大阪から鳥取方面に向かう場合、智頭急行の特急列車も便利で速い。しかし、日本交通の高速バスも速さでは劣るが、JR難波駅の直上のバスターミナル、OCATから乗れること、目的地にピンポイントで達することができるので、これはこれで意外に便利です。
バスは中国道の上月パーキングエリアで休憩を取ります。ちょうど昼時、カフェテリアにテイクアウトのコロッケを発見。なんと鹿肉のコロッケだとのこと。思わず買ってしまったが、鹿肉が相当脂っこい。しかも揚げ置きなので全体に油が回ってギトギトになっています。これは大失敗だ…院庄インターでバスは高速道路を降り、国道179号線で北上、サミットの人形峠を下り、車窓に田園地帯が広がってきたら間もなく三朝温泉です。高速バスは町役場前の三朝温泉口バス停に停まって、この後、20分程度で終点の倉吉に至ります。
温泉口といいながら、ここから温泉まではかなり離れていて、路線バスに乗る必要があるのだが、次のバスまで30分くらい待たされる。次のバス待つぐらいだったら時間的に変わらないの温泉まで歩き、バスを待ち伏せして写真に収めてみることことにしました。やはりワタシの旅にバスは欠かせない。
三朝の湯の町では以前訪れたときと同様、温泉情緒がたっぷりです。三朝温泉には斎木別館や旅館大橋など、老舗の大旅館が立ち並んでいて、多くの観光客を集めいてるが、ワタシのような一人旅にこういう旅館には泊まれない。周りは家族連れや団体客ばかりで気を遣ってしまうだけなのでね。せいぜいお湯をもらう程度です。
今夜の宿は小さいながらも老舗の気品漂う木屋旅館です。1泊2食で17,000円ほど、いつもの一人旅よりは多少贅沢。しかし、ようやく取れた実に遅ればせながらの夏休みなので、この程度の贅沢はお許しを…
期待に胸膨らませながら宿に、で、通された部屋がこれ…えっ…狭っ!畳は日に焼けてるし大きなタバコの焦げもある。窓の外は道路側で三徳川を望むこともできない。この値段でこの程度の部屋かい!!!あまりの期待はずれに一気にテンションが下がってしまいました。
詮方なくお茶をすすっていて何気なく部屋を見回してみると、あれ?この扉はなんだろ???ウワぁ!小洒落たツインルームがでてきたぞ!こりゃ凄いわ。そう思って狭いこの和室をじっくり見れば、調度も高級品っぽいな。何よりも真っ白の大襖が2枚、鏡のように滑らかです。これって太鼓貼りっていうやつですよ。技のある表具師でしかこんな平面に貼ることはできません。こういうのって、やはり老舗のこだわりなのかな? 夜はこの洒落たツインルームで寝ることになるのだが、一人で占有するのはもったいなくて落ち着かない。久しぶりの旅館なんだから、フカフカの布団で寝たかったのが正直なところ。ともあれ、値段以上の満足感を得ることができました。
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今夜お会いできず済みません。
木屋さんなら、お車でお迎え有ったのに。
そしたら若旦那から色々お話を。。。w
木屋さんのお部屋、ちゃんと次の間のある古風な物
でも旅館と名乗るならそれは守らないとって若旦那が。。
並びの橋津屋さんは、その辺りを改組して無くしたそうですw
私泊まった部屋は北東の角部屋、全和室で良かったですよ。
今日は残念でした。
向かいの喫茶店で若旦那とちょっとだけお話しする機会を得ました。
ていうか、最初は若旦那とは知らずにお話したので結構失礼なことを言ったかもしれませんが…
ともあれ、おだいじに!