪煌いた~瑠璃色が~」のあたりがサビっぽいけど、その部分は二回しか登場せず、しかもたいしたことなさげにシレ~っと流れていってしまう。「え?あれ?今のサビだった?もしかして…」みたいな。うーん、この冷静さと素っ気なさ、まさにラルクそのものかも。でもこの曲、全編がサビみたいなもんのような気もする。歌いだしの「♪我に続けさあ行こう~」の部分は即座に脳裏に刻まれたし。恐るべしこの曲の作曲者hyde…。ノリと勢いで作ったようなロックと、ドローンと酔いしれるようなバラードが彼の持ち味だと思ってたが、こんなダンスチューン作っちゃうとはねぇ。まぁ、4人でアレンジしてるうちにこうなったんだろうけど。どんな過程でこれが作られたのか知りたい。

●今月の『NANA』が久々に面白かった。以下ネタバレありで。



やっとストーリーが佳境に入ってきた(多分)。長かった…漫画の人気も大分落ち着いてきたようだし、いい加減最終回に向けて動き出してもいいころだもんな。連載開始時は私よりずっと年上だったナナたちだが、最近じゃレイラの年齢に近づきつつある。それほどあの漫画の世界で流れている時間は遅い。読み始めたころは15歳のシンと同学年だったんだぜ?どんだけ進みが遅いんだよ(笑)。今月号で物語の序盤から延々と張られてきた「悲しい未来」へのカウントダウンがやっとこさ始まったわけだが、まさかシンが引き金だとはねぇ。いや、初めからかーなり問題のある奴だったが、ナナがきっかけとなってバンドが転がり落ちるわけじゃないようなのが悲しいですな。バンドの初ライブツアーが決まり、しかも初日は横浜アリーナ(新人バンドの初ツアーだぜ?どんだけバブリーなんだ…)。しかしライブ当日になって「シンが警察にしょっぴかれた」という連絡がナナの下に届く。そして「来月に続く」だったが、一体何をしたんだシン。売春・酒・タバコ等、叩けば埃がバンバン出てくる人だからなぁ…どうなることやら。余談だが今月初登場したシンの腹違いの兄貴はかっこいいけどもーのすごく性格悪そうであった。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うわぁん。 (may99)
2007-04-28 00:12:00
ラジオききそびれた(;´д`)
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まぁ (shallow)
2007-04-30 03:34:36
もー!だめじゃないっ
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