バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

ORANGE8(レストラン)@瀬戸内海

2011-10-15 00:42:49 | 料理(その他)

P1080536

今の日本では、純粋の客船はもはや絶滅していると言ってもいい状態です。そんな中、その質感において昔の旅客船の名残を留めているのがカーフェリー。この瀬戸内海はそんなカーフェリーの大動脈なんですね。西条市の東予港と大阪南港を結ぶ四国おれんじフェリーに乗って大阪に帰ることにしました。船体は総トン数9975トンの「おれんじ8」。

P1080484

あんまりお腹は空いてないけど、荷物を置いて早速レストランへ行くことに。プロドライバーや団体の観光客を客層とするレストランはカジュアルな意匠。豪華客船と違ってドレスコードもありません。てか浴衣でOKな感じ。

P1080504

P1080487_2

カフェテリア方式で好きなものをチョイスします。船内にしては案外安いし品数も豊富。この日は夕食を済ませていたので、ここでは軽く。焼酎の利き酒セットを…瀬戸内の夜景を見ながら、ゆらゆら揺れながらの食事もいいもんやね!

P1080512

翌朝、部屋のアラームで目覚めると、外は白々明るくなってきています。身支度を整えたら神戸港の沖合辺り。大阪港も間近です。ここで、昨夜、非常に気に入ったレストランで朝食バイキング(850円)を。

P1080506

もうすぐ着くのに、そんなのんびりしていていいのかって?ええ、いいんです。この船は大阪港に早朝6時に着くが、8時まで船内に居られる。これはありがたいサービスですね。

P1080514

朝食の真っ最中に大阪南港のフェリーターミナルに着岸しました。オーシャンビューの朝食…これは美味しさも倍増しますね。ただし、外の景色は大阪港内ですが…

  • 営業時間:5:30~7:50・12:20~14:00・18:00~18:30・20:20~21:00・22:10~23:40
  • 定休日:天候等による休航時、およびドック入り時
<script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?fa=ks&amp;lat=34.61970569777783&amp;lon=135.43107874596728&amp;z=18&amp;datum=wgs&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;layout=normal&amp;submap=close&amp;stmore=close&amp;weather=open&amp;pointer=on&amp;hold=off&amp;home=on&amp;hlat=34.6638576&amp;hlon=135.46072252&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;meta=0&amp;full_tip=open&amp;heat_tip=open&amp;mmc=200&amp;mlc=200&amp;sc=3&amp;qp=2&amp;s=1318606661e2424fcc276881c4030e57945d5de20a&amp;width=320&amp;height=240"></script>

オレンジフェリー (その他 / 八幡浜駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 グルメブログ 関西食べ歩きへ


豆田町@日田

2011-10-14 00:42:07 | まち歩き

P1130203

日田は大分県北西部、周囲を山に囲まれた典型的な盆地にある地方都市で、多くの清流が流れ込んでくることによって水に恵まれた「水郷」として、また、幕府直轄地のいわゆる「天領」として栄え、古い商家や土蔵を今なお残す豊後の小京都として、その名を全国に知らしめています。

P1130213

P1130194

豆田町はこの日田市市街地の北部、花月川沿いにある伝統的な商家が集まった地区です。南北に御幸通り、上町通りの2筋の通りがある。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

P1130196

P1130197

この豆田町の北の端にはクンチョウ酒造の酒蔵があり、元禄15年(1702年)に建てられた一番古い蔵をはじめ、5棟の蔵がすべて建築当時の姿で残っている全国的にも大変珍しい酒蔵群を見学することもできます。

P1130224

いっぽうの南の端には咸宜園跡があります。ここは幕末の全寮制の私塾で、「咸宜」とは「みなよろし」の意味で、武士だけでなく、身分も男女も分け隔てなく受け入れるということでこう名づけられたとのこと。

P1130226

江戸時代の中でも日本最大級の私塾となり、80年間で、ここに学んだ入門者は約4,800人に及び、その中には高野長英や大村益次郎の名もあります。

P1130214_2

ここの街並みは電柱が地中化され、軒を連ねる商店も景観に配慮した意匠になっています。この美しい景観を目当てに多くの観光客が集まるようになってきています。が…南北に亘る二つの通りはどうやら抜け道になっているようで、地元の車が無遠慮に走り抜けて行く危険な状態。多少の不便もあるだろうが、より多くの観光客を集めようと目論むなら、通行規制も考えた方がいいと思いますが…

