バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

大人の修学旅行・近鉄と伊賀鉄道でいくグルメ旅@三重

2010-05-25 23:16:14 | ☆バスde温泉(近畿)

またまた最初のお断りなのだが、伊勢・志摩のくだりでは温泉が無かったのに続いて、今回はバスがありません。このふたつを合わせてようやく「バスde温泉」が成立するという…いささか強引な合わせ技。ご容赦を。

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今回は関西からはかなり近場ながら、泉質には定評のある古湯、榊原温泉に向かうことにします。榊原へはやはり近鉄。大阪からは1時間ぐらいです。このぐらいの距離なら特急に乗るほどでもない。急行でも時間はそんなに変わらないし、電車はリクライニングはないものの進行方向を向いたロマンスシートのことが多い。運賃だけなので実に安くたどり着くことができます。名張を過ぎ、青山トンネルを越えると、もう榊原温泉口です。

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駅から温泉へはけっこう離れているものの、路線バスは1日3本しかありません。これではちょっと使えないので旅館の送迎バスに乗ることにします。バスはトヨタのコースター。これでも一応はバス…かな?

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榊原はのどかな田園地帯で、盛り場は全くない。その中にポッカリ建っている旅館が今夜の宿です。この旅館、一人旅のプランがないんですよね。なので今回はオカンを連れての宿泊です。

榊原温泉にはこれ以後にも職場の旅行で再び来ています。そのときの温泉はこちら。

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翌日は近くの伊賀を観光することにしました。榊原温泉口駅から近鉄電車で伊賀神戸駅へ。
ここから伊賀鉄道で伊賀上野に向かいます。この伊賀鉄道は、少し前までは近鉄伊賀線だった路線。乗客数の減少で近鉄の収益の足を引張る赤字路線となったため、廃止も取りざたされていたのだが、伊賀市等の支援で近鉄から分離、第三セクターで存続されることになった路線です。

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ここの電車にはボディーペインティングで忍者が描かれ、観光客を呼び寄せようとしています。デザインは松本零士とのことで、確かに「くノ一」の目元は森雪やメーテルに似ていますね。

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伊賀上野城は3層の天守閣からなる城郭で、現在の天守は昭和10年に復興されたもので、史的には正確なものではないものの、「白鳳城」と称される美しいお城です。また、復興した地元名士の強い想いから木造で建造され、正式には「伊賀文化産業城」という、その姿に似つかわしくないものの、その時代背景を表す名称です。

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高さが30mの内堀の石垣はで日本一だそうで、身を乗り出して写真を撮ったものの、落ちたら確実に死ぬ。高いところには自信があるワタシでも少々恐怖を感じました。高所恐怖症の人は近づかないほうが賢明です。

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伊賀上野は松尾芭蕉が誕生した地。城内には松尾芭蕉生誕300年を記念して昭和17年に建てられた俳聖殿があります。この建物は、屋根は笠を、八角形のひさしは袈裟を、柱は杖をイメージしているという、なかなか洒落の効いている造りです。

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職場の旅行の際には、伊賀上野の洋食の名店を訪ねてみることにしました。

今回は珍しく団体旅行。独りではなかなか泊まれない旅館や、食する機会のないお料理もいただくことができたが、やはりワタシには気ままな一人旅が性に合うようです。

  • 訪問日:2007年4月15・16日および2009年2月7・8日
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湯元榊原館(料理)@榊原温泉

2010-05-24 23:57:57 | 料理(旅館)

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榊原温泉の湯元、この温泉街では最大規模の旅館です。ワタシの旅では珍しい高級旅館なのだが、源泉掛け流しはここだけとあって、やむなく奮発してしまいました。

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この旅館では料理はレストランでいただきます。先付は、てこね寿司や春野菜の揚げ物など。桜が散らしてあって季節感を演出しています。

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向付は桜鯛や甘海老など。こちらも季節感を演出しているが、なによりも。鮫皮で摩り下ろす清涼な山葵が、主役を喰ってしまうほどの存在感です。

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肉は伊勢牛のフィレ。ブランドではないが松阪の近隣で育てられた牛なのでしょう。ワインのセカンドラベルみたいなもので、味は絶品!

