バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

鞆の浦@福山

2011-05-25 10:10:27 | まち歩き

P1100651

鞆の浦(とものうら)は、広島県福山市の南端にある港町で景勝地。この辺りの市街を一般的に「鞆の浦」と呼ばれているが、本来「鞆の浦」とは鞆港を中心とした海域のこと。地名とすれば「鞆」が正しいんですね。

P1100676

沿岸航海が主流の時代には、潮流が変わるこの鞆の浦が瀬戸内海を横断する舟の拠点で、鞆港が潮待ちの港として賑わっていました。しかし、航海技術が発達するとともに、動力船の時代となると、鞆の浦で潮待ちをする必要性は薄れていき、拠点は尾道にシフト。以来、鞆港は流通の港と言うよりは漁港となり、乗客を運ぶのは県営桟橋から走島まで1日5往復の定期連絡船と、少しの観光船のみとのこと。

P1100649

P1100672

近代化の波に乗り遅れたことが幸いし、鞆の浦の港町である鞆には古い町並みが残り、1992年には都市景観100選に、2007年には美しい日本の歴史的風土100選にも選ばれています。写真は太田家住宅と鞆の津の商家です。

P1100678

江戸時代の港湾施設である「常夜燈」、「雁木」、「波止場」、「焚場」、「船番所」が全て揃って残っているのは全国でも鞆港のみというから、相当な文化遺産ですね。

P1100669

宮崎駿が海辺で一軒家を借り切って長期間滞在し、「崖の上のポニョ」の着想を得たのがこの鞆の浦だったことから、一気に脚光を浴びるようになってきたが、それ以外にも、宮城道雄が光を失う前、目に焼き付いていた海の情景がこの鞆の浦で、そのイメージから生まれたのが箏曲『春の海』だったとか。ここにはなぜか芸術を育む空気があるようです。

P1100689

仙人も酔ってしまうほど美しいことから名づけられ、明治時代より天皇・皇后を始めとする皇族が好んで訪問してきた仙酔島や、島内に弁天堂が建てられていることから弁天島と呼ばれている百貫島など、沖の島々もそれぞれ景勝を競っています。

P1100648

こののどかな土地を大きく揺さぶる問題が立ちあがっています。鞆の浦埋立て架橋計画のことです。江戸時代に形成された街並みでは道路の幅員が狭く、車がスムーズに通行できない箇所が多くあり、少子高齢化が進行して産業の衰退も深刻な問題となってきた。そんな鞆の活性策として港の一部を埋め立てて道路と公園を整備する構想が生まれたのです。

P1100682

この構想では、鞆港の左右の両岸を埋立てて、その埋立地から橋で鞆港を跨ぐバイパスを建設するというもの。鞆の景観を大きく変えてしまうこの計画に、地元の一部やC・W・ニコル、宮崎駿、大林宣彦といった多くの文化人が異を唱えていったんは凍結となったが、2004年に鞆町出身で推進派の市長が当選したことから実現に向けて動きだし、景観か開発か、地元を二分しての騒動となっています。

P1100652

部外者が偉そうなことを言うことはできないが、鞆の最大の魅力である美しい港の眼前に現代的な橋が横たわっている情景を想像すると幻滅やなあ…もしそうなればマイカーの観光客が続々押し寄せることで、一時は賑わうかもしれないが、リピート客を得られず早晩寂れてしまうことになりかねない。さらに、そんな場所から文化が生まれるとも思えません。目先の僅かな利益にとらわれることなく、永い目でこの鞆を考えることがこの地域の最大の利益だと思うのだが…

  • 訪問日:2011年5月7日
<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=34.3821229539419&amp;lon=133.3825657173437&amp;datum=wgs&amp;z=16&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;pointer=on&amp;home=on&amp;hlat=34.538778573661&amp;hlon=133.33362076724&amp;fa=bs&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;s=1306285808ddc0ab8a2f7ace17138a33446cc93796&amp;width=320&amp;height=240'></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ


トモテツバス@福山・鞆

2011-05-23 21:34:46 | 乗り物(バス)

