玄米
2011年02月18日 | 食
玄米
とまりぎ
最近、米が見直されて、米でできた麺やパンが売られている。
これらは一般に白米から作られているものが多い。
玄米は白米に精米する前の、籾(もみ)をとっただけの糠(ぬか)が付いた状態の米で、栄養が多いといわれている。
糠の分だけ重いのだが、重量比での販売価格は白米より数割高い。
なぜ白米より高価なのだろうか。
単純に考えれば不思議なことだ。
それは、農薬に大きく関係している。
米の糠の部分には、農薬が集る。そのため玄米は農薬を使わないか、少し使うくらいでないと食用に適さないからだ。
農薬を使わないで育てた米は、どうしても高価になる。
玄米を保存しておくと、穀象虫などの虫がつきやすい。
虫は糠に栄養があることがわかるようだ。
逆にいえることは、虫もつかない米は食糧に適さないということだ。
安全な玄米食が安価に手に入らないものだろうか。