  • 訪問日:2011年9月27日
<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?fa=ks&amp;lat=33.32604959851677&amp;lon=130.93612360147588&amp;z=17&amp;datum=wgs&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;layout=normal&amp;submap=close&amp;stmore=close&amp;weather=open&amp;pointer=on&amp;hold=off&amp;home=off&amp;hlat=null&amp;hlon=null&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;meta=0&amp;full_tip=open&amp;heat_tip=open&amp;mmc=200&amp;mlc=200&amp;sc=4&amp;qp=2&amp;s=1318520504e2424fcc276881c4030e57945d5de20a&amp;width=320&amp;height=240'></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ


さんふらわあ こばると(レストラン)@瀬戸内海

2011-10-13 08:29:09 | 料理(その他)

P1120662

大阪と別府を結ぶ長距離フェリー航路は、戦前の大阪商船時代から連綿と続く伝統ある花形航路です。この航路には現在、「さんふらわあ あいぼり」と「さんふらわあ こばると」の2隻が投入されています。今回、大分を訪れるのにこの別府航路を利用しました。船は「さんふらわあ こばると」です。

P1120673

この旅の最初の食事は船上レストランです。このレストランでは、キャフェテリア方式としており、和食・洋食・中華のメニューがバラエティー豊かに並んでいます。選ぶのが面倒なら1,000円から1,500円で定食もあるようです。値段は船の中にしてはまあまあがんばってる方かな。

P1120675

選んだのはおでん、焼イカ、天ぷら(練り天)エビのボイルです。

P1120678

このエビがかなり大ぶりで身も甘く、これは選んで正解でした。さらに今日は生ビールが半額サービスで250円、これは嬉しいですね。

P1120682

さらに追加で冷奴、焼き飯。そして大分の地酒です。焼き飯はスタッフが電子レンジで温める方式。味はそれなりですね。

P1120681

P1120696

今日は混雑していて窓側の席は取れなかったが、夜だからどうせ景色も見えないし、まあいいか…食事の後、デッキに登って神戸の夜景と明石海峡大橋のライトアップを楽しみました。

  • 営業時間(大阪~別府):月~木発便 18:00~20:30・月~木発便 乗船開始~21:00
  • 営業時間(別府~大阪):金~日発便 18:30~21:00・金~日発便 乗船開始~21:30
  • 定休日:天候等による休航時、および臨時のドック入り時
<script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?fa=ks&amp;lat=34.635936179777794&amp;lon=135.4107305287579&amp;z=18&amp;datum=wgs&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;layout=normal&amp;submap=close&amp;stmore=close&amp;weather=open&amp;pointer=on&amp;hold=off&amp;home=on&amp;hlat=34.60547581&amp;hlon=135.50547688&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;meta=0&amp;full_tip=open&amp;heat_tip=open&amp;mmc=200&amp;mlc=200&amp;sc=3&amp;qp=2&amp;s=1318462130e2424fcc276881c4030e57945d5de20a&amp;width=320&amp;height=240"></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 グルメブログ 関西食べ歩きへ

さんふらわあ こばると定食・食堂 / トレードセンター前駅コスモスクエア駅中ふ頭駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0


日田まぶし千屋@日田

2011-10-12 00:19:07 | 料理(鰻)

P1130215

JR久大本線の日田駅から歩いて20分ぐらいのところ、日田市市街地の北部の花月川沿いにある豆田町は伝統的な商家が集まった国の重要伝統的建造物群保存地区です。ここの街中に、水に恵まれた日田ならではの鰻のお店があります。

P1130216

風致地区に似つかわしい建屋の暖簾をくぐると、鰻の寝床のように細長い店内にテーブル席がズラーッと並んでいます。また、2階には座敷もあるようです。ここは玖珠川の畔にある旅館「日田の宿よろづや」が運営しているとのこと。