P1100580

鞆鉄道株式会社は、広島県第二の都市、福山市の福山駅と松永駅を中心とし、南西部にエリアを広げるバス会社。バス会社なのに「鉄道」と称しているのは、かつて、福山駅と鞆の浦の景勝で知られる鞆の間をナローゲージの軽便鉄道で結んでいたからです。1954年にこの軽便鉄道を全線廃止し、以後はバス専業となったが、蒸気機関車の煙突がラッキョウの形に似ていたので「ラッキョ汽車」と呼ばれ、親しまれていた鉄道の号を現在まで社名に残しています。さすがに一般的にはトモテツバスという通称の方が通っているようですが…

P1100592

福山駅と鞆の浦と結ぶかつての鉄道線を継承する路線は現在でもメイン路線で、重要な生活路線であるとともに観光路線でもあるため、大型車で運行され、運行本数も豊か。現在、この路線を春と秋の特定期間、土日祝日限定で昔懐かしいボンネットバスが運行しています。一日4往復、運賃は530円です。真夏に運行しないのはエアコンが無いからでしょうか。乗客はともかく運転士は大変だろうからね。

P1100632

車両はいすゞ・BX。これはいすゞ自動車が1947年から1970年の長期に亘って製造していたバス車両で、この車は1958年製造のBX341。前照灯2灯の正面のデザインは、同じボンネットバスでも比較的よく見かける前照灯4灯のいすゞBXDより古いタイプ。地元福山の福山自動車時計博物館が整備した車両ですね。

P1100598

P1100595

車内もほぼ原形を保っています。手作り感が溢れる運転席のインパネや板張りの床など、なんともレトロですね。

P1100602

エンジン音は軽快で、いささかの古さも感じさせない。相当念入りに整備されているんでしょう。福山市郊外を調子よくスイスイ走り抜けます。

P1100607

P1100633

レトロバスのお約束、ぴょこんと飛び出る方向指示器はここでも健在。ボンネットバス特有の丸っこいお尻が堪らんほど愛おしくなる。

P1100635

こういったボンネットバスは一時、各地でリバイバルされていたが、徐々に少なくなっています。問題は排ガス規制。今や都市部ではなかなか見ることはできません。福山の都市部を走り抜けるこのボンネットバス。本当に貴重ですよ。

<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=34.43867459009439&amp;lon=133.376278619413&amp;datum=wgs&amp;z=12&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;pointer=on&amp;home=on&amp;hlat=34.538778573661&amp;hlon=133.33362076724&amp;fa=bs&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;s=1306154072ddc0ab8a2f7ace17138a33446cc93796&amp;width=320&amp;height=240'></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ


四一餃子@尾道

2011-05-20 23:03:59 | 料理(中華)

P1100748

尾道駅から商店街を東に1キロほど、千光寺公園行きロープウェイ乗り場近くの国道2号線南側にある、いささか分かりにくいところにあるお店です。商店街からだと目立たないが、国道沿いを歩くと太陽のウォールアートがかなり目立っているのですぐ分かるかも。

P1100745

店の入り口には「営業中」ではなく「営餃中」という表示が…中に入ると横に長~い店内、長細い土地を有効に使っているようで、右手奥が厨房、まん中にカウンター少々、左手奥に2卓ほどのテーブルになっている、かなり狭いお店です。

P1100747

ここの店名になっている四一餃子(1,500円)をお願いし、相方とシェアすることにしました。四一餃子とは小ぶりな餃子が41個並んでいるとのこと。一人で食べきる自信が無かったもんで…注文が通ってから焼き上げるので多少時間がかかるが、香ばしいゴマ油の香りとともに運ばれてきました。丸い鉄鍋にギッチリ詰め込まれて焼いた餃子が、お皿の上にきれいに並んでいます。小ぶりな餃子はキャベツなどの野菜がメインのあっさり風味。大蒜や脂は控目の実にヘルシーなタイプです。あっさりとしたタレに少し浸して口に放り込むと、皮はカリカリ、そのあと旨みがジュワッと溢れてくる。これなら一人で41個も大丈夫かもしれない。

