8月18日、東方神起の日産スタジアム公演に行ってきた。ブログには全然書いてなかったけどここ数ヶ月、東方神起熱がおもいっきりぶり返し、今年のドームツアーもしっかり参戦。2人になってからなんとなく東方神起から離れてしまってたけど、改めて聴いてみるとなんだかもうたまらなく良くて、一気にズズズズッとハマった。受難を乗り越え、男の中の男オーラを放ちながらストイックにただひたすら歌って踊るユノとチャンミン、ちょっと怖いくらい魅力的…はぁ…。
今回の日産スタジアム公演は、春のドームツアーがベースで、そこに新曲をプラスした感じ。アリーナを取り囲むようにぐるっと花道がセットされててセクゾンのコンサートを思い出した。そしてアリーナ後方にはサブステージ。このサブステージが私の席からめちゃ近かった。チケット来た時「アリーナGブロック?屑埋れ席ワロタw」って感じだったけど、全然良い席でした。ではセトリにそってあの濃厚ライブを振り返ってみる。
1.Fated
2.ANDROID
3.Superstar
4.I dont know
ドームツアーと同じ、東方神起がタイムマシンに乗って冒険する映像でライブ幕開け。大きな舞台装置のてっぺんに二人が現れ、両サイドのエレベーターからゆっくり降りながら「Fated」。以降、早速踊りまくる東方神起。「ANDROID」は常に完璧なダンスをビシバシキメまくるストイックな彼らにぴったりで大好きなのでいきなり発狂しまくる。「wordもswordも撥ねつけろ」は屈指のパンチライン。「Superstar」はサビの合いの手をみんなで絶叫。これやるために来てるようなもんだから。
5.STILL
6.duet
7.One More Thing
ここからは激しいダンスから一転してバラードが続く。「STILL」は東方神起お得意の女々しいバラード。だんだん日も暮れてきて、風が心地よくて凄くいい気分。夏の野外なのに予想外の快適さで驚いた。
8.Y3K
9.Purple Line
10.Humanoids
「Y3K」では、未来の車みたいな変な乗り物に乗って花道を移動しながら、遂に東方神起先輩がアリーナ後方にやってきた。「Come on……」というフレーズで存分にドヤ顔をカメラに向けてキメまくるユノ先輩に日産が揺れた。自分のブロックの近くに彼らが来た時は本当にゾクっとした。初めてだったのよ、東方神起をあの距離で見たのは。「やばい!ユノ先輩こっちくるし!どーすんの!!」と騒ぎまくる私と友人。続く「Purple line」は5人時代を代表する激しいダンス曲。サブステージで、バックダンサーとしっかりフォーメーション組んでガッツリ踊ってるのを見て大興奮。本当に近かったのよ。Zeppで見てるのかと思うぐらいにね。冒頭の「とーほーしんき!!」コールも絶叫してきたわよ。「Humanoids」もこれまた激しいダンス曲。SFをモチーフにした歌詞は、一糸乱れぬダンスを踊る姿が時にロボット的でもある彼らに本当に似合ってる。激しすぎてサブステージがグラグラ揺れてた。これも冒頭で「TVXQ!」コール絶叫してきた。このために行ってるから、日産に。あと、チャンミンの「エビバデメイクサムノーーーイズ!!!」のシャウト!最高。彼らがスタンド席側を向いて踊ってる時、必然的に彼らの尻がアリーナ側に向いてるわけだが、私はそこから目が離せなかった。引き締まった美しい尻およびハムストリングス(下半身の裏側の筋肉)…こんなものが現実に存在するなんて。
11.Heart, Mind and Soul
12.I Know
13.One and Only One
