のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

肩・・ほぼ復活。

2011-05-25 00:45:43 | 母の作戦、考え
1週間、殆ど動かなかった右腕復活です。

石灰化していたということで、真下に下ろした腕がそこから5センチと動かせない状況
(痛みではなく、動かせないんです。)に焦りまして、
3件、医者にかかりました。

最初にかかった医師は、「肩関節」の専門家。
受付から受診まで5時間待ちました。

石灰化の場合、幹部への注射で劇的に治るように聞いていたので
それを期待したのですが、
私の場合、痛み止めの効果しか現れず、
その痛みも、
一晩中眠れないほどの痛みが、一晩に何度か目が覚める痛みに
ランクを落としたぐらいの状況。
一日置いて、もう一度注射をしてもらいましたが
それでも、「劇的な変化」がないことに焦ってしまいました。

自分の体の中で起っていることが
自分でわからないと非常に不安な私。
ネット検索して、筋肉や腱の状況をエコーで見せてくれるという
別の医者にかかることに・・・。

エコーで見れば、石灰化がどうなっているかも
腱の様子もわかるだろうとわざわざエコー診察をうたっている
病院に行ったのに、
右腕が動かず字もろくに書けないというのに
長居問診票を書かされて、
痛い腕を散々いじくりまわされ、
結局、エコー診断はしてくれないで、
「首からきていたら大変だから」
と、MRI検査の予約をとらされてしまいました。

帰宅する車の中で、
「首じゃないと思うんだなぁ・・。」
って考えたら、どうしても納得いかなくて、
翌日、こちらは希望すれば必ず見せてくださるという病院
(家からはちょっと遠いです)に行って、
エコー診断していただきました。

こちらのお医者さんは、
触り方も優しいし、腕の動かし方も
理にかなっていて、2番目の先生の
無茶苦茶に動かすやり方とは違いました。
エコーもちゃんと見せてくれながら
考えられる状況を説明してくれて、
薬だけ、かえてくれました。

薬の変更についての説明も
丁寧でわかりやすく、理にかなっていたので
ありがたく頂戴して、
その日の夜から、最初のお医者さんから頂いた薬を
こちらに変更しました。

すると、翌日の夕方には
あらっ!!
っていう感じで、きがつくと腕が普通に動かせるようになっているではありませんか。

1週間、丸きり動かない状態に焦り、
痛み止めを飲んでも常に感じる鈍痛と、
字を書いたり(書かざるを得ないときだけ書きました)などに
走る激痛とに悩み。
夜も、寝返りの度に目を覚まし、
左手を使って、右腕を自分の体の上に固定してからでないと
起き上がることさえできなかった状況が
今はうそのようです。

今回の激痛発生以前から引きずっていた
腕を後ろに曲げる動きはまだ改善されていませんし、
動かし方による痛みもまだ感じますけど、
先週1週間を思うと天国のようですわ。


運動会の練習、表現。

2011-05-25 00:14:24 | 先生方に②参考になれば
運動会の準備に入っているこの時期、先生によっては、
「見せしめ」的に、特にふらふらするお子さんを強く叱ることがあります。

「やる気がないならやらなくていい!」
と、練習場所から外へ引き摺りだしたりされる子もいます。
こうすると、そのお子さんだけではなく、
「あんなふうに怒られるのやだ。」
って思う他のお子さんもピシッとしますので、効果は大きいのです。

で、ピシッと頑張れたら、即褒める。
これで、「運動会の練習は、気を抜かず最後まで頑張る」という行動を強化するんですね。

「叱る」ためにすることではなく、あくまでも
「頑張る気持ちよさを知る」ためにすることですので、
当然、外に出した子にもどこかの段階でチャンスを与え、
やっぱり最後は「認めて褒める」が原則です。
叱られた分、他の子よりも余計に褒めたりして、
モチベーションを上げようという先生もいます。

まだ集団行動というものの基礎が身についていない1年生に、手っとり早く
集団で動くことの面白さや気持ちよさを感じさせるためには、
「やってみて」→「うまくいって」→「褒められて」→「気持ちよくなる」→
「またやりたい」→「やってみて」→「うまくいって」→・・・
にするのが良いわけで・・・その第一段階に乗ろうとしない子、を無理やりに乗せてしまうのがこの手法なんですね。


これで3年間、1年生の運動会の練習に付き合ってきましたが、
こういう手法は、かなりの先生が使います。
そして子どもたちはというと・・・
最終的に、運動会でしっかりできると、やっぱり嬉しかったり誇らしかったりするようで、
途中、ひどく怒られてもそれほど堪えている様子はないようでした。


が・・・、直接怒られる子ではなく、むしろ、叱られたりしないまじめなお子さんの中に、
不安感を強く持つお子さんが隠れていることがあります。
決して、叱られるような行動はとらない子なのに、
「自分が叱られるんじゃないか。」
と過度に緊張してしまって、登校不安になったりする子もたまにいるのです。

だから、こうしたやり方がいいのかどうか、それはいろんな側面から先生方にもっとよく考えて欲しいことの一つでもあります。


もしも、この手法を使われるならば、先生の責任で、
「たとえ途中でうまくいかなくても、頑張れば必ず最後に気持ち良く終わる。」
という体験を、どのお子さんもできるようにして欲しいのです。


今日、主任のベテラン先生がやっていたのは、そのための工夫の一つだと思います。

雨で外練習ができなかった今日、教室の机を後ろに寄せて、ちょっとしたスペースを作ります。

ぐるっと輪になって座った子どもたちの中で、1グループ10人弱が交代で踊ります。
まだ、本番の半分程度の部分までなんですけど、きちんと覚えているかどうか
確認なんですね。

上手な子もいます。まだ周りの子を見ないとできない子もいます。
足の動き、決めのポーズが、うまくできない子もいます。

1グループが踊り終わったところで、
ギャラリーの子どもたちに、「良かった人」
をあげさせます。
授業内の発表活動ですから、きちんと手をあげて、
お友達の名前には「さん」をつけて、
その子のどこが良かったのか、何故その子の名前をあげたのか
きちんと述べさせます。

子どもたちの発言がもっともだと思えれば、
「先生もそう思うね。」
おかしいなって思えば、
「足は見た?先生見てたけど、足は出来てなかったよね。」
と、きちんと伝えます。
やさしい言い方ですし、意見を言った子どもを否定するようなきつさはありませんけど、
「仲良しだから」というような気持で、名前をあげさせるような
活動にはしないのです。

全てのグループが踊り終わったら、もう一度最初のグループに戻りますが、
さっき、お友達から名前をあげてもらった子は抜けます。
つまり『合格』っていうことです。

残った子たちでやってみて、また名前をあげてもらいます。
すると、
「○○さんです。さっきは足がだめだったけど、今度は良かった。」
とか、
「△さんです。元気が良くて、足がはねてました。」
とか、前のと比べた言い方も出てくるんですね。

名前をあげてもらった子は『合格』
ギャラリーに回りますので、
1度に踊る子どもたちはどんどん減っていきます。

うまくいかないところは、上手な子を指南役にして練習もさせます。
先生も、ポイントをしっかり教えます。

そして、最終的には全員合格しました。
嬉しそうでしたよ。


これがね、同じようなやり方でも、
『合格』ではなくて、『不合格』を宣言させるようなやり方で、
「不合格』の子が、見せしめのようになっては
こんなに明るい、満足感いっぱいの笑顔ははじけないんだと思います。