P1100744

ラーメンのイメージが強い尾道で、敢えてラーメンを外して餃子で勝負する姿勢。応援したくなりますね。

  • 営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00(売り切れ仕舞)
  • 定休日:月曜
<script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=34.4096013416895&amp;lon=133.2016338629938&amp;datum=wgs&amp;z=18&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;pointer=on&amp;home=on&amp;hlat=34.483339345012&amp;hlon=133.14794944956&amp;fa=bs&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;s=1305900225ddc0ab8a2f7ace17138a33446cc93796&amp;width=320&amp;height=240"></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ

41餃子 餃子 / 尾道駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


福山自動車時計博物館@福山

2011-05-18 22:54:30 | 乗り物(バス)

P1100454

福山駅の北口より、福山城の横を通り抜けて北へ15分ほど歩いたところ。閑静な住宅街の中に突如、南極観測隊の雪上車が出現したのですぐ分かりました。

P1100455

玄関ではオバマ大統領の蝋人形がお出迎えしているのでまたまたド肝抜かれます。ちょっと「パラダイス」的な感じもしますが…ここは地元の自動車愛好家の企業人が開設した私設の博物館なんですね。その名のとおり、クラシックな自動車と時計をメインに据えて展示しています。

P1100458_2

ここのキャッチフレーズは「のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!」。日本の博物館としては珍しく、展示物の撮影や、多くの展示車両はドアを開けて乗り込むことができる。これら、その独特な運営方針によって一部愛好家にはかなり知られた博物館です。

P1100456

玄関あたりには膨大な量の時計が並んでいます。置時計や壁掛け時計、懐中時計…さらに時計台の大きな時計まで展示してあります。これら昔の時計は内部が見えるので、振り子や錘など、電気以前の時計の原理がよく判ります。

P1100499

博物館はこのくらいにして外に出ましょう。道を隔てた筋向いの駐車場、ここに本日の大目的があるんですね。完全にレストアされたボンネットバスと、レストア待ちの車が無造作に置かれています。写真の2台は日野のBHですね。

P1100504

BHの隣に居るのは日産のU690です。ええ、日産自動車です。日産ディーゼル(現UD)ではなく日産。昔は大型バスも作っていたんですね。

P1100505

日産車の奥に居るのはトヨタのDB100です。これも意外でしょ!トヨタも大型バスを作っていたんです。

P1100519

P1100507

駐車場の奥のほうにはレストア待ちのバスが…ウワァ!!!日野のブルーリボンやぁ!これ、非常に珍しいセンターアンダーエンジンバスですよ。横腹に「MEIKO BUS」と書いてある。和歌山・白浜の明光バスでしょうか。早くレストアして欲しいなぁ…

P1100526

別の駐車場にはかなり酷い状態のバスが野ざらしになってます。手前は恐らく日産のU590、奥はトヨタのFB80ですね。

P1100530

日産車の中を覗いてみたら銘板が残っている。ボディ製造は新潟の北村製作所なんですね。

P1100533

この博物館スタッフは自動車整備にかなりの技術を持っていて、捨て置かれて朽ち果てた古いバスを多数取得し、普通に動いてナンバープレートが得られるまでの状態に復帰させています。展示品自体の貴重さもさることながら、自走可能なコンディションを再生させる技術力から、これら展示品は映画撮影やイベントなどの貸し出しに、引く手あまたのようです。この博物館、バスマニアにとっては正真正銘の「パラダイス」ですね。

  • 入場料:大人900円、中高生600円、小人300円
  • 開館時間:9:00~18:00
  • 休館日:年中無休
<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=34.49780529471807&amp;lon=133.36311433756782&amp;datum=wgs&amp;z=18&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;pointer=on&amp;home=on&amp;hlat=34.538778573661&amp;hlon=133.33362076724&amp;fa=bs&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;s=1305726853ddc0ab8a2f7ace17138a33446cc93796&amp;width=320&amp;height=240'></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ


魚勝@福山

2011-05-16 10:29:25 | 料理(寿司)

P1100443

福山駅の南、天満屋東側の飲食店街、元町一番街にある寿司と活魚料理のお店です。前日、たまたまここでお昼をいただいたのだが、なかなかイケてたので、帰りの新幹線の時間待ちを利用して、再びここで海鮮をいただくことにしました。

