バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

バス会社探訪@日本城バス

2008-12-31 21:20:49 | 乗り物(バス)

Img_5868 大阪市バスの5A系統、三宅中行きのバスに乗って、松原市の三宅地区にやってきました。

ここにきたのは、松原市の天美北地区と地下鉄あびこ駅を結んでいる、大阪で最もマイナーなバス会社、日本城バスに乗るためです。

Img_5882 このバスは、この辺りを拠点とするタクシー会社が、1985年より大阪市営地下鉄御堂筋線あびこ駅前から松原市の天美西・天美北方面に1路線を運行している路線で、全国のコミュティーバスの先鞭といわれています。

運転間隔は10~20分毎。本数が多く、わかりやすいダイヤなので沿線の通勤・通学などの利用も多いとのこと。

Img_5873 バスの写真を撮っていると、ワタシをバスヲタと察した運転士が、あまみ神社前のバス停で「バス車庫があるからここで降りて写真撮ってこい」っと、で半ば強引に降ろされました。

バス車庫には新旧のイスズの中型車が並んでおり、中にいた社員の了解を得て敷地内で写真を撮っていると、「撮りやすいように、車を前に出したろか?」っと声をかけられました。

Img_5883_2 さすがにそこまでしてもらうのは恐縮なので辞退。

ここで判ったのが、先程ワタシを無理やり降ろした運転士はこのバス会社の社長さんだそうです。

こんな小さいバス会社だからこそ、バスに対する愛に満ち溢れているのかなぁ…

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湯の峯荘(温泉)@湯の峰温泉

2008-12-24 00:31:01 | 温泉(和歌山県)

P1010361

湯の峰温泉の温泉街から少し離れた丘の上、ここに鉄筋コンクリートの建物で、湯の峰では最大の旅館、湯の峰荘があります。この旅館、以前は南海電鉄の運営だったのだが、その南海が手を引くことになったので、旅行会社の社員だった現在の社長が脱サラして運営を引き継ぐことになったとのこと。なので、大きい旅館にもかかわらず家族的な雰囲気が漂い、しかも料理が旨い。その辺りが気に入って、ここの温泉に泊まる際の定宿にしているんですね。

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ここは小さな温泉街にしては旅館の規模が大きい部類なので、内湯も露天湯も広く設えられていて解放感がある。関西で最上級の泉質を誇る湯の峰温泉のこと、掛け流しなのは当たり前だが、湯温が高いため加水は致し方ない。その所為か、湯の花が多数見られ、お湯の劣化を感じてしまうのが残念なところです。

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Img_2491

ここで少し解説を…一般的に、湯の花があるのは濃厚なお湯である証左なんだが、最上級の温泉では、地中から直に湧き出したヴァージンなお湯なので、空気に触れておらず、湯の花を形成する暇がないのですね。でもまあ、大量の湯の花があったとしても、ものすごくハイレベルなのには違いない。

Img_2487

そんな大浴場とは別に貸し切り湯があり、ここでは加水なし、源泉そのままのお湯が満たされています。ここは湯の花もない、濃厚で新鮮なお湯で、湯垢離を実体験できます。世界遺産のつぼ湯なら、一日中誰かが浸かっているので、残念なことに劣化を感じてしまうが、ここでは同様の泉質ながら劣化していない絶品です。

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貸し切りなので1回20分と時間制限があるが、空いてる日には他のお客が現れない限り延々浸かることができる。しかし、この濃厚さ、長湯すれば湯あたりは必定だな。伝統とモダンを併せ持つこの旅館、かなりお奨めです。

  • 泉質:含重曹硫化水素泉 92度
  • 場所:奈良交通、熊野交通、龍神自動車・下湯峰BS
  • 訪問日:2008年12月9日
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泉湯@湯泉地温泉(十津川温泉郷)

2008-12-21 23:57:57 | 温泉(奈良県)

