のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

残りは難問『時間』か・・。

2009-05-06 22:57:31 | 娘の事・謎
GW,例によって実家に行っていました。
パパ、腰痛のため赴任先から動けず、私と子ども達だけでの帰省となりましたので、
「遊びに出かける」事は控え、田舎を楽しむ+お勉強に専念しました。

このところ、のんびり娘がまたひとつ階段を上がったような気がしていたのですが
(このブログにも少しずつ書いていましたが)、今回、身内とはいえ客観的な立場である
私の父母の眼から見ても、のんびり娘はずいぶん成長していたそうです。
まず、身長が伸びました。私の父はとにかく「数字」に強いので、すぐに「152,3センチはあるな。」と読み取りましたが、あとでメジャーをあててみると、確かにそのくらいになってました。
ガリガリだった体形も、腰がはって、子供用サイズ(150です)ではもうきつそうです。
そして、何より変ったのが態度。
無闇にカリカリしたりする事がなくなり、人当たりがぐんと優しくなりました。
相変わらず、カエルが好きで虫が好きで、ツバメが好きで・・・ですが、勉強時間とのけじめは自分でつけるようになってきました。
そして話し方も変化しています。
「前は、何言ってるか良くわからなかったけど、今回は良くわかるなぁ。」
と、これは少々耳の遠い父の弁。

自分の食べた食器も自然に(この前までは、これ見よがしでしたの)片付けられるようになりました。
朝起きて、浴室の脱衣所の籠に入れたパジャマが、洗ってもらっていないことに自分で気付き、私に言ってきました。これ、少し解説がいりますね。
実家の浴室と洗濯機は離れたところにあります。脱衣所の脱衣籠は、翌朝、早起きの私の母が洗濯機の所に運んで中身を開け、二回ぐらいに分けて洗濯をしちゃいます。そして、からの脱衣籠を、脱衣所に返しておくのです。
そのあとに起きてきたのんびり娘が、自分の着替えたパジャマを浴室の脱衣籠にいれても、それは洗濯する人には気付かれない事ですから、洗ってもらえないんですね。
これまでは、私が気付いて後から洗濯をするなど対応をしていました(小言は言いますが・・)。
それが、今回は自分で気がついた。
なんでもないことのようですけどね、私には結構重要に思えるのです。
「脱いだ洋服は脱衣籠にいれる。」
こうしたマニュアルのような動きから、
「脱いだ洋服がこのあとどうなるのか」
を考えて気にするという段階にはいった。
そんな気がするから。

のんびり娘と鬼母とのトラブルの大元、
「私はちゃんとやっている!」
「ちゃんとやる事が大事なんじゃない。目的を忘れちゃダメでしょ!」
「ちゃんとやってるのにママは聞いてくれない!!」
という不毛なやり取りから、抜け出す手ごたえが感じられたような、
そんな今回の田舎暮らしでした。

あとは残る難関は「時間」ですね。
時間を意識して、「間に合わせる」ための行動が組み立てられれば・・
と、ここまで書いてふと思いました。
あれだけ苦労していた部分に光明が見えたと思ったら、
またすぐに次の課題をクリアする事を考えるなんて、
親というのはどこまでも良く深いものですねぇ。付き合う子どもはそりゃぁ大変だわ。