P1100779

年季の入った店内はカウンターに10席程度、テーブル席が3卓ほど、2階と3階には宴会のできるお座敷があるようです。店頭には賑やかに看板が並んでいるが、歴史を刻んだ風格を感じさせますね。まずは突き出し。春の山菜があしらわれています。

P1100783

まずはおまかせのにぎり盛り合わせ(2,000円)をお願いしてみました。瀬戸内の様々な海の幸を中心に、美しく盛りあわされています。シャコが載っているのがなんとも瀬戸内。

P1100780

オコゼがあったので捌いてもらうことにしました。身、皮、肝…全身が造り盛りされています。皮は湯引きですね。淡白な白身はさっぱりした中に溢れてくる旨さがあるのは当然として、湯引きのプリプリした食感はこれまた美味。肝はポン酢にを溶かしていただくと舌にとろける美味さです。

P1100784

頭やガラは赤出汁か唐揚にしてくれるとのこと。唐揚げをお願いしてみました。ガリガリかじると実に香ばしい。

P1100444

このお店、創業は50年を超えるとのこと、かなりの老舗ながら、暖簾をくぐると板前さんの若々しい威勢のいい声が…実にいい雰囲気です。また、値段的にもこなれているし、特にランチは実にリーズナブル。こちらに来ることがあったらまた寄ってみたいお店ですね。

  • 営業時間:11:00~22:00
  • 定休日:年末年始他
<script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=34.48774674523461&amp;lon=133.3647773071574&amp;datum=wgs&amp;z=18&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;pointer=on&amp;home=on&amp;hlat=34.538778573661&amp;hlon=133.33362076724&amp;fa=bs&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;s=1305509351ddc0ab8a2f7ace17138a33446cc93796&amp;width=320&amp;height=240"></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ

魚勝 魚介・海鮮料理 / 福山駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5
昼総合点★★★☆☆ 3.5


魚勝@福山

2011-05-15 10:25:38 | 料理(鰻)

P1100443

新幹線で福山に到着したら丁度お昼前、どこかでランチを…ということで、福山駅の南、天満屋東側の飲食店街、元町一番街にある寿司と活魚料理のお店に入ってみました。暖簾をくぐると、板前さんの威勢のいい声が…年季の入った店内はカウンターに10席程度、テーブル席が3卓ほど、2階と3階には宴会のできるお座敷があるようです。

P1100450

P1100451

活魚のお店ということだが、店頭に大書きしてある「うなぎ」の文字に惹かれてうな重をいただくことにしました。待つことなく運ばれてきた特上うな重(2,400円)は、肝吸いが付いています。蓋を開けると、お!…鰻の頭、半助が落とされることなく付いてきていますね。これは嬉しい。腹開きの関西風の鰻です。鰻を口に運ぶと、まず皮の香ばしさが広がります。この皮こそパリッとしているが、身はふんわり肉厚。蒸しの工程が入っているのかもしれない。タレはやや甘めの優しい仕上がりで旨い。そこそこの値はするが、その値段以上の価値はあると思います。

P1100447

P1100445

相方はお昼の弁当(950円)は、お造り、焼き魚、天ぷら、煮物が四角い弁当箱に丁寧に配されています。さらに茶碗蒸しも付いて充実の内容。煮物の味付けは上品な薄味で、ひとつひとつ丁寧に手が入っています。これでこの値段は実にリーズナブルですね。このお店、いうまでもなく本業はお寿司のようなので、今度ここに来るときは瀬戸内の様々な海の幸を味わってみたいもんですね。

  • 営業時間:11:00~22:00
  • 定休日:年末年始他
<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=34.48772684800067&amp;lon=133.3647719427391&amp;datum=wgs&amp;z=18&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;pointer=on&amp;home=on&amp;hlat=34.538778573661&amp;hlon=133.33362076724&amp;fa=bs&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;s=1305422723a09e35c4b8450e0042f4b89f93783193&amp;width=320&amp;height=240'></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ


あらい@福山(ふなまち通)

2011-05-12 09:01:23 | 料理(酒・居酒屋)

