バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

青春のロシア・アヴァンギャルド展@サントリー・ミュージアム

2008-09-28 18:05:46 | アート・文化

P1000279 天保山には海遊館やマーケット・プレースなどの多くのカップルや家族連れで賑わう人気集客施設がある一角に、少し落ち着いた空間、サントリーミュージアムがあります。

この建物は、美術館スペースと巨大スクリーンのアイマックスシアターから構成されており、建築は安藤忠雄、建物自体がアートですね。

P1000284 このギャラリーで現在開催されているのが「青春のロシア・アヴァンギャルド展」です。一部の作品に贋作疑惑が発生し、あのカンディンスキーやシャガールの作品が出展取りやめになった話題のイベントです。

それでも、開催ポスターになったマレーヴィチ作の「農婦」に魅せられ、この作品だけでも価値があると思ってきてしまいました。抽象絵画なのに土と対峙する農婦の安定感が見て取れる。

20世紀初頭のロシアは、パリと並ぶ、あるいはそれ以上の先進の気風があったんですね。フォーヴィスムやキュビズムに影響を受けた抽象絵画が一気に開花し、この美術展の白眉、マレーヴィチや、今回見ることができなかったカンディンスキーが輩出される…

一方、そんな気風に逆行するかように、アンリ・ルソーの素朴な作風に通じるピロスマニが見出されたりするんです。

P1000282 「青春の…」っていうタイトルがいいな。帝政の旧時代と決別して、新しい世紀に美術界に新しい潮流を産み出そうとする意気込みが伝わってくる。

未来への希望が昇華した作品群、今となっては冷酷な結末に終わったロシア~ソ連に至るあの時代だけに、実に感慨が深いな。

  • 開催期間:2008年9月25日~11月3日
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薬師湯@湯村温泉

2008-09-24 23:38:08 | 温泉(兵庫県)

JR山陰線・浜坂駅から路線バスで20分ほどのところ、春来川の畔にある湯村温泉は、平安時代(848年)開湯という歴史ある山陰の山峡にある閑静な湯治湯です。


吉永さゆりが主演するNHKのドラマ「夢千代日記」で一気にその名を知られるようになったこの湯村温泉は、高温の噴出泉・荒湯を中心に、その周囲に飲食店やお土産物店も建ち並び、閑静ながらも宿泊客数の多い旅館街です。

この荒湯の近くの中心部に、湯村温泉の共同湯があります。以前の湯村温泉会館薬師湯が老朽化により閉館し、旧温泉町役場跡に場所を変えて建て直されました。春木川の畔を少し歩くと、すぐに見つかりました。


真新しい温泉館は和風な造りになっていて唐破風も誇らしげ。入館してみると先ずフロントの接客態度の変化を実感します。以前では受付に鎮座している愛想の悪いオバハンにいささかムッとさせられたもので…


新しいだけにロビーも脱衣所も広々。浴室に入ってみると、こちらも広々としていて清潔感に溢れていて、僅かに臭気がある澄明で素直なお湯が掛け流されています。そして小さいながらも露天湯も造られています。


湯温も適切に調整されているので気持ちよく入浴できるのだが、なんだか物足りない。旧の薬師湯にあったガツン感が失われていて、ふつうのスーパー銭湯のようになっています。


源泉の温度は実に高温ながら、その泉質は割と素直な湯村温泉のこと。適温に調整してしまうと普通のスーパー銭湯みたいになってしまう。しかも無粋な塩素の臭いが…


真新しく清潔なので一般的な受けはいいでしょうが、温泉を巡っている者にはいささか物足りない。それよりも問題に感じたのは泉質表示が脱衣所にないこと。散々探して受付横の目立たない場所に見つけました。

しかも、塩素投入や加水の有無など、パンフレットやHPにも記載されていません。高温の温泉を活かした発電を行うなど、先進的な取り組みをされているのだからこそ、泉質にも自信を持ってアピールできる温泉地であってほしいものです。

