バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

懐華樓(かいかろう)@金沢

2014-01-27 21:53:43 | 料理(甘味)

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金沢駅から「城下町かなざわ周遊バス」をはじめ、一般の路線バスで橋場町BSを降り、南東の方へ少し歩いたところ、ここに金沢三茶屋街のひとつ、「ひがし茶屋街」があります。

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この懐華樓はこの「ひがし」に残る、今でも「一見さんお断り」を守るほんまもんのお茶屋(旧越濱)でありながら、昼間は施設見学とセットで甘味をいただける和カフェとして一般開放しています。建物は「ひがし」の創設当時から残る茶屋建築で、金沢市内でもっとも大きな部類だそう。

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茶屋建築は上階が座敷となるので1階より2階の方が天井の高いことと、通りに面して高欄と張り出しの縁側を持っているのが特徴。

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受付で見学料込みのお茶代を支払ってから先に見学です。輪島塗の階段で2階に上がり、他の団体さんに交じって建物の由緒のほか、お茶屋での遊び方、しきたりなどの説明を受ける。

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それからお座敷の見学なんだが、中でも金の畳の茶室は絢爛豪華。千利休がこれを見たら怒りに打ち震えるやろな。

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和カフェは1階。囲炉裏席、掘りこたつ席合わせて50席ぐらいかな。弁殻格子から柔らかい光が差し込んでくる落ち着いた空間で、ワタシたちは囲炉裏席に座りました。

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注文は黄金ぜんざい(1,800円・入館料込み)と、妻殿は季節のぜんざい(1,300円・入館料込み)。このふたつの違いは黄金が入っているか否かだけ。それほど待つことなく運ばれてきました。

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蓋を開けると…ウワァ!金や!金箔パラパラなんてもんやない。お善哉全体に金箔一枚がはらりと被さって光り輝いている…豪華です。

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ひと思いにこの金ピカに箸を突きたててバラバラに…なんかお大尽になった気分よりも、罪悪感の方が勝るなぁ…やはり貧乏性ですね。

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お善哉は小豆の風合いが感じられる上品な仕上がりで、三色の白玉が程良い口当たりを醸しています。ただし塩昆布は付いていません。残念。

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お善哉単品で金付なら1,300円、金なしで800円。これを高いと考えるか安いと考えるか…やっぱり高いんやろな。でも、貴重な経験をさせてもらえ…っとと考えれば悪くは無いですね。

懐華樓
昼総合点★★☆☆☆ 2.9 <script src="http://tabelog.com/badge/google_badge?rcd=17001373&user_id=100698" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>

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Chez-tani 瀬の本高原店 (シェ・タニ)@瀬の本高原(大分)

2013-10-06 10:41:52 | 料理(甘味)

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由布院からは九州横断バスで1時間10分ほどの筋湯入口BSが最寄り。黒川温泉にも近く、阿蘇と別府を結ぶ「やまなみハイウェイ」沿いという観光コースとしては絶好のロケーションにある洋菓子のお店です。この辺りは大分県と熊本県の県境近くに広がる「COCO VILLAGE(ココヴィラージュ)」と称する高原リゾートで、フレンチレストランやスパ、ギャラリーなど、個性あふれる施設が集積したエリア。

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その中でもいちばん多くのお客さんを集めているのがこのお店です。お隣の「界 阿蘇」で連泊した二日目の昼間、あまりの朝食のボリウムのお蔭で昼食を食べることができなくなったので、ここで何か購入してお部屋に持って帰って昼食代わりにすることにしました。

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店内に入ってみると、入り口周辺は焼き菓子やジャムなどを販売しているショップになっていて、その奥が作り立てのスウィーツがいただけるホールになっています。このホール、一面ガラス張りになっていて、阿蘇の雄大な景色を一望しながらケーキバイキングがいただけるとのこと…これこそこのお店の人気の所以なんですね。

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お店に入ってまず目についたのがパン。ワタシも妻殿もパンが好物なので自然と目が行きます。チーズパンと胡桃レーズンのパンがあったのだが、悩んだ末に胡桃レーズンを。