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地元産野菜の温泉蒸しがメイン。しかしここの温泉は香りがマイルドなので、野菜に香りが移りきりません。も少し工夫を求めたいところ。

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デザートは真珠粉入りのきびあんこ、アイスクリームです。

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朝食も野菜中心のヘルシーなもの。温泉粥が味わえるのもいいが、やはり風味もマイルドです。全体的に上品な風合いに仕上げているお料理、さすが、高級旅館ですね。

  • 場所:榊原温泉
  • 訪問日:2007年4月15日
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榊原舘 旅館 / 榊原温泉口)
夜総合点★★★☆☆ 3.5


白雲荘@榊原温泉

2010-05-21 23:42:52 | 温泉(三重県)
大阪から近鉄特急で1時間少しのところ、榊原温泉口駅から10分ほど旅館の送迎バスに揺られると、のどかな田園地帯に小さな温泉街が現れます。


清少納言が「湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯」と、当時の日本三名湯として枕草子に記した七栗(ななくり)の湯こそ、現在の榊原温泉のことです。


この榊原温泉の温泉街から少し離れた小高い丘の上に建つ、中規模の旅館がこの白雲荘です。ここはややエコノミーなお宿です。


大きなガラス窓からの展望が印象的な内湯には、澄明なお湯がわずかにオーバーフローしています。残念ながら循環式のため、湯元榊原館のような芳しさはないものの、塩素臭は気にならない。ネットリとした浴感は「美人の湯」らしさを醸していますね。


内湯から少し離れているところにある露天は、ここも見晴らしが実にいい。内湯と同様、ここも加温・循環のようで、内湯で感じられたヌルヌル感も希薄です。


この榊原温泉では歓楽的な要素は全くなく、客室の窓からはゴルフ場しか見えません。いささか情緒に欠けるところではあるが、ゴルフとか伊賀の観光とかとセットがいいでしょうね。

・場所:三重交通バス・白雲荘前BS
・泉質:アルカリ性単純泉 24.2度
・訪問日:2009年2月7日

修学旅行再び・バスで行く伊勢・志摩グルメ旅(2)@三重

2010-05-08 13:38:41 | ☆バスde温泉(東海)

修学旅行再び・バスで行く伊勢・志摩グルメ旅(1)の続きです

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翌朝、鳥羽のバスターミナルから志摩スペイン村行きの特急バスに乗ることにしました。このバスは絶景のパールロードを通り抜ける路線。車両も高速バス用の「セレガ」です。観光の乗客は少ないが、運転士は観光客には左側の座席を薦めている。景色はこちらの方がいいようです。適切で親切なサービスですね。

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バスはミキモト真珠島や鳥羽水族館の前を通り過ぎる。ここまでの行程は修学旅行のとおり。しかし、いまさら水族館に行くまでもないので、ここは通り過ぎます。

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バスはリアスの入り江を丁寧に通過していく。入り江では筏が多数。この筏の下にはワタシの大好きな牡蠣がたくさん実っているのでしょう。後日、ここで牡蠣の食べ放題を堪能しました。

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確かに車窓の眺めは最高です。しかし気になるのは美しい眺めを切り裂くように造営されたゴルフ場。こんなのばっかり造って浮かれているからバブルが弾けるんじゃい!