今回の日産スタジアム公演では、観客全員に、赤外線に反応して自動で色を変えながら光るリストバンドが配られた。紅白の演出や、色んなアイドルのライブなど、徐々に増えてきてるアレです。東方神起=赤のペンライトで客席を彩るのが普通だが、今回は度々スクリーンで「PENLIGHT OFF」という指示が出され、皆が赤のライトを消すと、配られたリストバンドが様々な色で輝きだす。「Heart mind and soul」から始まるバラードゾーンでは、その光の演出が全開。赤一色だった日産スタジアムが一気にブルーに切り替わり、「おお、スーパージュニアのライブみたいだ~」と思った。光の色は曲の間も美しく変化。スタンドとアリーナでは違ったり、またブロック毎でも色が分けられたりと、なかなか細かい。このブロックでは、東方神起お得意の女々しいバラード(またかよ)「I Know」が素晴らしかったです。切なくも広がりのあるメロディと歌声が、大きな大きな日産スタジアムをふわっと包むような感じでドキドキした。ちなみにこのゾーンでも東方神起の二人はアリーナ後方で歌っており、間近で堪能することができました。ごちそうさまでした。
バラードゾーンが終わるとMCタイム。このMCもサブステージだったので大満足。流行りのネタをMCに取り入れたがる東方神起、早速ユノが「倍返しだ!!」と某ドラマのセリフをマネる。今日の公演がライブビューイングで中継されてることを、ややわかりづらい言い回しで話すユノ先輩。「え、つまり、今日のライブは全国の映画館にいるファンの方々も今見てるわけですか?スッゲーー!」と的確に説明しなおすチャンミン。ユノが「映画館で見てるみなさーん!!」と呼びかけると、当然「はーい!」と反応せざるをえない日産のファン。「今、映画館のファンの方に呼びかけたのに、何故かアリーナの皆さんがキャー!って言いました」とつっこむチャンミンさん。「歌に集中」と言おうとして「うちゅう」と口走ってしまい慌てるチャンミンさん。MCはドームツアーに比べて短めで早々に切り上げる。この後もやることが色々詰まってるんでしょうね。
14.Rat ta ta
15.T-Style
16.Rock with U
ここからはソロゾーン。ユノソロの「T-style」は、ジャスティンティンバーレイクの「Suit&Tie」をモロに意識したような曲。ジャスティンのやつを聴いた時、「EDM全盛のこの時代にこんなオールドスクールなソウルミュージックを完璧にキメるとは……これは世界のポップスの潮流が変わるかもなぁ」と思ってたら、早速ユノが取り入れた。対してチャンミンは爽やかなロック。なんとエレキ片手に登場し、「え、弾き語っちゃうの!?」とびっくりしたが、弾き語ったのは冒頭部分だけで、あとはスタッフにギター預けて、いつものようにステージを走り回ってた。開放的なメロディがスタジアムにぴったりで、とても気持ち良さそう。あの声とロックの相性は抜群ですね。
17."O"―正・反・合
18.Survivor
19.Share The World
ここは5人時代の人気曲ゾーン。「"O"―正・反・合 」は日産であらたにプラスされた曲。普段この曲あんまり聞かないから掛け声のタイミング掴めなかった。「Survivor」のクライマックスの火薬ドーンは定番演出。みんな「来るぞ来るぞ…はいやっぱキターーー!」って感じで盛り上がってた。
20.OCEAN
21.逢いたくて逢いたくてたまらない
ドームツアーではアンコールでやってた「OCEAN」が今回は早めに登場。これ初めて聴いた時は、歌詞の単純さと能天気っぷりに「ははは…」と乾いた笑いをかましてしまったが、「赤い光 僕を照らす」等、所々にファンならグッとくるフレーズが潜んでてどんどん好きになった。一聴するとただのバカなパーティーチューンだけどね…夏の終わりに近づいてるこの時期のライブに聴くと、ちょっと感傷的になっちゃうよ。「あぁ、東方神起と私の夏が終わっていくんだなぁ…」って。「逢いたくて逢いたくてたまらない」は「もっと曲名捻れよ」とか思わんでもないけど、まぁ、実際東方神起に逢いたくて逢いたくてたまらなかったから仕方ない。
22.Catch Me -If you wanna-
本編クライマックスを飾ったのは、ダブステップっぽいビートと激情系メロディが絡み合う、超エモいダンスチューン「Catch me」(通称ケチミー)。友人によると、この曲の時の私が一番狂ってたらしい。発光する素材を身体にグルグル巻きつけて、ダンサー達とフォーメーション組んで、龍や巨人を表現する「ドラゴンダンス」と「ハルクダンス」、ヤバかったなー……うん。PV通りの迫力満点ダンス、素敵過ぎた。チャンミンのシャウトもたくさんあるし…「叫んでるチャンミンが大好きなんだよぉ~~~!!!」と、かつての彼らの戦友ジェジュンの迷言のモノマネで叫びながら見てた(迷惑)。