P1010425 十津川村役場のバス停から、旧道を十津川に沿って上流に向かうと、川沿いの崖っぷちに身を寄せ合うように旅館が数軒、ここが十津川温泉郷の中のひとつ、湯泉地温泉です。

温泉といっても歓楽街は皆無。湯治場の雰囲気ですね。

この温泉旅館の並ぶ手前に、共同湯の「泉湯」があります。

Img_2535_2 リニューアルしているのでしょう、小さいながらも情緒ある小奇麗な建物で、小さな内湯と小さな露天湯が設えられています。

内湯はさすが硫黄泉、温泉好きには堪らん匂いが漂っていて、お湯に浸かる前からトロントロンになってしまう。

足を延ばしてきた甲斐があるよね。

P1010426 内湯、露天共に澄明ながら僅かに湯の花がみられ、もちろん掛け流し。湯温が高いので加水は仕方ないが、硫黄臭はそのままです。

十津川のせせらぎの音を聞きながら源泉のお湯が楽しめる…この匂いと音で癒されるんですよね。

日本一広い村の十津川村は、実は平地が少なくて、この温泉も狭い敷地を最大限に利用しようとの工夫が感じられますね。

  • 泉質:単純硫黄泉 55.6度
  • 場所:奈良交通・十津川村役場BS
  • 訪問日:2008年12月10日
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冨貴@椿温泉(温泉)

2008-12-08 23:35:33 | 温泉(和歌山県)

Img_7665 椿温泉の温泉街から少し離れたこの旅館は、温泉マニアには評価の高い、敷地内の地下から湧出する関西トップレベルの湯を持つ温泉です。

大浴場の扉を開けるとプーンと硫黄臭が漂ってくる。この匂いだけでも興奮してきます。

Img_7675 ここには大きな浴槽があり、真ん中で仕切られていて片方は加温、もう片方は掛け流しの非加温浴槽です。

非加温浴槽はアワアワトロトロなのに、加温浴槽のお湯は、これは同じ泉質とはにわかに信じられないほどトロトロ感が失われている。源泉のありがたみが実感できますね。

Img_3256 ここの温泉はもちろん飲むこともできる。これがまた不思議なことに甘露水が如く実に甘いんです。

青い海を眺めながら上質の湯に浸かるのは、まさしく至福のひと時です。

そのうち日が落ちてくると、夕陽が海に落ちる絶景も楽しめる。

Img_7688 そして浴室の一角には浴槽の底から湧出する小さな源泉浴槽もあります。

36度と、ほぼ体温と同じお湯は、新鮮のあまり、湯の花もない透明感。それと硫黄の芳しさ。

源泉浴槽に浸かっていると、みるみる体が気泡だらけになってくる。

Img_7680 体温に近いお湯に浸かっていると、だんだん意識が遠のき、魂が抜けていくのが判ります。

睡眠と覚醒の間をさまよう浮揚感。気づくと2時間近く入浴していました。

もはやダシガラですね。

  • 泉質:単純硫黄泉 36度
  • 場所:明光バス・椿温泉BSから徒歩10分
  • 訪問日:2008年7月21日
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崎の湯@白浜温泉

2008-12-05 22:47:06 | 温泉(和歌山県)

Img_3290_2Img_7635_3  明光バスの湯崎BSから海岸線を少し歩いたところに、猛烈な湯気と強烈な匂いを発している源泉があります。

湯崎の各温泉旅館に配る温泉を汲み上げている行幸源泉です。

湧出しているとところを覗いてみると、余って行き先を失ったお湯は容赦なく海に流れていて、排水溝のところには、えげつないほどカルシウムの結晶が堆積している。白浜の湧出量の豊富さを象徴していますね。