P1100551

福山駅から南東の方向へ、福山を代表する商店街、ふなまち通をずんずん進んでいちばん奥のところにある瀬戸内料理のお店です。宿泊のホテルにあったグルメマップで良さげだったので訪れてみました。昭和の香り漂う店内は、カウンターが数席とテーブル席、小上がりがあって、トータル30席ぐらいかな。

P1100552

お通しは白身魚の南蛮です。広島の地酒「天宝一」とともにいただきます。

P1100557

先ずはお造りの盛り合わせを。これで一人前。かなりのボリウムです。イカ、タコ、ハマチ、鯛、さざえ…どれも瀬戸内ものばかり。魚介の甘みが深いなぁ。さざえのお造りがこんなに旨いもんだとは…知りませんでした。

P1100560

P1100566

瀬戸内の旬のものということと、相方の強いリクエストでシャコを。しゃこ酢としゃこ一味焼きです。大概のものは好き嫌いなくいただくのだが、実はシャコだけは苦手なんですね。恐ろしい原体験があって…でもまあ全く受け付けない訳ではないので、折角だからいただいてみました。どちらも独特の旨みがあって美味しい(らしい)。

P1100563

P1100565

山芋の鉄板焼きとねぶと唐揚です。ねぶととはテンジクダイとかイシモチとも言われる小魚です。骨ごとパリパリいただけるのでビールのアテによさそうですね。

P1100569

メバルの煮付けをいただきます。姿よく煮付けられた身は立派ですね。やや甘めの味付けは旨みも充分。さらにその旨みが野菜や豆腐にも浸み込んでいて実に旨い。

P1100553

伺った時は開店直後だったのでガラガラだったのだが、お勘定をお願いする頃には満席近くに賑わってきました。ほとんどが地元のお客さんのようです。ガイドブックや口コミサイトには全く紹介されていない、隠れた地元の名店を見つけました。

  • 営業時間:17:00~23:00
  • 定休日:日曜
<script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=34.48701938769803&amp;lon=133.36918417656807&amp;datum=wgs&amp;z=18&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;pointer=on&amp;home=on&amp;hlat=34.538778573661&amp;hlon=133.33362076724&amp;fa=bs&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;s=1305158468a09e35c4b8450e0042f4b89f93783193&amp;width=320&amp;height=240"></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ

あらい 居酒屋 / 福山駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5


日置桜@鳥取駅

2011-05-02 10:39:12 | 料理(酒・居酒屋)

P1100295

鳥取駅の駅ビルにある商業施設「シャミネ」の1階にあるお店、駅ビル内ながら立派な居酒屋さんです。店内は10席ほどのカウンターとテーブル席少々、いささか小ぶりなフロアーにはお客さんがぎっしりです。唯一空いていたカウンターの角っこに座って、メニューを拝見。今日のお勧めはカウンター内のホワイトボードに書いてあるが、どれも安いなぁ…

P1100297

真っ先に気になったいわし団子を注文してみます。イワシの旨みが出汁に出てきて、それが豆腐に浸みている。味わい深いですね。

P1100298

メニューにはないが聞いてみたらできるとのことなのでお願いしました。鯵のフライです。身が厚いので中までしっかり火を通して出してくれました。旨い。

P1100300

白いかのお造りです。もっちりしていて甘い。この辺りではイカのお造りは生姜醤油でいただくんですね。

P1100301

ゲソの塩焼きです。これは酒のアテにぴったり。

P1100302

P1100303

焼き鰯とヌタです。よう肥えた鰯だこと。このお店、駅ビル内ということもあって定食メニューも充実しています。また、やはり鳥取という場所柄か海鮮が中心。面白いのは、壁に注意書きがあって、お銚子やビールは一人につき3本までの制限があります。旨い一品を提供しているという矜持なんでしょうね。

  • 営業時間:11:00~21:30
  • 定休日:不定休
<script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=35.494115713785085&amp;lon=134.22541666759508&amp;datum=wgs&amp;z=18&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;pointer=on&amp;home=on&amp;hlat=35.422210746861&amp;hlon=134.19346619381&amp;fa=bs&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;s=1304300338a09e35c4b8450e0042f4b89f93783193&amp;width=320&amp;height=240"></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ

日置桜 居酒屋 / 鳥取駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5