旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

津の守弁財天

2010年08月10日 | 神社仏閣

             津の守弁財天
      
                  とまりぎ

 ミニ荷風に出ていた、四谷荒木町の津の守(つのかみ)弁財天へ行った。
 荒木町は、数回程度酒の席で行ったことがあるぐらいで、ここは初めてだ。

 四谷三丁目から荒木町を北へ向うと、まわりから低くなったところにある。



 湧き水が池をつくっている。
 湧水量が多い時代は、低くなったところ一杯に池が広がっていたに違いない。


  「津の守」というのは、この地にあった摂津の守の江戸屋敷から残った名のようだ。
 近くに津の守坂という坂がある。


 社もこじんまりしている。
 「むちの池」と名が書いてあり、徳川家康がムチを洗ったとの事だ。 

   低いところなので、意外に静かだ。
 最近は店が少なくなったが華やかだった荒木町だから、皆さんに守られて残されてきたのだろう。
コメント
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