P1130218

さっそくここの名物、日田まぶし(2,100円)をお願いしました。これはいわゆる櫃まぶしを日田風にアレンジしたもので、櫃まぶしと同様、最初は鰻単体で味わい、その後は薬味を組み合わせて変化を楽しみ、最後にお出汁を足してお茶づけ風に味わうというものです。

P1130222

期待に胸膨らませてお櫃の蓋をあけると、綺麗に敷き詰められた鰻が見事。蒸しの工程が入っていない地焼ながら、背開きになっています。さっそく鰻重としていただいてみると、かなり歯応えがある。しっかり焼かれて脂が落ちている。鰻というよりお肉を食べているかのようです。それにしても堅いな。

P1130217

次は薬味とともに。薬味は山葵と葱、柚子胡椒、大根おろしです。パンチの効いた柚子胡椒こそ、この主張の強い鰻にピッタリですね。でもこの堅さが食感の印象を悪くさせてしまう…

P1130221

最後に土瓶のお出汁を入れて茶漬け風に。ここで味わいが一変。この堅さはこの茶漬けのためやったんや…お出汁が鰻の身をほぐして急に食感がよくなります。それとともに、いささか焼きすぎの感があったのが、今度はスモーキーで芳醇な味わいに変わりました。なるほど、これが人気で多くのお客さんが集まってくるんですね。実にいい経験をさせてもらいました。

  • 営業時間:11:00~20:00
  • 定休日:無休
<script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?fa=ks&amp;lat=33.327229594376305&amp;lon=130.93737549602326&amp;z=18&amp;datum=wgs&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;layout=normal&amp;submap=close&amp;stmore=close&amp;weather=open&amp;pointer=on&amp;hold=off&amp;home=on&amp;hlat=33.24034557&amp;hlon=130.95777906&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;meta=0&amp;full_tip=open&amp;heat_tip=open&amp;mmc=200&amp;mlc=200&amp;sc=3&amp;qp=2&amp;s=1318346228e2424fcc276881c4030e57945d5de20a&amp;width=320&amp;height=240"></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ

日田まぶし千屋 うなぎ / 日田駅光岡駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


山荘天水(夕食その2)@天ヶ瀬温泉

2011-10-11 00:02:11 | 料理(旅館)

P1130139

P1130132_2

天ヶ瀬温泉のお籠りの宿、山荘天水での二日目の夕食です。二日目も部屋出しですね。前日同様、同じ担当スタッフが一品一品ていねいに説明しながらお料理を並べていきます。
食前酒の柚子酒とともに運ばれてきたのは先付けの胡麻豆腐玉地蒸しと、オプションの馬刺しです。

P1130135

酒肴の八寸です。松茸寿司、柿膾、秋刀魚八幡巻、鮑の酒蒸し、銀杏南部揚げ、川海老紫蘇揚げなどなど…今日も芸術的な盛り付けやなぁ。

P1130143

吸い物は土瓶蒸しです。この中にはもちろん秋の味覚の横綱級が隠れています。

P1130138

造りはヒラメのうす造りです。もちもちコリコリした食感が楽しいですね。

P1130147

焚合せは鯛の荒炊きです。前日の焚合せもそうだったんだが、ここは煮物の味つけが秀逸です。

P1130145

オプションの黒豚のお鍋です。

P1130157

替り皿はクリームソースを敷いたかき揚げです。器が凝ってますね。

P1130150

P1130161

強肴は黒毛和牛と松茸の炭火焼です。ここでも松茸…贅沢にも程がある。

P1130164

P1130166

鯛のお味噌汁と日田米、そしてデザートのココナッツミルクタピオカと柚子ソルベのラズベリーソースで〆です。今夜もまた、見事なお料理の数々でした。また胃の容量が限界寸前です。

P1130168

P1130173

でもお酒は別。この日はラウンジの「白楽天」で九州の焼酎をいただくことにしました。このラウンジ、夜の景色もすばらしいですね。

  • 場所:天ケ瀬温泉
  • 訪問日:2011年9月25~26日
<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?fa=ks&amp;lat=33.25262212556787&amp;lon=131.02352262774391&amp;z=16&amp;datum=wgs&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;layout=normal&amp;submap=close&amp;stmore=close&amp;weather=open&amp;pointer=on&amp;hold=off&amp;home=on&amp;hlat=33.24587484&amp;hlon=131.03502394&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;meta=0&amp;full_tip=open&amp;heat_tip=open&amp;mmc=200&amp;mlc=200&amp;sc=6&amp;qp=2&amp;s=1318258915e2424fcc276881c4030e57945d5de20a&amp;width=320&amp;height=240'></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ


