旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

牛丼戦争

2010年08月01日 | 
              牛丼戦争  
                                          とまりぎ

 牛丼チェーンの老舗、吉野家が値下げを発表した。続いて松屋、すき家も。

 松屋とすき家は並250円というから、牛丼愛好者には大歓迎だろう。吉野家は270円と、ちょっとだけ高い。

 店舗数では、すき家、吉野家、松屋の順で、いつの間にかすき家がトップになっている。

 それぞれ味に違いがあって、好みの分かれるところが面白い。

 主材料の肉は、すき家がオーストラリア産とニュージーランド産、吉野家がアメリカ産、松屋がアメリカ産とオーストラリア産。

 アメリカ産は脂肪が多く含まれていて、やわらかい。
 オーストラリア産とニュージーランド産は脂肪が少なく、かたい。

 牛丼以外での違いにも影響している。 味噌汁だ。
  松屋は必ずついてくる。

すき家は単品またはセットで頼まないと出てこない。吉野屋も頼めば出てくる。(松屋は無料、すき家と吉野家は有料という感じか)

 それぞれの値下げを期間限定でスタートしたようだが、値上げの時期にしっかりと値上げできるのかどうか、気になるところだ。

 デフレ侵攻の最中、お互いに傷つくことになるのを覚悟した、まさに価格競争による戦争だ。

   牛肉の仕入れ価格が高いということは、原価が高いということだから、どうしても販売価格が高くなるのが吉野家だ。

 すき家が一歩有利か。
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