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バスは終点の志摩スペイン村に着きました。ここもバブルの遺物。近鉄もその扱いには苦慮しているようだが、それでもそこそこ人気のある施設のようです。で、ワタシはここを無視し、次のバスに乗り継ぎます。

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怪訝そうな運転手を尻目に志摩磯部行きのバスに乗り込みました。開園直後なのに帰る客はあろうはずもない。案の定、乗客はワタシひとり。バスは三重交通では少数派の「日野車」です。

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志摩磯部でうまい具合に賢島行きの普通列車に乗り継げました。2両編成の電車はワンマンです。近鉄志摩線は、以前はのどかなローカル線だったのだが、観光誘致のために近鉄が積極的に路線を改良したので、今では線路がまっすぐ引かれ、しかも複線になっています。

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順調に乗り継ぐことができたので、予定より1本早い御座港行きのバスに乗れました。このバスも三重交通では少数派の「ふそう車」です。

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バスは交通量の激しい国道をしばらく走り、突然左折したかと思えばいきなり漁港が現れました。波切港です。その先のバス停「大王崎灯台前」で途中下車します。灯台の名称は「大王埼灯台」で、崎の字が違う。

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紺碧の空に突き刺すよう立つ22mの純白は見事としか言いようがない。灯台を管理しているおばさんが言うには、昔はここから富士山も見えたのだが、今や温暖化の影響で靄がかかって見えることがないとのこと。なんだかなぁ…

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灯台の根元、には土産物屋が並んでいます。その中でも異常に多いのが真珠屋。こんなとこで売れるんやろか、生活できるんやろかと心配してしまいます。

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波切の集落は画家が集まるところとしても知られています。青空と色とりどり屋根が織り成す景色は創作意欲が湧こうというもの。ところが、写真に撮ってもいい絵にならない。この写真のように電線が邪魔しています。ここは脳内でいいとこ取りできる絵画のほうが向いているのでしょう。ここの海べりの料理旅館で昼食を摂ることにしました。

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波切漁港では干物が並べられています。どれも身がぷっくりしていて美味しそう。しかも激安です。でもこんなの買ったら一人モンにお多すぎるので諦めました。

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灯台前から再びバス。御座港を目指します。やってきたバスはいすゞの「エルガミオ」です。

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車窓からは波穏やかな景色が見えるが、ここは湾外の外洋です。べた凪の海は静か。それに比べて車内は通学の女子高生たちの騒がしいこと極まりない。

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終点の御座港まで乗りとおしたのはワタシひとりだけ。御座港は以前、英虞半島へショートカットするカーフェリーも運航していたのだが、半島内の道路が整備されたので廃止に。現在は近鉄系列の志摩マリンレジャーが運行する、賢島-御座-浜島間を結ぶ1日4便の連絡船のみとなっています。

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ワンマンカーならぬワンマンシップ。エンジン音は威勢がいいが、船足は遅い。小さい漁船に抜かれる始末です。

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デッキに出ると哀愁漂う冬の海が広がります。ちょっとだけ鳥羽一郎になった気分。

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英虞湾を漂うこと約25分、終着の賢島港に着きました。ここには後日、絶品のフレンチをいただきに再び訪れたんです。 

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港からすぐのところに近鉄賢島駅があります。この駅からは大阪行き、京都行き、名古屋行きが発着している。意外に大ターミナルなんだと実感します。特急に乗り込んだら、後は勝手に大阪まで連れてってくれる。いままでの人生を振り返るためのこの大人の修学旅行、あの頃には理解できなかった旨いもんに、いっぱい気づかされました。しかしあのころより余分な肉もいっぱい体に着いてしまったんですが…

  • 訪問日:2006年12月10日・11日と以後数回
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修学旅行再び・バスで行く伊勢・志摩グルメ旅(1)@三重

2010-05-07 23:51:15 | ☆バスde温泉(東海)

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最初にお断りしときますが、今回の旅では温泉はありません。小学生のときから30余年の今、改めて大人の修学旅行をしてみようと思い、伊勢・志摩に行くことにしたのです。伊勢・志摩にはろくな温泉がないから仕方ない…伊勢へはもちろん近鉄です。修学旅行だからね。

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近鉄早っ!しかも安っ!1時間半ほどで伊勢神宮への玄関口、宇治山田駅に着きました。国家神道だった戦前に伊勢参拝のために造られたこの駅は、かなり立派。

