バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

長湯歴史温泉伝承館 万象の湯@長湯温泉

2019-11-21 08:31:24 | 温泉(大分県)

豊肥本線・豊後竹田駅から路線バスで40~50分ほどのところ。長湯温泉は街の中央に流れる芹川に沿って旅館や共同場が点在するとともに、ところどころに飲泉所が整備されている閑静な温泉街です。


この「万象の湯」は温泉の中心部より上流の位置、豊かな田園地帯にある入浴施設です。ここは以前は農協の米穀倉庫だったのだが、それを改造して造られた、ここでは比較的新しい施設のようです。


広い浴室の中央に大きな浴槽が横たわっていて、その中に褐色のお湯が掛け流されています。ここのお湯は、長湯のほかのお湯より温度が高く、色も臭いも味も、それぞれが濃いように感じる。


この浴槽の端っこに一人が入っていっぱいの小さな浴槽があり、ここには冷泉が底面から湧いています。お湯(お水?)はメインのお湯とは対照的に澄明で、金気臭とともに強力なシュワシュワ感。褐色の湯の華がひらひらと大量に舞っています。


この冷泉こそ白眉。最初は冷たいが我慢して浸かっていると、だんだん温かく感じるようになってくる。それはそうでしょう。その頃には体中に気泡がビッシリ張り付いているのだから…


しかも、もっと温かくなりたければ、すぐ横の温泉に浸かればいい。この交互入浴を繰り返していたら時間を忘れてしまいそうになります。


元農協だけあって地元食材を使ったバイキングレストランがあったりします。今回はいただくことができなかったが、次回ここを訪れるときにはぜひともお料理を味わってみたいですね。

・場所:大野竹田バス・桑畑BS
・泉質:マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉 49.3℃
・訪問日:2010年1月25日



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