のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

しんどい・・・。

2011-05-29 22:22:15 | 母の作戦、考え
やっぱり、二人同時はしんどい。
つきっきりでないと、わけのわからん勉強法をするのんびりチャンと、
目を離すと、さぼってばかりの妹ちゃん。
鬼母の体はいくつあっても足りない状態です。

妹ちゃんは、相変わらず
「出来ない自分を見たくない」病で、
久々に取り組む漢検模試で、書けないところがいっぱいあるのが嫌。
それで、何かと理屈をつけては逃げ回る。
1度覚えてしまっているものだから、一度やってみて答え合わせをしさえすれば
またすぐ高得点に持っていけるのに・・・。
結局、「鬼母発動」で、3回分の模試を受けさせ、
3回とも、
「180点に乗るまで辞めさせない!」
と、
「答え合わせをした直後に再テスト」のパターンを
繰り返させました。

最初の回こそ、再々テストまで行きましたが、
その後は、再テストで180点後半が出続けて、
いい気になってきた妹ちゃん。

それでも、「さぼりぐせ」は抜けないので、
途中、鬼母のほんの少しの隙をついてお昼寝。
その後も目を離すと、どこかに行っちゃうのよね。

落ち着きのない妹ちゃんではありますが、
あと1週間、このパターンで追い込めば、
合格圏内は狙えると思える状況にはなっています。

やればやっただけの成果が見込める。

そういう意味では、やはり妹ちゃんに教える
(監視するっていう感じですが・・)方が、
心理的な負担は軽いです。


のんびりチャンはと言えば、
今日も一日、机にかじりついてはいました。
長時間、勉強はしています。
でも・・・
授業で習い、ノートに書き、昨日は私のプリントでおさらいさせておいた
色々な語句が、今日、私と勉強するときには、
まるで初めてその言葉に触れたかのような反応になる。

全てのことが笊のようにすり抜けていくわけではないの。
ただ、「言葉」に関する部分の記憶の仕方が
明らかに違うのよね。

例えば、
「七転八倒」という四字熟語の読みを覚えようとする。

「七」に「しち」または「なな」という読みを当てはめ、
「転」に「てん」という読みを当てはめ
「八」に「はち」または「や」という読みを当てはめ、
「倒」に「とう」という読みを当てはめ、
「しちてんはちとう」という読みになり、
それを
「しちてんばっとう」
というように修正して記憶する。

これが、ごく一般的な記憶の仕方だと思う。

でも、今日、のんびり娘は、
全然違う覚え方をしているとわかった。
「転」に、まったく関係ない読みで間違えたのだ。
たぶん、丸暗記。
「七」とか「八」とか、印象に残る文字と、
「しちてんばっとう」
という音を結びつけて記憶してる。
「しちてんばっとう」という音は、
彼女の中で何の意味も持たないから、
その都度、微妙に変化してしまう。

「この字を見て読んでごらん。」
と、「転」を指さすと、
「あっ、てんだ!」
と言うのだから、「転」が読めなかったわけではないのにね。


こんな風だから、
「だすよ」
と予告してもらっていて、しかも「読み」だけがわかればいい
たった15問の四字熟語を覚えきれない。

どうしたもんだかなぁ・・・。

と、悩んでいる暇もなく、明日には試験が始まってしまうわ。
帰宅後のお勉強を準備しておかなくちゃね。