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お伊勢さん参りは本来、外宮から内宮へとお参りします。しかし、最近は外宮を通過してしまうことも多いとのこと。でも今回は修学旅行のトレースのため、セオリー通り外宮からお参りすることにしました。外宮までは歩いても遠くないのだが、やはりバスに乗らねば。宇治山田駅から鳥羽までは主な観光地を周遊する三重交通のCANばすが30分おきに走っていて、1日券を買えば、区間中は乗り放題。しかも同じ区間を走る一般の路線バスも乗れるとあって、かなり便利です。宇治山田を出たバスは伊勢市駅、外宮を経由して内宮に向かいます。バスはいすゞのキュービックです。

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外宮前でバスを降ります。ここは一般的には外宮と呼ばれているが正式には豊受大神宮です。ここの社伝では、雄略天皇の夢枕に天照大神が現れ、「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国の比沼真奈井(ひぬまのまない)にいる御饌の神、等由気大神(とようけのおおかみ)を近くに呼び寄せなさい」と言われたので、丹波国から伊勢国の度会に遷宮させたとされている。平たく言えば食事や生活を司る神宮らしいです。それにしても独りで食事のできない神さんなんて…ワタシなんて毎日、毎日(以下略)

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20年にいちどの遷宮のための用地が隣にあります。ただの空き地にも見えるがどこか清澄感がある。

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白いお馬さんが…祭りごとのときに活躍するのでしょう。

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外宮から再びバスに乗って内宮に向かいます。富士重ボディのいすゞ車です。三重交通の路線バスはいすゞ車が多いようです。今日は日曜日、バスは参拝客で満員です。外宮・内宮間は観光道路なので道は整備されてはいるものの、内宮に近づくにつれて渋滞が著しく、バスの車内も人いきれで苦しくなってきてイライラも高まる。渋滞の原因は内宮近くの駐車場を待つ車。そのせいでバスも動かなくなってしまう。三重県でも別のところに駐車場を作ってパーク&バスライドを宣伝しているようだが、効果が出ていない。バスが動かなきゃ意味ないやん!自家用車を規制するべき…いや、規制しろ(怒怒怒)イライラのあまり手前のバス停で降り、歩いて内宮に向かうことにしました。

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内宮は正式には皇大神宮。五十鈴川に架かる宇治橋の手前の大きな鳥居をくぐると、そこから清浄な空間となります。日曜なので参拝客でいっぱい、ほとんどが家族連れやカップルで、ワタシみたいに独りで歩いている人の姿は皆無です。

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五十鈴川を渡るとき気づきました。あっそか、三重交通にいすゞ社が多い理由はこれだ!

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砂利の敷かれた参道を進むと手水舎がある。神社の参拝の常として手を洗い、口を漱ぎます。でも、この内宮ではここで手を洗うより、もう少し奥に行くと五十鈴川の川原で清めることができる。

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細菌やウィルスなんかの概念がない古代から、清浄・清潔さを旨としてきた日本人の精神は守りたいものです。杉木立の中に鎮座する内宮本殿にお参りすると、身も心も清められた気がします。実にすがすがしい。参拝が叶ったら急に腹も減り喉も渇いてきた。さあ…今から清めのビールだ!

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おはらい町から再びCANばすに乗って二見を目指します。バスはこれもいすゞのエルガ。
ノンステの最新タイプです。

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二見の手前で山の上に鮮やかな天守閣が見えてきました。安土桃山文化村にある復元された安土城です。文化村なら展示も充実しているに違いない。面白そうだ、行ってみよう。思いつきでバスを降り、バス停の目の前の入場券売場で料金を見ると…なんと4900円!!!これはイカン!中止!しかし、バスは無情にも去っていきました。

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仕方ない、文化に触れるにはお金がかかるものだと諦め、入場券を買い、中に入ってみると…人がいない…閑散。てか、客よりスタッフのほうが多いんではないかい?日曜日でこの有様なら、平日はどんなもんやろ?スタッフはみな役者のようで、閑散としたなかでも明るく振舞う彼らを見るのが辛い…ワタシを見つけた名物キャラクターの「ニャンまげ」が愛想を振りまきながら近づいてくる…お願いやからあっちにいってくれ!!こんなオヤジなんかそっとしておいてくれ!!!