古湯@天ヶ瀬温泉

2011-10-10 15:32:03 | 温泉(大分県)

JR久大本線・天ヶ瀬駅のすぐ近く。天ヶ瀬温泉は大分県日田市にある温泉で、由布院温泉、別府温泉と共に豊後大分の三大温泉のうちの一つとされています。


玖珠川沿いに約10軒の旅館ホテルがひしめくように建っているこの温泉街は、筑豊の炭鉱が盛んだった頃は、炭鉱関係者の保養地として歓楽温泉地的な賑わいだったとのことだが、今はひっそりとした、落ち着きのある温泉街です。


温泉街の中央を流れる玖珠川の河原は、以前は河川敷を掘ればどこでも温泉が湧いたといわれているが、現在はこの河原の所々に共同露天風呂が整備され、誰でも使用することができます。


ただ、整備…といっても浴槽があるのみで、脱衣所も無く囲いもない。ましてや管理する人も居らず、入浴料は各自、結わえられている缶に100円を入れるスタイル。


久大本線の天ヶ瀬駅より右手に進み、シャレー水光園の先の階段を川岸に下りていった右側にあるこの共同湯もそのひとつ。共同湯の名称はどこにも書いていなかったような…なので帰ってからあちこち調べて「古湯」だと判明した次第です。


ここは河原より少し高台になったところにある露天湯で、もちろん周りに囲いも何もない。ここで脱衣してたらステージの上のストリッパーの気持ちになりました。


ホースから源泉が掛け流されている浴槽は、およそ3畳間ぐらい広さで、もとはタイル貼りだったのだが、大多数が剥がれてしまっているような状態。廃墟に近い。


ここにやや青みがかったお湯がなみなみと溢れていて、湯の花も多数。味はないが、少なからず硫黄臭が感じられます。まとわり付くような滑らかな入浴感は、ここが実は極上の温泉だと知らせてくれています。


湧き上がってきてそのままのお湯のこと、泉質だけで見れば旅館の温泉より上質です。


実に開放的な温泉なので、この手の浴場に慣れてない方には敷居が高いかもしれないが、ここは勇気を出して試してみるだけの価値がありますね。

・場所:JR久大本線・天ヶ瀬駅
・泉質:単純硫黄泉 81.6℃
・訪問日:2011年9月27日


かあちゃんの元気茶屋 一番列車@天ヶ瀬温泉

2011-10-09 08:03:45 | 料理(ローカルフード)

P1130124

大分県日田市天瀬町、久大本線の天ヶ瀬駅の目の前にあるお店です。ここは地元のおばちゃんたちが地元の産直食材を販売する傍ら、大分の郷土料理の定食を提供しています。

P1130120

メニューはだんご汁セット(800円)、麦とろろセット(800円)、だんご汁・麦とろスペシャルセット(1,000円)の3種類のみ。ちょっと反則だが無理を言ってスペシャルひとつを相方と分けさせてもらうことにしました。(そのかわりいっぱい買い物したから許してちょ!)

P1130122

だんご汁は、味噌仕立ての汁に大根やカボチャ、里芋など具だくさん。その中に団子が横たわっています。このだんご汁は大分県が発祥とされる九州広域に広がる郷土料理で、小麦粉を練って手で引き延ばしただんごを、入れたもの。地域によっては、だんご汁とは呼ばずに「だご汁」と呼ぶところもあるそうですね。