・場所:全但バス・湯村温泉BS
・泉質:ナトリウム炭酸水素塩=塩化物硫酸塩泉・98℃
・訪問日:2008年9月18日


山陰の温泉情緒・バスの旅(1)

2008-09-22 10:17:17 | ☆バスde温泉(中国)

P1000049

大阪から鳥取方面に向かう場合、智頭急行の特急列車も便利で速い。しかし、日本交通の高速バスも速さでは劣るが、JR難波駅の直上のバスターミナル、OCATから乗れること、目的地にピンポイントで達することができるので、これはこれで意外に便利です。

P1000050

バスは中国道の上月パーキングエリアで休憩を取ります。ちょうど昼時、カフェテリアにテイクアウトのコロッケを発見。なんと鹿肉のコロッケだとのこと。思わず買ってしまったが、鹿肉が相当脂っこい。しかも揚げ置きなので全体に油が回ってギトギトになっています。これは大失敗だ…院庄インターでバスは高速道路を降り、国道179号線で北上、サミットの人形峠を下り、車窓に田園地帯が広がってきたら間もなく三朝温泉です。高速バスは町役場前の三朝温泉口バス停に停まって、この後、20分程度で終点の倉吉に至ります。

P1000054

温泉口といいながら、ここから温泉まではかなり離れていて、路線バスに乗る必要があるのだが、次のバスまで30分くらい待たされる。次のバス待つぐらいだったら時間的に変わらないの温泉まで歩き、バスを待ち伏せして写真に収めてみることことにしました。やはりワタシの旅にバスは欠かせない。

P1000064

三朝の湯の町では以前訪れたときと同様、温泉情緒がたっぷりです。三朝温泉には斎木別館や旅館大橋など、老舗の大旅館が立ち並んでいて、多くの観光客を集めいてるが、ワタシのような一人旅にこういう旅館には泊まれない。周りは家族連れや団体客ばかりで気を遣ってしまうだけなのでね。せいぜいお湯をもらう程度です。

P1000065

今夜の宿は小さいながらも老舗の気品漂う木屋旅館です。1泊2食で17,000円ほど、いつもの一人旅よりは多少贅沢。しかし、ようやく取れた実に遅ればせながらの夏休みなので、この程度の贅沢はお許しを…

P1000071

期待に胸膨らませながら宿に、で、通された部屋がこれ…えっ…狭っ!畳は日に焼けてるし大きなタバコの焦げもある。窓の外は道路側で三徳川を望むこともできない。この値段でこの程度の部屋かい!!!あまりの期待はずれに一気にテンションが下がってしまいました。

P1000072

P1000107

詮方なくお茶をすすっていて何気なく部屋を見回してみると、あれ?この扉はなんだろ???ウワぁ!小洒落たツインルームがでてきたぞ!こりゃ凄いわ。そう思って狭いこの和室をじっくり見れば、調度も高級品っぽいな。何よりも真っ白の大襖が2枚、鏡のように滑らかです。これって太鼓貼りっていうやつですよ。技のある表具師でしかこんな平面に貼ることはできません。こういうのって、やはり老舗のこだわりなのかな? 夜はこの洒落たツインルームで寝ることになるのだが、一人で占有するのはもったいなくて落ち着かない。久しぶりの旅館なんだから、フカフカの布団で寝たかったのが正直なところ。ともあれ、値段以上の満足感を得ることができました。

続く…

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木屋旅館(料理)@三朝温泉

2008-09-21 23:17:55 | 料理(旅館)

P1000073 三朝の極上温泉の旅館、ここの料理も凄いぞ!