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期待の天守閣まではかなり離れており、ここで「籠」と称するシャトルバスが走っています。それがこれ!もうヤメテクレ!

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期待して入った天守閣も、中は単なる蝋人形館。文化村とは名ばかりです。このテーマパークの意義はもうどこにもないのではないでしょうか。

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気を取り直してCANばすに乗り、今度こそ二見浦を目指します。車内の案内では夫婦岩では先の東二見で降りるよう案内があったのだが、古い旅館街が見たいので二見バスターミナルで降ります。

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二見シーパラダイスのアシカ君と戯れながらバスを待ちます。無邪気な海獣は和む。
定刻よりやや遅れて鳥羽行きの路線バスが現れました。

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修学旅行をなぞる旅なら泊まりは二見浦にしたいところ。にも拘らず鳥羽にしたのはなのは、当時より舌が肥えたためです。夜は鳥羽の街中で旨いもんを探すことにしました。さすが鳥羽。海鮮のお店が軒を連ねています。行き当たりばったりのお店で、今日はアジがいいとのことなので焼いてもらいました。しっかりした身は旨みが凝縮しています。

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そして、またまた牡蠣を追加注文。なにせ大好物なもんで…

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焼き牡蠣は身が細っていて期待はずれだが、カキフライはウマウマ。焼き牡蠣は非加熱用を使っていたのかもしれません。非加熱処理したらどうしても弱るから仕方ない。海の街、鳥羽には他にも海鮮を楽しむことのできるお店が沢山あります。この旅以後もちょくちょく訪れているんです。

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鳥羽には旅館も多く、その中には温泉を標榜しているところもあるが、どこもボーリングの循環塩素泉とのこと。そんなところに泊まるぐらいなら温泉なしでもいいや!今夜の宿はビジネスホテルのロードイン鳥羽です。町の中心から少し離れてはいるが、大浴場があるのでここを選びました。

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大浴場といっても小さい。しかし一応サウナつきです。浴室のドアを開けると芳しい?塩素臭が・・・温泉でこんな臭いならガックリとなるが、白湯なので諦めもつく。

続く…

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海の宿 八千代@志摩市(波切)

2010-05-04 10:20:21 | 料理(和食)

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大王崎灯台の根元、海べりにある料理旅館で食事をいただきました。この辺りの旅館は料理店がメインで、宿泊もできるよ…っというようなところが大多数。和風オーベルジュといってもいかな。

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店の大将に、半ば強引に薦めれれた刺身定食を頼むことに。刺身はアジとカツオの刺身です。どちらも脂が乗って舌にとろける…さすが、大将が自慢するだけあります。

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焼き貝を頼んでみます。今日はヒオウギ貝とサザエとのこと。どちらもウマウマ!今までサザエみたいな巻貝はあまり好きでなかったが、この焼きたてのサザエに出会ってから考えが変わりました。

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こんなおっさん独りが訪れるのがよほど珍しいのか、大将がいろいろ聞いてくる。焼酎をグビグビ飲んでいると…「昼間っからこんなに飲んで大丈夫か?」っと…「バスで来てるから大丈夫や!」というと、気前よく焼酎のお代わりをサービスしてくれました。「路線バスで温泉めぐりをしているんや」と話すと、「気楽やな、一人モンやからできるんやで。」っとのたまう。ほっとけ!好きで一人モンやってるんとちゃうわ!!!

食べてる間にも入り口から「おじゃましまんねやわ」っと井上竜夫が、「おじゃましますか?」っと安尾信乃助が、「ジャマするで!」と辻本茂雄のやくざのが入ってきて「ジャマするんやったら帰って!」「はいよ~。…って、なんでやねん!」

こんな吉本新喜劇みたいな情景が目に浮かぶような、心温まるお店ですね。(スミマセン…関西ネタで…)

  • 営業時間:不明
  • 定休日:不明
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八千代 旅館 / 鵜方)
昼総合点★★★☆☆ 3.0