さて、それって単にマイナーってだけだなの第613回は、
タイトル:賽の目繁盛記(旧版:1~3巻、新装版:1~4巻)
著者:Dr.モロー&スタジオ寿
出版社:ホビージャパン(新装版:FOX出版)
であります。
テーブルトークRPGのシナリオをもとにしてマンガにしたもので、ある意味、連作短編と言えるもの。
主人公は、エルフの女の子シリア、通称しーちゃん。
子供のころ、モンスターに襲われていたところを武闘家のおかのきんえもんなる人物に助けられ、それに憧れて武闘家を目指すことになる。
そのしーちゃんが旅の途中で出会った3人組、デックス、エスティ、ミントのパーティとともにシナリオをクリアしていくのが1巻から2巻の途中まで。
2巻途中から、しーちゃんがひとり、パーティを抜けることになり、その途中、山賊から逃げていた3人姉妹とともに行動するようになる。
とは言え、この3人姉妹は冒険者でもなく、行動をともにしていた理由も山賊を雇った魔法使いのランダムテレポートにより、よくわからないところに飛ばされたため、もともと住んでいた町へ帰る時点で別れることとなる。
3巻以降は、武闘家を目指すしーちゃんが師匠を見つけて、その師匠と連れの吟遊詩人とともに旅をする話が進む。
内容としては1巻のデックス、エスティ、ミントたちとパーティを組んでいたときがいちばんテーブルトークRPGのシナリオらしいもので、以降の話はどちらかと言うときちんとストーリーの流れを重視したものになっている。
まぁ、基本的にはギャグマンガなので、要所要所でけっこう笑えるところがあるのだが……。
どうも2巻途中あたりから、ストーリーをきちんと作るようになってからまじめになっているのが物足りない。
もっと笑えるところがないと、何かこのひとらしくない気がするし(笑)
かなりマイナーな本書だが、著者のDr.モローがまたマイナーなマンガ家で、特徴的なのがその絵。
基本の2~3等身の絵に独特の味があり、8等身の絵とのギャップがまたよい。
と言うか、私はそれなりにこの著者を知っていたが、8等身の絵を見たときに、このひと、こういう絵も描けるんだと感心してしまったが(笑)
さて、個人的にはかなり好きなマンガなのだが、いかんせんマイナーなのでふつうの書店で手に入るかどうかってのが最大の難点かな。
タイトル:賽の目繁盛記(旧版:1~3巻、新装版:1~4巻)
著者:Dr.モロー&スタジオ寿
出版社:ホビージャパン(新装版:FOX出版)
であります。
テーブルトークRPGのシナリオをもとにしてマンガにしたもので、ある意味、連作短編と言えるもの。
主人公は、エルフの女の子シリア、通称しーちゃん。
子供のころ、モンスターに襲われていたところを武闘家のおかのきんえもんなる人物に助けられ、それに憧れて武闘家を目指すことになる。
そのしーちゃんが旅の途中で出会った3人組、デックス、エスティ、ミントのパーティとともにシナリオをクリアしていくのが1巻から2巻の途中まで。
2巻途中から、しーちゃんがひとり、パーティを抜けることになり、その途中、山賊から逃げていた3人姉妹とともに行動するようになる。
とは言え、この3人姉妹は冒険者でもなく、行動をともにしていた理由も山賊を雇った魔法使いのランダムテレポートにより、よくわからないところに飛ばされたため、もともと住んでいた町へ帰る時点で別れることとなる。
3巻以降は、武闘家を目指すしーちゃんが師匠を見つけて、その師匠と連れの吟遊詩人とともに旅をする話が進む。
内容としては1巻のデックス、エスティ、ミントたちとパーティを組んでいたときがいちばんテーブルトークRPGのシナリオらしいもので、以降の話はどちらかと言うときちんとストーリーの流れを重視したものになっている。
まぁ、基本的にはギャグマンガなので、要所要所でけっこう笑えるところがあるのだが……。
どうも2巻途中あたりから、ストーリーをきちんと作るようになってからまじめになっているのが物足りない。
もっと笑えるところがないと、何かこのひとらしくない気がするし(笑)
かなりマイナーな本書だが、著者のDr.モローがまたマイナーなマンガ家で、特徴的なのがその絵。
基本の2~3等身の絵に独特の味があり、8等身の絵とのギャップがまたよい。
と言うか、私はそれなりにこの著者を知っていたが、8等身の絵を見たときに、このひと、こういう絵も描けるんだと感心してしまったが(笑)
さて、個人的にはかなり好きなマンガなのだが、いかんせんマイナーなのでふつうの書店で手に入るかどうかってのが最大の難点かな。