月見の季節の9月中旬のこと、先付の盆には押し寿司、生ハム、鴨のローストなどとともに、薄焼き卵の月にウサギがちょこんと座っています。

P1000075 汁物の豆腐が月の形になっている。

季節感の演出が巧みですね。

当たり前のようだが、丁寧に出汁をとっているのがわかります。

P1000077 お刺身は山陰の近海物。

コリコリと歯ざわりよく仕上がっています。

写真では大葉に隠れているが鯵の刺身もウマウマです。

P1000080 蒸し物のしんじょは、もう匂いも忘れるぐらいに久しぶりの松茸が載っている…

餡は関西風に薄味に止めているし、食用菊の花びらを散らして華やかに仕上げている、実にはんなりしていますね。

P1000083 揚げ物は海老の湯葉巻きと、意表をつく梨の天ぷら。

旅館の料理の天ぷらは、酷いところでは油がまわって冷めているところもままあるが、ここでは揚げたてをタイミングよく持ってきてくれる。

P1000084 最後のご飯は白いご飯ではなく、モズクの雑炊なのが面白い。

これならするすると胃に収まります。

ただ、食事の最後に磯の匂いをさせるのは少ししつこいような気もするが…

P1000109 朝食は冷奴、温泉玉子、焼き魚などと、よく肥えた蜆の味噌汁。

質素ながら上質です。

実に上品な料理の数々、料理人の腕が冴えてますね。

木屋旅館
夜総合点★★★☆☆ 3.7 <script src="http://tabelog.com/badge/google_badge?rcd=31003635&user_id=100698" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>

関連ランキング:旅館 | 三朝町その他


旅館大橋@三朝温泉

2008-09-20 22:25:34 | 温泉(鳥取県)

JR山陰本線・倉吉駅より、日ノ丸バスで20~25分ぐらいのところ。平安時代末期の1164年に発見されたという歴史豊かな三朝温泉は、三徳川の両岸には大規模な旅館が立ち並ぶ大規模な温泉地です。


三朝温泉にはここの三朝旅館協同組合が提唱する「湯めぐりの宿」という温泉旅館の日帰り入浴を受け入れるシステムがあります。これだと格式ある老舗旅館の旅館大橋のお風呂が入れるぞ!っと思い、今夜の宿に荷物を置いて、早速出かけることにしました。


実に立派な唐破風の玄関を入って日帰り入浴を告げると、恭しく靴をそろえてくれる。入浴料の1,000円を支払って、案内のとおりに長い廊下を進んでいくが、さすが高級旅館、インテリアも上品。渡り廊下を超えたところに大浴場があります。


浴室に入ってみると、この規模の旅館にしてはそれほど広くない室内の中央に丸い浴槽が横たわっています。三朝温泉の常として浴槽の底から新湯が流れ出ているようだが、入浴感が希薄。しかも、室内は温泉の臭いではなくシャンプーの臭いが充満しています。


浴室横の扉から螺旋階段を下りると、露天風呂になっているが、ここも至って普通。強いて特徴を言うのなら、三徳川のせせらぎを眼前に楽しめることぐらい。釈然としないまま温泉を後にし脱衣所の泉質表示を探すと、そこにはやはり、加水・加温・循環との表示がありました。


なんでも、源泉は男女入れ替え制で、日帰り入浴の時間帯には女性が源泉の恩恵に授かれるが、男はスーパー銭湯みたいなところになるらしい。がっかりです。

そもそも、この「湯めぐりの宿」のシステム、使える旅館と使えない旅館があるし、タオルは持参だし、有料で、しかも旅館によって値段もバラバラ。これでは普通の温泉の外来入浴と何ら変わりません。

黒川温泉の入湯手形とはいかずとも、せめて有料の共通入浴券にするなど、もっと考えようもあろうに。全く使えんなぁ…

・場所:三朝温泉入口BS
・泉質:単純放射能温泉・含弱放射能-ナトリウム塩化物泉(混合)
・訪問日:2008年9月17日


たまわりの湯@三朝温泉

2008-09-19 10:06:47 | 温泉(鳥取県)

