拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

ナレーションはアナゴさん

2007-01-02 00:52:31 | テレビ
年末年始にふさわしく、ここ数日に見たテレビ番組の感想などを。数はあんまり見てないんだけどどれもそれなりに面白かったなぁ…

●「人志松本のすべらない話」(12月29日)
発売されたDVDがお笑いDVD史上最高のセールスを記録した超人気シリーズがついに全国同時ネットで登場。時間も早めの夜11時。名古屋では時差ネットで地味ーな時間に予告無しで放送されていて、当日に「え、今日すべばなじゃん!知らなかった!」と危うく見逃しそうになることが多々あったのでこの時間の放送は嬉しい。しかも今回は大好きなケンドーコバヤシがリターン。というか宮川大輔、千原ジュニア、次長課長・河本などの「すべばな」の主要メンバーが勢ぞろい。しかし全国ネットということですべらない話をするメンバーが過去最大の10人だったり、無駄に豪華なゲストを入れてすべらない話を観覧させたりと、従来の番組が持っていた密室感がかなり薄れてしまっていて初めこそ不安になったが、始まってみればいつもの愉快な番組であった。でも10人はやっぱ多いよ。各芸人に話を披露する番が回って来る確率がかなり低くなってた。この番組でその存在と面白さを知った河本(タロ吉の話・「姉がレズ」は、もはやクラシック)なんて一回しか喋ってなかったような。ケンコバも2回ぐらいしか話を披露してないよね。まぁいい、質より量だ。ケンコバの心地よいバリトンボイスで語られるラーメン屋でのエピソード、そして新幹線のエピソード、最高だったぜ。千原ジュニアの「残念な兄」についての話も相変わらずキレがあって楽しかったー。
今回「すべばな」に初登場し、意外な程の活躍を見せたのは麒麟の田村。誰もが涙する不幸な生い立ちを見事に笑いに昇華していた。関根さんと浅草キッドの水道橋が披露した長島一茂の天然エピソードも面白かったな。しかしスピードワゴンの小沢は「ちょっと、出直して来てちょ」とつっこみたくなっちゃったぞ、見てて。すべらない話をナメるなよ~。松ちゃんは「若手芸人にはどんどんこの番組に出て欲しい」と語り、挑戦を受け付けているようだ。「はねるのとびら」に出てる芸人さん達がこの番組でどれくらい活躍できるのか、見てみたいものですなぁ。ふ。
この番組、私が一番好きな芸人・松ちゃんが出る番組ということで第一回から欠かさず見ているのだが、今は松ちゃんではなくケンコバ目当てで見ている。「ケンコバの存在を教えてくれてありがとう、いい番組企画してくれてありがとう、松ちゃん」という感じだ。松ちゃんが話す「すべらない話」も勿論面白いのだが、やっぱり芸歴が長いだけあってガキの使いのトークやラジオなどで聞いたことのあるエピソードが何度も出てくると正直「うーん、またその話かぁ…」となってしまう。松ちゃんの定義する「すべらない話」とは「たとえオチが分かっていたとしても、何度聞いても笑ってしまう」というものらしいが、往年のダウンタウン好きにとっては「いくらなんでももう飽きたぞその話」とつっこみたくなることもたまにあるのだよ。いっそのこと松ちゃんはサイコロを振り、すべらない話に対して笑いながらコメントするだけの、完全なディーラーみたいな役目を担って欲しいのだが。…それじゃあ物足りないかなぁ…。

あ、「すべらない話」についてダラダラと書いてたらいつのまにか結構な分量になってしまった。今日はここまでか。何この無計画。


●今日の一曲
「TIME SLIP」/L'Arc-en-Ciel


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