23.Why? (Keep Your Head Down)
アンコールは、2人になって初めてのシングルにして代表曲「Why?」からスタート。これもサブステでやったんだよね~うっとり~。掛け声多い曲だし、めちゃ気合い入れて応援しまくった。この曲はCDよりもライブの生バンドアレンジの方が数倍素敵。この後はMC。「日産スタジアムはドームツアーよりも疲れるんじゃないかと思ってたけど…本当に、嘘じゃなく、まだ全然疲れてないです。皆さんの応援のおかげです!」とチャンミン。「え、僕はもう結構ヤバイよ…」と力なく話すユノ。そして、次の曲の紹介のために、「怖いもの」について語る2人。ゴキブリと、「リング」の貞子が怖いチャンミン、「進撃の巨人」の巨人が怖いユノ。ユノによる「親戚の巨人」と言い間違えるギャグは、前日はウケたらしいけど今日はスベってた。ユノ先輩……。そして、貞子のマネをするチャンミンと、巨人のマネをするユノが対峙し、「もうふざけるのやめましょう!」とチャンミンが切り上げて次の曲へ。
24.SCREAM
「貞子3D」の主題歌の新曲。かなり攻撃的なダンス曲で、シンセの音が耳に残る。最近のSFモチーフのストイックなダンス曲や、ケチミーやWHY?のような女々しいダンス曲とも違う、新鮮な感じの曲。曲名通り、チャンミンが叫びまくってるのが嬉しい。
25.SHINE
26.ウィーアー!
27.Summer Dream
5人時代のパーティーチューン連発ゾーン。客席も、リストバンドで煌びやかに輝いてました。点滅するとほんとにキレイなのよ。ちょっと忘れ難い光景。早くDVDで見たいな。
28.In Our Time
29.Somebody To Love
王道の大団円が似合う「In Our Time」では、スタンド席にリストバンドの光で作った「THANK YOU TOHOSHINKI」という文字が浮かんでた。ドームツアーではこの曲で終わってたが、日産ではライブ人気曲「Somebody~」が追加。力の限り跳びはねまくってきた。おかげで捻挫が悪化した…ばかじゃん( ´ ▽ ` )ノ
というわけで、怒涛のライブはこんな感じだった。東方神起の2人は、日産スタジアムを縦横無尽に動きまくったり、圧巻のダンスを堂々と披露したり、息をぴったり合わせて切ないバラード歌ったり…とにかく輝いていた。間違いなく過去最高に。そんな彼らの姿を目に焼き付けられたことが本当に嬉しかった。
ずっと後悔していたことがあった。5人時代の東方神起のライブを見に行けなかったこと。いち早く東方神起にハマってた母に何度か誘われながらも結局行かず、大好きになった時には既に5人はバラバラになりかけていた。
2人になった東方神起再始動のタイミングはちょうどラルク20周年イヤーの幕開けと重なり、私はラルクに夢中で彼らから完全に目を離していた。私の中の東方神起は5人のままで止まっていた。そのままずーっと時が過ぎたが、ある時、彼らのドームツアーが決まったことを聞き、「懐かしいなぁ、昔よく聴いたな…」と思い、なんとなくチケットを取った。ライブ行くなら音源も聞かないと!と急いで二枚のアルバムを聴いたらあっさりハマった。2人になってパワーダウンどころか、スキル上がってるわ相変わらず曲はいいわでハマらざるを得なかった。危ない所だった。こんなにも素敵な東方神起を、またもや見逃す所だった。ギリギリで気づいて本当に良かった。
彼らが分裂問題の渦中にいて、誰もが「もう5人で活動してくの無理なんでしょ……?」と思っていた2009年の年末、FNS歌謡祭やMステ、紅白のステージで歌ってた時の、まるでお通夜の参列者のような表情のチャンミンが忘れられない。でも今、彼は自信満々でステージに立ち、最強の相方ユノと一緒に歌って踊って走り回ってる。最高じゃないか。
家に帰ってから、「そういえば…」と思い出してある映像を見た。日本デビュー直後でまだ全然売れてなかった東方神起が、日産スタジアムの近くの新横浜ラーメン博物館でラーメンの食べ比べロケしてる映像。カタコトの日本語で、ワイワイラーメンを食べる、全員10代の東方神起。当時のユノとチャンミンは何も知らない。夢にも思わなかっただろう。数年後、2人きりで、すぐそばにある日産スタジアムでの公演を大成功させるなんて。