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スウィーツはシナモンのケーキとレアチーズのケーキを選び、コテージのテラスでいただきます。シナモンのほうは、軽めの口当たりのなか、シナモンの豊かな香りが口の中に広がります。

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レアチーズは見た目に反して、重厚な口当たりで、重層的なチーズの風味が実においしい。どちらも目にも鮮やかな仕上げもいいですね。丁寧に作られた感があります。

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パンのほうは持ったらズシッと重い、しっかりした仕上がり。レーズンの爽やかさと胡桃の食感と…このハーモニーがいいですね。軽い昼食のつもりだったが、意に反してしっかりした昼食になりました。

Chez-tani 瀬の本高原店
昼総合点★★★☆☆ 3.3 <script src="http://tabelog.com/badge/google_badge?rcd=44000468&amp;user_id=100698" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>

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登泉堂@今治

2010-10-14 22:45:44 | 料理(甘味)

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今治商店街の入り口、ドンドビ交差点から3筋ほど東へ。北へ少し入った住宅街の中に現れた実に昭和チックなお店。ここは苺のかき氷で地域では超有名店である甘味のお店です。なんでも、このイチゴシロップは採りたての新鮮なそのままシロップにして熟成させたものだと…期待できますね。ところが、入店してみると壁に「今年の氷いちごは終わりました」との張り紙が…はい、春先に生の苺を使って大量に作り置きするものの、それを売り切ってしまうと補充できないと…今は9月末。当然といえば当然ですね。

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残念だが仕方ない。伊予柑(570円)のカキ氷をお願いすることにします。主力商品は苺に譲るとしても、さすが柑橘類の本場・愛媛だけのことあって、爽やかで甘酸っぱい伊予柑そのままの風味が氷に染みています。これももちろん本物の伊予柑をそのまま濃縮したもの。美味いやないですか。

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同行者は和三盆(650円)の氷を。こちらは徳島産の手作りの和三盆糖をシロップにしたものとは徳島県で造られる手作り砂糖です。和三盆特有のまろやかであっさりした風味が氷の瑞々しさを増幅させますね。それはそうと、氷自体も美味しい感じがします。この絶妙なシャリシャリ感、これは氷の質の良さとともに、かき氷機の刃の調整がいいからなんですね。けっこうええ値段ではあるが、温かいお茶とともに、ほっこりできるお店です。

  • 営業時間:9:00~19:00
  • 定休日:日曜(8月は無休)
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登泉堂 甘味処 / 今治駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


霧の森菓子工房 松山店@松山(大街道)

2010-10-10 09:25:38 | 料理(甘味)

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伊予鉄市内電車の大街道電停から北へ、松山随一の商店街、大街道のアーケードとは反対側。ここも大街道ではあるが、地元ではロープウェイ街と呼ばれている通り沿いのお店です。松山城に登るロープウェイがここから出ているからそんな通称になっています。松山城に登る途中のお昼前にたまたま発見、ふらっと立ち寄ってみました。

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ここは通販で大人気のお菓子、「霧の森大福」のお店なんですね。たまたま席が空いていたので店内でこのお菓子をいただくことにします。イートインだとお茶のサービスもあるんですね。かなりお得です。

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このお菓子は、いわゆる大福餅に愛媛・新宮村のかぶせ抹茶をまぶしてあるもの。中身は餡に加えて生クリームも入っている。ふわっと柔らかい餅を口に含むと、抹茶の風味が広がってくるとともに、クリームのまろやかさがそれに加わる。和菓子とは思えぬ味わいで、人気なのも理解できるなぁ…

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サービスのお茶、これがまた美味しい。これも新宮茶なんですかね。店内でお茶も販売しているようだし、かなりお茶へのこだわりがあるようです。まったりお茶とお菓子をいただいていたら、団体さんがやってきて大福が次から次へと売れていく。あっという間に大福が売り切れました。平日だからよかったんだが、土日だと開店前から行列ができて、すぐに売切れるとか…