P1130121

とろろ麦飯は山芋がたっぷり掛かっている。ゾワゾワっといただきます。

P1130123

小鉢が景気よく並んでいるが、これはおばちゃんたちが自分の得意料理を持ち寄ってここに出しているそうです。素朴ながら贅沢ですね。

P1130116

このお店はまさにおかあちゃんの味がウリ!実に懐かしい味が郷愁をそそりますね。

  • 営業時間:8:30~17:00
  • 定休日:水曜日、年末年始、お盆
<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?fa=ks&amp;lat=33.255295772799464&amp;lon=131.0245150450791&amp;z=18&amp;datum=wgs&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;layout=normal&amp;submap=close&amp;stmore=close&amp;weather=open&amp;pointer=on&amp;hold=off&amp;home=on&amp;hlat=33.24587484&amp;hlon=131.03502394&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;meta=0&amp;full_tip=open&amp;heat_tip=open&amp;mmc=200&amp;mlc=200&amp;sc=3&amp;qp=2&amp;s=1318114898e2424fcc276881c4030e57945d5de20a&amp;width=320&amp;height=240'></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ

かあちゃんの元気茶屋 一番列車 麦とろ / 天ケ瀬駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5


山荘天水(朝食)@天ヶ瀬温泉

2011-10-07 00:02:27 | 料理(旅館)

P1130079

今回、この上質なお籠りの宿に二泊したので、朝食も2回。1回目は広間にてお膳でいただきます。この広間の中央にお漬物と卵とミルクが用意されていて、ちょっとしたビュッフェになっています。

P1130071

朝はあっさりとあまり手を加えることなく素材を活かした構成ですね。

P1130075_2

P1130074

干物と汲み上げ豆腐が主役を張っています。トマトジュースに見えるのはトマトのジュレです。これが実に美味い。

P1130081

2回目の朝食は場所を変え、ラウンジ「白楽天」でいただきます。窓からの景色はこちらの方がいいですね。

P1130073

この日もちょっとしたビュッフェが用意されていて、このお漬物がどれも美味しい。

P1130183

P1130185

この日は豆腐が揚げ出汁になっていて、パイナップルのジュレが添えられています。なによりも日田米が旨いので、ついついお代わりしてしまいます。これだけ食べたら、もうお昼は食えんかな…と思ったんだが、それでもまた食べれるんですよね。おかげで帰ってから体重がえらいことに…

  • 場所:天ケ瀬温泉
  • 訪問日:2011年9月25~26日
<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?fa=ks&amp;lat=33.252548498845975&amp;lon=131.02378285943837&amp;z=16&amp;datum=wgs&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;layout=normal&amp;submap=close&amp;stmore=close&amp;weather=open&amp;pointer=on&amp;hold=off&amp;home=on&amp;hlat=33.24034557&amp;hlon=130.95777906&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;meta=0&amp;full_tip=open&amp;heat_tip=open&amp;mmc=200&amp;mlc=200&amp;sc=6&amp;qp=2&amp;s=13179128105b5873f37b3e271f6790237cbd3b6df7&amp;width=320&amp;height=240'></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ


山荘天水(夕食その1)@天ヶ瀬温泉

2011-10-05 00:09:50 | 料理(旅館)

P1120982

天ヶ瀬温泉は、別府温泉、由布院温泉とともに大分の三大温泉のひとつとされる温泉。全国的に有名なあとのふたつに比べて実に地味だが、その代わり鄙びた温泉情緒を味わうことのできる風情ある温泉街です。この温泉街からさらに玖珠川の支流の合楽川を上っていった所の渓流にひっそりと構えている旅館です。今年の夏休み(といっても9月の末になってしまったが…)の旅行は、こんな静かな山荘でゆったり2泊のお籠りをしてみることにしました。

P1130027

この旅館の夕食は部屋出しです。スタッフが一品一品ていねいに説明しながらお料理を並べていきます。初めに運ばれて来たのは、食前酒の梅酒に続いて、先付けの銀杏豆腐それと、八寸より大きなトレイに載った酒肴です。

P1130035

この酒肴は焼松茸と春菊菊花和え、秋刀魚卯の花和え、鱒チーズ、蟹菊花寿司、網笠松茸、焼目栗甘露煮、むかごバター焼です。

P1130039

お吸い物は栗のすり流しです。菊の花が華やかです。器もまた味がある。

P1130036

お造りはもみじ鯛引き重ね盛り、カンパチ・鮪の山掛けです。魚の新鮮さは言うまでもないが、それをさらに、梅ゼリーで仕立てる手の込みよう。こりゃぁもう、アートの域ですね。