今回の日産スタジアム公演は、春のドームツアーがベースで、そこに新曲をプラスした感じ。アリーナを取り囲むようにぐるっと花道がセットされててセクゾンのコンサートを思い出した。そしてアリーナ後方にはサブステージ。このサブステージが私の席からめちゃ近かった。チケット来た時「アリーナGブロック?屑埋れ席ワロタw」って感じだったけど、全然良い席でした。ではセトリにそってあの濃厚ライブを振り返ってみる。
1.Fated
2.ANDROID
3.Superstar
4.I dont know
ドームツアーと同じ、東方神起がタイムマシンに乗って冒険する映像でライブ幕開け。大きな舞台装置のてっぺんに二人が現れ、両サイドのエレベーターからゆっくり降りながら「Fated」。以降、早速踊りまくる東方神起。「ANDROID」は常に完璧なダンスをビシバシキメまくるストイックな彼らにぴったりで大好きなのでいきなり発狂しまくる。「wordもswordも撥ねつけろ」は屈指のパンチライン。「Superstar」はサビの合いの手をみんなで絶叫。これやるために来てるようなもんだから。
5.STILL
6.duet
7.One More Thing
ここからは激しいダンスから一転してバラードが続く。「STILL」は東方神起お得意の女々しいバラード。だんだん日も暮れてきて、風が心地よくて凄くいい気分。夏の野外なのに予想外の快適さで驚いた。
8.Y3K
9.Purple Line
10.Humanoids
「Y3K」では、未来の車みたいな変な乗り物に乗って花道を移動しながら、遂に東方神起先輩がアリーナ後方にやってきた。「Come on……」というフレーズで存分にドヤ顔をカメラに向けてキメまくるユノ先輩に日産が揺れた。自分のブロックの近くに彼らが来た時は本当にゾクっとした。初めてだったのよ、東方神起をあの距離で見たのは。「やばい!ユノ先輩こっちくるし!どーすんの!!」と騒ぎまくる私と友人。続く「Purple line」は5人時代を代表する激しいダンス曲。サブステージで、バックダンサーとしっかりフォーメーション組んでガッツリ踊ってるのを見て大興奮。本当に近かったのよ。Zeppで見てるのかと思うぐらいにね。冒頭の「とーほーしんき!!」コールも絶叫してきたわよ。「Humanoids」もこれまた激しいダンス曲。SFをモチーフにした歌詞は、一糸乱れぬダンスを踊る姿が時にロボット的でもある彼らに本当に似合ってる。激しすぎてサブステージがグラグラ揺れてた。これも冒頭で「TVXQ!」コール絶叫してきた。このために行ってるから、日産に。あと、チャンミンの「エビバデメイクサムノーーーイズ!!!」のシャウト!最高。彼らがスタンド席側を向いて踊ってる時、必然的に彼らの尻がアリーナ側に向いてるわけだが、私はそこから目が離せなかった。引き締まった美しい尻およびハムストリングス(下半身の裏側の筋肉)…こんなものが現実に存在するなんて。
11.Heart, Mind and Soul
12.I Know
13.One and Only One
今回の日産スタジアム公演では、観客全員に、赤外線に反応して自動で色を変えながら光るリストバンドが配られた。紅白の演出や、色んなアイドルのライブなど、徐々に増えてきてるアレです。東方神起=赤のペンライトで客席を彩るのが普通だが、今回は度々スクリーンで「PENLIGHT OFF」という指示が出され、皆が赤のライトを消すと、配られたリストバンドが様々な色で輝きだす。「Heart mind and soul」から始まるバラードゾーンでは、その光の演出が全開。赤一色だった日産スタジアムが一気にブルーに切り替わり、「おお、スーパージュニアのライブみたいだ~」と思った。光の色は曲の間も美しく変化。スタンドとアリーナでは違ったり、またブロック毎でも色が分けられたりと、なかなか細かい。このブロックでは、東方神起お得意の女々しいバラード(またかよ)「I Know」が素晴らしかったです。切なくも広がりのあるメロディと歌声が、大きな大きな日産スタジアムをふわっと包むような感じでドキドキした。ちなみにこのゾーンでも東方神起の二人はアリーナ後方で歌っており、間近で堪能することができました。ごちそうさまでした。