JR山陰本線・倉吉駅より、日ノ丸バスで20~25分ぐらいのところ。三朝温泉は平安時代末期の1164年に発見されたという歴史ある温泉で、2017年現在、年間入湯客数は鳥取県内では皆生温泉に次ぐ2位とされる著名な温泉地です。


三徳川に架かる三朝橋周辺の両岸には大規模な旅館が立ち並ぶいっぽう、石畳が敷かれた温泉本通りには、小規模な旅館や飲食店、古美術店、スナック、土産物屋、射的場などが並んでおり、温泉情緒を漂わせています。

この「たまわりの湯」は三朝橋の袂にある、比較的新しい共同湯です。それまでは菩薩の湯という、地元の方を対象とした夕方だけの営業する共同湯だったのだが、地元NPOに運営を任せてリニューアルオープンするとともに、営業時間も10:30から22:00までに変え、旅行者にも利用しやすくなりました。


脱衣所や浴室は新しく広々としていて気持ちいいが、お風呂自体は以前の菩薩の湯時代と基本的には変わっていないそうです。


丸い浴槽の底の部分から新しいお湯が噴出しているようだが、流入量はあまり多くない。匂いは感じられないが僅かに色づいています。世界有数のラジウム泉の三朝だが、ラジウム泉は浴感が薄いので特徴に欠けるなぁ…


しかもここの湯はタンクで混ぜられた集中配湯なので、せっかくのラジウムも拡散しているんじゃないかな。(放射能は直接感じることができないのであくまでも印象なのだが…)


それでも、いつも混雑する株湯の受け皿としての機能を果たしているし、オープンカフェもあって、刺身蒟蒻をアテに湯上りのビールを楽しむことができる。高い料金を取られる旅館の日帰り入浴で地雷を踏む…ことを思えば、こちらのほうがいいな。

・場所:三朝温泉BS
・泉質:単純放射能温泉・含弱放射能-ナトリウム塩化物泉(混合)
・訪問日:2008年9月17日


株湯@三朝温泉

2008-09-18 23:41:19 | 温泉(鳥取県)

P1000070

三朝温泉の温泉街から離れたところ、農家の並ぶ辺りにある共同湯です。ここが三朝温泉の原点たる温泉で、三朝でいちばん最初に発見された場所の温泉とされています。自動販売機に200円を入れたら入湯券が出てくるが、それを確認する人は誰もいない。まさしく地域の管理運営する共同泉です。

Img_8212

浴槽は4人でいっぱいいっぱいの小さいもの。この地域の人たちの好みなのか、恐ろしく熱い。三朝といえば世界でも有数の放射能泉とされているが、放射能は空気に触れると直ぐに発散して効果が失われる。なので、普通の温泉なら湯面の上から新鮮なお湯が掛け流されるが、この三朝では足元から流入させるのが合理的なのです。

三朝で最も歴史あるこの株湯もその通り、浴槽の底から新湯が投入されています。時おり気泡がポコポコと出てくるが、この気泡こそラジウムの恩恵なのですね。放射能泉は浸かるだけでなく、その空気を吸うことと飲むことによって効能があるとされています。ここでは深呼吸と飲泉が欠かせないな。

なお、現在この株湯は新築されていて、かなり変わっているようです。

  • 泉質:単純放射能泉 45.6℃
  • 場所:三朝温泉BS
  • 訪問日:2008年9月17日
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大阪市環境局舞洲工場@舞洲

2008-09-11 22:46:05 | まち歩き

Img_8070 舞洲の流通倉庫街のなか、ひときわ異彩を放っている建物があります。

お菓子の家のような色鮮やかな外観からは想像つかないが、大阪市のゴミや焼却施設、大阪市環境局舞洲工場です。

Img_8075 この建物をデザインしたのは、自然との共生をテーマとした作品群を遺し、2000年に世を去ったオーストリーの建築家、フンデルトヴァッサーです。

曲線で構成された外装と、煙突の先に輝く金の玉…遠くからも目立っていて、USJと間違えて訪れる人も少なからずいるとか…

Img_8071 このすぐ近くにある汚泥の焼却施設も氏のデザインで、2施設が並び立つ姿は圧巻です。こんなの日本人には発想が及ばないな!