P1130046

焚合わせです。秋の素材がメインです。

P1130044

P1130048

焼き物は鰆の萩焼きと、有馬山椒焼。それと、オプションの和牛のステーキです。

P1130051

このあと、鍋料理で耶馬溪鶏のきのこ鍋。出汁に入った生姜と、付け合せの柚子胡椒、生七味で、体が温まる。

P1130055

ご飯は日田米。このご飯で雑炊を薦められました。これがまた美味いが、もう胃の容量が限界寸前。

P1130056

デザートは日田梨のコンポート、巨峰、太秋柿です。日田は梨の産地なんですね。これがまたジューシーで美味しい。これら、手の込んだ料理の数々。さまざまな演出があるが、そこにあざとさが感じられないのが見事。それとともに、猫舌で、しかも食事のスピードの遅い相方に合わせて、ゆっくりとしたペースで配膳されてきました。こういった細やかな心遣いが、一流旅館の矜持なんですね。

  • 場所:天ヶ瀬温泉
  • 訪問日:2011年9月25日~27日
<script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?fa=ks&amp;lat=33.252440833394814&amp;lon=131.02335370599593&amp;z=16&amp;datum=wgs&amp;mode=map&amp;type=scroll&amp;layout=normal&amp;submap=close&amp;stmore=close&amp;weather=open&amp;pointer=on&amp;hold=off&amp;home=on&amp;hlat=33.24034557&amp;hlon=130.95777906&amp;ei=UTF-8&amp;b=1&amp;n=10&amp;meta=0&amp;full_tip=open&amp;heat_tip=open&amp;mmc=200&amp;mlc=200&amp;sc=6&amp;qp=2&amp;s=13177408525b5873f37b3e271f6790237cbd3b6df7&amp;width=320&amp;height=240"></script>

更新の励みです!下のバナーをぽちっとしてね
にほんブログ村 旅行ブログへ

山荘天水 旅館 / 天ケ瀬駅
夜総合点★★★★ 4.0


長寿荘@別府温泉(別府温泉郷)

2011-10-04 00:02:14 | 温泉(大分県)

別府温泉のシンボル、竹瓦温泉のすぐ近く、流川通を東に少し入った、スーパーマーケットの裏手にある旅館です。名前からは老人福祉施設のようなイメージだが、旅館…というより民宿のようなお宿です。

ここは素泊まり専門。といっても簡単な朝食サービスがあるということだし、市街地なので、夕食の場所には困らんし、なんといっても一泊一人当たり3,000円という格安に惹かれてここに泊まることにしました。

建物は築100年を超える木造三階建て。バリアフリーとは無縁で、階段も急こう配です。部屋に案内されると、6畳間ふた部屋分あてがわれ、やや広すぎるぐらいで、奥の部屋にはもうすでに蒲団が敷かれています。各所の古さは否めないが、丁寧に掃除されていて不快感はありません。

ここの温泉は貸し切りの1ヶ所のみ。お風呂に入る際は使用中の札をぶら下げて使います。1日3組のみのお宿だからそれができるんでしょう。旅館の規模の割にはゆったりとした浴槽に、やや緑がかったお湯が掛け流されています。

ただしこのお風呂、そのままではかなり熱くて、加水なしに入れたものではありません。蛇口をひねって水をガンガン流し込むが、適温になるまでは風呂桶に温泉と蛇口の水を入れて身体に掛けるだけ。こうやって身体を慣らしてから静々と熱いお湯に入るのだが、この辛さのあまり、思わず悪態を吐いてしまうのはワタシだけ?

しばらく我慢して熱いお湯に慣れてきたら、ようやく冷静にお湯の感触を楽しむことができました。お湯は恐ろしく濃厚。舐めてみたら硫黄臭と少しの金気臭を感じます。まさしくガツンなお湯は身体にガンガン沁みこんでくるような気がしますね。

少しクセのある旅館だが、お風呂は24時間入れるし(ただしお湯掛けの儀式が必要だが…)、サービスの朝食はボリウムもあって美味しいし、何よりもこの値段…別府の定宿になりそうです。

  • 場所:亀の井バス・流川2丁目BS
  • 泉質:ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉 50.3度
  • 訪問日:2011年9月27日