バラードゾーンが終わるとMCタイム。このMCもサブステージだったので大満足。流行りのネタをMCに取り入れたがる東方神起、早速ユノが「倍返しだ!!」と某ドラマのセリフをマネる。今日の公演がライブビューイングで中継されてることを、ややわかりづらい言い回しで話すユノ先輩。「え、つまり、今日のライブは全国の映画館にいるファンの方々も今見てるわけですか?スッゲーー!」と的確に説明しなおすチャンミン。ユノが「映画館で見てるみなさーん!!」と呼びかけると、当然「はーい!」と反応せざるをえない日産のファン。「今、映画館のファンの方に呼びかけたのに、何故かアリーナの皆さんがキャー!って言いました」とつっこむチャンミンさん。「歌に集中」と言おうとして「うちゅう」と口走ってしまい慌てるチャンミンさん。MCはドームツアーに比べて短めで早々に切り上げる。この後もやることが色々詰まってるんでしょうね。
14.Rat ta ta
15.T-Style
16.Rock with U
ここからはソロゾーン。ユノソロの「T-style」は、ジャスティンティンバーレイクの「Suit&Tie」をモロに意識したような曲。ジャスティンのやつを聴いた時、「EDM全盛のこの時代にこんなオールドスクールなソウルミュージックを完璧にキメるとは……これは世界のポップスの潮流が変わるかもなぁ」と思ってたら、早速ユノが取り入れた。対してチャンミンは爽やかなロック。なんとエレキ片手に登場し、「え、弾き語っちゃうの!?」とびっくりしたが、弾き語ったのは冒頭部分だけで、あとはスタッフにギター預けて、いつものようにステージを走り回ってた。開放的なメロディがスタジアムにぴったりで、とても気持ち良さそう。あの声とロックの相性は抜群ですね。
17."O"―正・反・合
18.Survivor
19.Share The World
ここは5人時代の人気曲ゾーン。「"O"―正・反・合 」は日産であらたにプラスされた曲。普段この曲あんまり聞かないから掛け声のタイミング掴めなかった。「Survivor」のクライマックスの火薬ドーンは定番演出。みんな「来るぞ来るぞ…はいやっぱキターーー!」って感じで盛り上がってた。
20.OCEAN
21.逢いたくて逢いたくてたまらない
ドームツアーではアンコールでやってた「OCEAN」が今回は早めに登場。これ初めて聴いた時は、歌詞の単純さと能天気っぷりに「ははは…」と乾いた笑いをかましてしまったが、「赤い光 僕を照らす」等、所々にファンならグッとくるフレーズが潜んでてどんどん好きになった。一聴するとただのバカなパーティーチューンだけどね…夏の終わりに近づいてるこの時期のライブに聴くと、ちょっと感傷的になっちゃうよ。「あぁ、東方神起と私の夏が終わっていくんだなぁ…」って。「逢いたくて逢いたくてたまらない」は「もっと曲名捻れよ」とか思わんでもないけど、まぁ、実際東方神起に逢いたくて逢いたくてたまらなかったから仕方ない。
22.Catch Me -If you wanna-
本編クライマックスを飾ったのは、ダブステップっぽいビートと激情系メロディが絡み合う、超エモいダンスチューン「Catch me」(通称ケチミー)。友人によると、この曲の時の私が一番狂ってたらしい。発光する素材を身体にグルグル巻きつけて、ダンサー達とフォーメーション組んで、龍や巨人を表現する「ドラゴンダンス」と「ハルクダンス」、ヤバかったなー……うん。PV通りの迫力満点ダンス、素敵過ぎた。チャンミンのシャウトもたくさんあるし…「叫んでるチャンミンが大好きなんだよぉ~~~!!!」と、かつての彼らの戦友ジェジュンの迷言のモノマネで叫びながら見てた(迷惑)。
23.Why? (Keep Your Head Down)