  • 営業時間:10:00~19:00
  • 定休日:月曜
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霧の森菓子工房 松山店和菓子 / 大街道駅県庁前駅勝山町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5


御福餅 本家@二見浦

2010-09-22 23:57:26 | 料理(甘味)

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JR二見浦駅から名勝・二見浦の方へ少し歩いたところ。メインの通り沿いにある和菓子のお店です。

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伊勢の名物といえば「赤福」が圧倒的に強く、この「御福餅」は陰に隠れてしまいがちだが、こちらも老舗。店内でひとつひとつ手造りされていて、その様子を見ることができる。回転する丸い台の中心から餅がニュっと出てくる様はユーモラス。

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赤福の本店では、夏場は赤福氷で人気を集めているが、この御福餅本家でも赤福に負けじと御福氷(500円)を出しています。この御福氷は、カキ氷の上に御福餅を二つトッピングしている。氷の中に赤福を忍ばせている赤福氷よりダイナミックですね。また、最初から抹茶が掛かっている赤福氷とは違い、こちらは自分で掛けるスタイル。

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この手の餅は、甘すぎてややもすると食べ飽きてしまうのだが、氷と一緒ならサクサクいただける。氷の上に乗ってるにもかかわらず餅が柔らかい状態でいられるのは、今、目の前でこの御福餅を作っているという新鮮さの成せる技なんでしょうね。

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この御福餅の餡は2条の波になっていて、3条の赤福と見分けられます。ちなみに、赤福は五十鈴川の流れを表しているのに対し、この御福は二見に打ち寄せられる豊穣の波の形をイメージしたものとのこと。

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今回、ついでに「御福MAC(マック)」をいただいてみました。

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これは御福餅の餡を使用したアイスキャンディーのことで、MACとは「Merchant Adzuki Beans Candy」だそうです。小豆の風味を殺さない素朴な甘さで大変美味しい。棒が斜めに刺さっているのが面白いですね。

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ここ御福餅 本家と赤福 二見支店は家一軒を挟んだ並びで対峙しているが、さすがにこの二見はお福のホームグラウンド。赤福はちょっと遠慮がちになっていますね。

  • 営業時間 9:00~17:00
  • 定休日 無休
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御福餅 本家 和菓子 / 二見浦駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


喫茶ママ@鹿児島(天文館)

2010-02-10 09:20:44 | 料理(甘味)

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鹿児島のご当地グルメとして、今、もっとも注目されているのが「白熊」ではないでしょうか。本格的な白熊を出してくれるとしてネットで評判の、この「喫茶ママ」を訪れてみました。場所は鹿児島の繁華街、天文館のにぎわい通りのアーケード内、有名な鹿児島ラーメンのお店「こむらさき」のすぐ近くです。店内はこれぞ純喫茶、実に昭和チックです。この店を取り仕切っているのは、店の名前からは想像できない、むくつけき親父さんです。

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ここの、ちょっと高級な白熊(800円)を注文すると、しばらくしたらガリガリと氷を削る音が店内に響いてきます。運ばれてきた白熊は、スイカ、メロン、ミカン、バナナが贅沢に氷の上に盛られ、手作りの練乳が掛けられています。新鮮なフルーツがこのお店の真骨頂。しかし、それに加えて濃厚な練乳もいい感じだな。それにしてもこんな真冬に白熊を注文する酔狂な客に、即座に対応できるのが凄いな。西瓜はどのようにして入手するのでしょうか…

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ここのコーヒーも濃厚なタイプで、苦味のなかに深い薫りが漂う絶品。ネット情報では開店が8:30、20:00閉店とのことだが、これは店主の気分次第でころころ変わるようなので要注意。現にワタシが店を辞した直後(17:00頃)、店主がお店を閉めて焼酎を求めて自転車で走り去って行きました…

  • 営業時間:一応8:30~20:00だが気分次第
  • 定休日:不定休
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喫茶ママ 喫茶店 / 天文館通駅いづろ通駅高見馬場駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0