Img_2338 この源泉の奥にあるのが、白浜温泉を語る上で決して外せない温泉、崎の湯です。

ここは自然の状態の露天湯で、以前は無料で入ることができたのだが、今は脱衣所やロッカーを作り、露天湯自体も手を加えたので有料(300円)になりました。

有料になったことに否定的な意見をよく耳にするが、鍵のついたロッカーが使えるので、車を持たない利用者にはありがたい。

Img_3291 お湯は澄明だが硫化水素臭があり、舐めるとここも塩辛い。

加水はあるものの、もともとの成分が濃いため、僅かに湯の花が漂うとともに、堆積物がビッシリ付着している。

しかも、お湯に溶け込んでいる成分の粒子が細かいのか、ザラザラしていなくてツルンと滑らかに岩に付着している。

Img_7616_2 もともと美しいお湯に、空の青さが反射して、えもいわれぬ美しさ…まさしくエメラルド色ですね。

周囲から隠すものが何もない開放的な男湯では、お湯に浸かりながら、目の前でザッパーンと波が洗っています。

実に豪快!

Img_2342 隣の展望塔から丸見えだが、絶景の前ではそんなの気に気にならないですね。

女湯はさすがに塀で囲われて見えないようになっているが、波が洗うのは男湯同様だそう。

オーシャンビューの露天湯は数々あるが、泉質がこれほど優れているのは稀有ではないかな。

  • 泉質:ナトリウム-塩化物泉 86度
  • 場所:明光バス・湯崎BS
  • 訪問日:2008年7月21日
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牟婁の湯@白浜

2008-12-03 23:26:24 | 温泉(和歌山県)

Img_3296 湯崎の温泉街のはずれ、岬の先端に威容を漂わせている、その規模と歴史で白浜を代表する外湯です。

コンクリート造りの立派な建物の正面、唐破風をモダンにアレンジしたような玄関に威厳が感じられる。

Img_3297 屋内は、さすがに古さは隠せないが、しっかり清掃されていて気持ちいい。 

浴槽が二つに別れているのは、礦湯(まぶゆ)と御幸源泉の、2種の源泉が楽しめるようになっているのです。

2種の浴感の違いは微妙で、匂いも混じってしまっているが、礦湯のほうが塩辛く力強く感じます。

Img_3298 尤もどちらの源泉も甲乙つけがたい泉質であることに間違いない。

いわばそのときの気分によって別の温泉に入れる贅沢。

いろいろな風呂で趣向を凝らすスーパー銭湯も、これには勝てないですね。

  • 泉質1:礦湯(まぶゆ)2号・含硫黄-ナトリウム-塩化物泉75.5℃
  • 泉質2:みゆき2号・ナトリウム-塩化物泉86.0℃
  • 場所:明光バス・礦湯BS
  • 訪問日:2006年11月21日
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白良湯@白浜

2008-12-02 23:06:20 | 温泉(和歌山県)

Img_7593 この寒い時期にありえない季節感で気が引けるんだが、今年の夏に訪れた関西を代表する海水浴場の白良浜にある共同湯です。

ビーチに接している白良湯では、入浴の際は砂をよく落とすように注意書きがしつこくの掲示しているます。

Img_7600 ライオンの口から流れ出てくるお湯は松の湯と同じ源泉の塩辛い湯。なので泉質は確かです。

しかし、あれほど注意書きをしていても浴槽の底は砂でジョリジョリしていて萎えるなぁ…

ここは普通かなり熱いお湯なのだが、海水浴客で賑わうこの時期は加水を多くして温度を下げているようです。

Img_7602 それでも日に焼けた海水浴客には辛そうですね。

今回、訪れたときもマナーのよろしくない海水浴客がうるさいし暴れるし…

逃げるように立ち去りました。

Img_7601 この温泉の周りは小麦色のかっこいい兄ちゃんやビキニの姉ちゃんだらけ。

そんなところにタオルをぶら下げたオッサンは明らかに場違いです。

ココは海水浴シーズンに来るところではないな。

  • 泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物強塩温泉 67.3度
  • 場所:明光バス・白良浜BS
  • 訪問日:2008年7月21日