アンコールは、2人になって初めてのシングルにして代表曲「Why?」からスタート。これもサブステでやったんだよね~うっとり~。掛け声多い曲だし、めちゃ気合い入れて応援しまくった。この曲はCDよりもライブの生バンドアレンジの方が数倍素敵。この後はMC。「日産スタジアムはドームツアーよりも疲れるんじゃないかと思ってたけど…本当に、嘘じゃなく、まだ全然疲れてないです。皆さんの応援のおかげです!」とチャンミン。「え、僕はもう結構ヤバイよ…」と力なく話すユノ。そして、次の曲の紹介のために、「怖いもの」について語る2人。ゴキブリと、「リング」の貞子が怖いチャンミン、「進撃の巨人」の巨人が怖いユノ。ユノによる「親戚の巨人」と言い間違えるギャグは、前日はウケたらしいけど今日はスベってた。ユノ先輩……。そして、貞子のマネをするチャンミンと、巨人のマネをするユノが対峙し、「もうふざけるのやめましょう!」とチャンミンが切り上げて次の曲へ。
24.SCREAM
「貞子3D」の主題歌の新曲。かなり攻撃的なダンス曲で、シンセの音が耳に残る。最近のSFモチーフのストイックなダンス曲や、ケチミーやWHY?のような女々しいダンス曲とも違う、新鮮な感じの曲。曲名通り、チャンミンが叫びまくってるのが嬉しい。
25.SHINE
26.ウィーアー!
27.Summer Dream
5人時代のパーティーチューン連発ゾーン。客席も、リストバンドで煌びやかに輝いてました。点滅するとほんとにキレイなのよ。ちょっと忘れ難い光景。早くDVDで見たいな。
28.In Our Time
29.Somebody To Love
王道の大団円が似合う「In Our Time」では、スタンド席にリストバンドの光で作った「THANK YOU TOHOSHINKI」という文字が浮かんでた。ドームツアーではこの曲で終わってたが、日産ではライブ人気曲「Somebody~」が追加。力の限り跳びはねまくってきた。おかげで捻挫が悪化した…ばかじゃん( ´ ▽ ` )ノ
というわけで、怒涛のライブはこんな感じだった。東方神起の2人は、日産スタジアムを縦横無尽に動きまくったり、圧巻のダンスを堂々と披露したり、息をぴったり合わせて切ないバラード歌ったり…とにかく輝いていた。間違いなく過去最高に。そんな彼らの姿を目に焼き付けられたことが本当に嬉しかった。
ずっと後悔していたことがあった。5人時代の東方神起のライブを見に行けなかったこと。いち早く東方神起にハマってた母に何度か誘われながらも結局行かず、大好きになった時には既に5人はバラバラになりかけていた。
2人になった東方神起再始動のタイミングはちょうどラルク20周年イヤーの幕開けと重なり、私はラルクに夢中で彼らから完全に目を離していた。私の中の東方神起は5人のままで止まっていた。そのままずーっと時が過ぎたが、ある時、彼らのドームツアーが決まったことを聞き、「懐かしいなぁ、昔よく聴いたな…」と思い、なんとなくチケットを取った。ライブ行くなら音源も聞かないと!と急いで二枚のアルバムを聴いたらあっさりハマった。2人になってパワーダウンどころか、スキル上がってるわ相変わらず曲はいいわでハマらざるを得なかった。危ない所だった。こんなにも素敵な東方神起を、またもや見逃す所だった。ギリギリで気づいて本当に良かった。
彼らが分裂問題の渦中にいて、誰もが「もう5人で活動してくの無理なんでしょ……?」と思っていた2009年の年末、FNS歌謡祭やMステ、紅白のステージで歌ってた時の、まるでお通夜の参列者のような表情のチャンミンが忘れられない。でも今、彼は自信満々でステージに立ち、最強の相方ユノと一緒に歌って踊って走り回ってる。最高じゃないか。
家に帰ってから、「そういえば…」と思い出してある映像を見た。日本デビュー直後でまだ全然売れてなかった東方神起が、日産スタジアムの近くの新横浜ラーメン博物館でラーメンの食べ比べロケしてる映像。カタコトの日本語で、ワイワイラーメンを食べる、全員10代の東方神起。当時のユノとチャンミンは何も知らない。夢にも思わなかっただろう。数年後、2人きりで、すぐそばにある日産スタジアムでの公演を大成功させるなんて。
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