この施設、税金の無駄遣いの象徴とも揶揄されているが、こういった芸術作品は100年後には都市の財産になるんですよ。

そのためにも、費用は掛かるがメインテナンスをしっかりやって未来に残してほしいもんです…

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リフレうりわり @瓜破

2008-09-06 23:17:54 | 温泉(大阪府)

Img_5860_3大和川の南側、松原市に囲まれていて飛び地のようになっているこの瓜破地区に「リフレうりわり」があります。

ここは、隣接する大阪市のごみ処理場の廃熱を利用した施設で、フィットネス・屋内プール・温浴施設を備えた総合健康施設です。

Img_5862 なので、お湯は温泉ではなく、おそらく大阪市の水道水。しっかり塩素臭がしています。

ここには小さいながら露天風呂もあるが、こちらは露天なので塩素臭は気にならない。

浴槽には別府の湯の花が投入されていて、温泉旅館でこれなら噴飯ものだが、最初っから温泉と思ってきていないので腹も立たない。

Img_5861 さすがに温泉目的で訪れるお客さんはあまり見られないな。空いてる分、居心地よく感じます。

この施設には地産の野菜などのショップもあって、これを目当てに来るお客さんも結構いるようです。

  • 泉質:水道水
  • 場所:大阪市バス・リフレうりわりBS
  • 訪問日:2008年1月15日
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バスde海を渡る?@舞洲アクティブバス

2008-09-06 21:14:59 | まち歩き

Img_5345 車体にウッドペッカーなど、キャラクターの描かれた103系電車が走るJRゆめ咲き線。この線、以前は桜島線と呼ばれていたのだが、USJの開業に合わせて現在の名称に変わり、今やUSJの主要アクセスとなっています。

USJの玄関口ユニバーサルシティー駅の次がこの線の終点、桜島駅です。

Img_8057 ここに来たのは、北港観光バスが運行する路線バス「舞洲アクティブバス」に乗るためです。

この路線は斜張橋の此花大橋で海を渡り舞洲にいたる、大阪市内の絶景ルートのひとつだからね。

Img_8066 良くも悪くも盛り上がった2008年北京五輪だが、このオリンピックの誘致合戦に大阪市が参戦していたのを覚えているでしょうか。

もし大阪五輪ということになっていれば、この舞洲がメイン会場になっていたはずなのです。

候補地検討の選考会で真っ先に落っこってしまい、あまりに情けない負けっぷりは失笑しか起こらなかったが…

Img_8075 華やかな競技場が建ち並ぶ代わりに、現実は企業の倉庫や配送センターが建ち並んでいて、今や物流の大拠点になっています。

そんな中、ひときわ異彩を放っている建物があります。

お菓子の家のような色鮮やかな外観からは想像つかない、ゴミや汚泥の焼却施設、大阪市環境局舞洲工場です。

バスは舞洲を一周して再び此花大橋で海を渡り本土に戻ります。

椰子の木が目立ち、なんだか日本離れした光景になってくると、今や大阪最大の集客施設となったUSJ。

Img_6482_2 バスはユニバーサルシティーのホテル京阪前に到着。この辺り、色鮮やかな看板類と楽しそうなカップルや家族連れで実に賑やか。

でもまあ、オヤジが独りでUSJを楽しむつもりではないのでご安心を…華やかな場所には似合わんオッサンは早々に退散ですね。

Img_8077 少し前まで、西九条駅から此花区の中心部を通り、北港ヨットハーバー・常吉大橋を経由して舞洲に渡り、ユニバーサル・スタジオに至るバス路線がありました。

これも大阪市バスの絶景ルートのひとつだったのだが、今年に廃止になってしまいました…残念だな。

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